京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

皆様、良いお年をお迎えください

2014-12-31 05:57:21 | 京都めぐり


今年一年間、私の拙いブログに御訪問いただきありがとうございます。
退職生活の記録にと一昨年5月にブログを開始し、来年で2年になります。
そして私の退職後生活も2年を迎えようとしています。
退職直後は慣れない生活で体調を崩し、入院生活も経験しましたが、
今では仕事に行かない生活にも慣れてきたようです。
退職直後からまだ働いていた妻の手助けになればと、無謀にも、
主夫見習い宣言をし、初めて家事一切を経験してきました。
妻は今日付けで無事定年退職を迎えることができました。
年明けからは、私一人の定年後生活でしたが、これからは、
妻と二人の定年後生活になります。
どんなことになるのやら、楽しみでもあり、不安もあります。
来年も今年同様、京都の街を散策し、四季のうつろいと季節の草花や行事など、
また大好きな美術館めぐりもブログに投稿したいと思います。
来年も宜しくお願いいたします。


年の瀬の新年準備の景色をお届けします。
まずは、京都の代表的な神社の一つ、平安神宮です。
正月の参拝数は、伏見稲荷大社が圧倒的に多く、次いで八坂神社、
北野天満宮、平安神宮などとなります。

鷹天門です。





特別な新年の飾り付けはなかったですね。





鷹天門の鬼瓦です。





京都御苑近くの護王神社です。
足腰の神社として有名です。
新年を迎える飾り付けも出来上がっています。












羊の大きな絵馬が飾られています。










狛犬ならぬイノシシです。










ここも、お参りする方が絶えません。
本殿です。










お酒の神様で有名な松尾大社です。
四条通りの東端は八坂神社、西端に松尾大社があります。










大きな絵馬です。





お酒の神様らしく、献酒が非常に多いのです。





樽うらないです。






酒の資料館もあります。














年の瀬の新年準備、法然院と高桐院

2014-12-30 05:26:32 | 京都めぐり

昨日の散策は銀閣寺に近い法然院です。
白砂壇の模様が変わっているはずです。
どんな景色になっているのか楽しみにでかけました。
着いたのは朝の8時過ぎ、訪れる観光客も少なく静謐そのものです。

きれいに掃き清められた参道は気持ちがいいです。









また、読者の皆様にクイズです。
白砂壇の模様を答えていただきましょう。今回は簡単です。













答え
新年にふさわしい、「寿」と「梅に水の流れ」でした。
ちなみに、砂壇の上に置かれた小さな包みですが、
猫避けです。観光客が訪れる時間には、片付けられますよ。





池には白の陶器の壺が置かれています。
池に反射し、逆さ壺もいいですね。





境内の景色です。















講堂も閉まっています。











鐘楼です。
大晦日には撞かれるのでしょうか。





ひさしぶりに法然院の説明板も載せておきます。

すぐ近所の安楽寺です。
すっかり、落葉して初冬の景色です。










新年準備の大徳寺高桐院も紹介しましょう。
皆様にまたまた質問です。
高桐院の新年準備とはなんでしょうか?

山門です。私はここでわかりました。
参道の青竹が真新しいのです。





答えは、参道の青竹の交換です。










真新しい参道の青竹、きれいです。





境内の景色も少しアップします。












昨日の散策ー御金(みかね)神社、薬祖神祠

2014-12-29 05:47:17 | 京都めぐり

京都は拝観寺院が多いのですが、神社も多いように思います。
世界遺産の上賀茂神社や下鴨神社、今外国人に大人気の伏見稲荷大社などは、
私も散策でも訪れ、私のブログにも投稿してきました。
そういうメジャーな神社ではなく、ひっそりとした神社もあります。
もうすぐお正月ですから、少し変わった神社を紹介したいと思います。

今日ご紹介するのは、「御金(みかね)神社」と言います。
この神社は京都市中心部の、西洞院御池を北に上がったところにあります。
小さな神社ですが、訪れる人が絶えません。

古くから金神(こんじん)さんと呼ばれ、地域から親しまれています。
その名の通り、全国で唯一「お金」の神社なのです。
御神祭の金山昆古神は、金銀銅の通貨を支配しているそうです。
また、金属類の神様でもあり、家屋の建設に使う機械道具関係者も訪れるそうです。

読者の皆様にも金運アップをお届けします。

まず驚くのが、金色の鳥居です。
門松も置かれ、新年準備も万端です。





本殿です。





これも金色です。





御神木の銀杏、今はすっかり落葉しています。
ビルの間にひっそり伸びています。





落葉した銀杏の葉を財布に入れておくと、金運アップするようです。





銀杏型の変わり絵馬が売られています。





願いを込めた絵馬が吊るされています。





「宝くじがあたりますように」、「お金に困りませんように」、
「五億円あたりますように」などが書いてあります。
なかなか、世俗的な願いをきいて下さる神様のようです。






次に向かったのは、御髪神社を北進し、二条通りを東に入り
烏丸通りに出るまでに薬祖神祠(やくそじんし)というのがあります 。
小さな社で民家の間にポツリとそれはあります。
祭神は大巳貴命(おおなむちのみこと)、 小彦名命(すくなひこなのみこと)、
大国主命(おおくにぬしのみこと)、神農、ヒポクラテスも祀られています。
この社は、医療、医薬品事業の繁盛の信仰を集めているのです。





拝殿は全面ガラス張りになっていて、 本殿は拝殿奥にあります。
ガラスを通して拝するわけです。





神農です。






鴨川に寄りました。
丸太町通りから北を見た景色です。
北山は雪のようです。寒いはずです。











昨日の散策ー嵐山嵯峨野、御髪(みかみ)神社

2014-12-28 05:40:22 | 京都めぐり

初冬の嵐山嵯峨野をライトアップする「嵐山花灯路2014」も終わり、
観光客が少ないやっと静かな嵐山嵯峨野に戻りつつあります。

昨日は私のいつもの定番散策コースを歩きます。
まずは、嵐山渡月橋からスタートです。










野宮神社の横を通り、竹林の小路を歩きます。
先日の花灯路のときは、身動きもとれないほどでした。
冬でも美しい竹林の景色に癒されます。










大河内山荘前を北進し、常寂光寺に向かう途中に、小倉池があります。
ここはよく野鳥撮影に来られる方も多いのです。
いつもは、小倉池の前を通りすぎるのですが、静かな風情に誘われ、
道路の反対側にある御髪神社に寄ってみました。
長い間、歩いているコースですが、立ち寄ったのは初めてでした。





この御髪神社は、日本では唯一理容・美容の神社です。
藤原鎌足 の末孫、藤原采女亮政之公が祀られています。
説明板によりますと、亀山天皇の(1259~1274)時代に、
宮中の宝物係であった藤原基晴卿が、宝物紛失の責任をとり、下関に居を構えました。
その三男の政之公が、生計を助けるため髪結職を始めたのが髪結業の始祖とされ、
後に亀山天皇の御陵に近いこの地に建立されたそうです。
現在でも理髪業者の信仰が篤く、境内には髪 を納祭する髪塚があります。

髪塚です。




朱色の玉垣、色があざやかです。





絵馬です。





この絵馬には、美容師国家試験に受かりますように、からハゲませんようになど
切実な?願いが込められています。
よく見てみますと、有名タレントの絵馬もありました。











散策の途中、目にしたサネカズラとカラスウリ










落柿舎もひっそりしています。














パソコン復活と私事雑感

2014-12-27 18:08:47 | 定年後生活

先週土曜日、突然私のタブレットに不具合が生じました。
メーカーに電話すると、回収修理が必要とのことです。
買換えも検討しましたが、慣れ親しんだタブレットなので、修理することにしました。
メーカー対応は早いもので、翌21日(日)には宅配業者が回収に来ました。

そして23日には、故障箇所などの丁寧な電話があり、
昨日午後には、修理完了したタブレットが宅配業者から届けられたのです。
すっかり、新品のようになっていました。

内心、年内いっぱいは帰ってこないと思っていましたので、
メーカーの素早い対応には本当に驚き、感謝です。


その間、いつもとは違う生活を送り、少し落ち着かない日々でした。

理由の一つはタブレットが使えなかったことです。
毎朝、このブログに投稿し、日中読者の方々の記事を読ませていただき、
コメントを書いたりするのが日課でした。
それが全くできなかったのです。

そしてもう一つは、妻が日中家にいたことです。
ブログにも書きましたが、妻は今月末で定年退職です。
妻は有給休暇をとっていたのです。

この2年近く、妻の手助けになればと、毎日私が夕飯を作ってきたのですが、
休みの間、妻が夕食を作ってくれたのです。
私としてはとても嬉しいのですが、それがどうも落ち着かないのです。

それに私は、毎日の散策を日課にしていたのですが、
妻が家にいる間、散策に出れずにいたのです。
妻が家の中でゴソゴソやりはじめると、私もつい同じようなことをしているのです。

一日は妻は自分のクローゼットに入り、衣類の整理をすると言うのです。
処分品がでるはでるは、ゴミ袋6つ分です。
私はそれを車で京都市の古着回収場所へ持っていきます。

翌日は、庭の掃除です。
先日に続き植え替えや樹木の選定、古くなった ラテイスなどの処分です。
私も一緒に付き合い、ついでに年末のゴミ処分と一緒に、
京都市のクリーンセンターに持ち込みです。

このような、いつもと違う生活に、私は少し戸惑っていました。

その妻も実質昨日で、仕事納めとなりました。
抱えきれないほどの花束やプレゼントなどを持って帰ってきました。

私は、「○○さん、ほんとうにお疲れさまでした。
これからは、ゆっくりしてね」と言いました
私の偽ざる気持ちです。
妻からは「ありがとうございます」と返ってきました。


明日からは、妻は毎日家にいます。
昨日までは、私一人の定年後生活でしたが、これからは二人です。
どんな生活になるのでしょうか。
楽しみでもあり、多少の不安もあります。

私の主夫見習いは卒業となるのでしょうか。


ところで、明日からはまた散策にでるつもりです。
師走、年の瀬の京都の景色をお届けしたいと思います。


追記
クリスマスですが、今年はローストチキンを焼こうと思っていました。
ところが、妻は最後のご奉公ということで、24日と25日遅くまでお仕事でした。
結局チキンを焼くのは諦めました。
また、来年再チャレンジします。



























お知らせと雪の天授庵と無鄰菴

2014-12-21 05:47:53 | 京都めぐり


お知らせいたします
昨日からタブレットパソコンの不具合が生じております。
メーカーに連絡しましたら、回収修理するとのことです。
それで、しばらくの間メーカー修理に出しますので、その間ブログ更新できなくなります。
違うパソコンに接続しなおしても良いのですが、、、。

申し訳ありませんが、その間、メールのやり取りもできません。
早ければ年内には復旧すると思いますが、、、、、。


今日ご紹介するのは、雪の天授庵と無鄰菴です。
まずは天授庵です。





南禅寺の三門が見えます。





本堂東の枯山水庭です。


















南庭に行きます。




























書院からの景色です。






無鄰菴です。
外塀に柿です。




























岡崎の疎水です。








雪の南禅寺と南禅院

2014-12-20 05:50:00 | 京都めぐり

寒い日が続いています。
昨日は妻が退職前の有給休暇消化でお休みでした。
いつもは散策に出るのですが、今日は取り止め、妻と買い物にでかけました。
平日朝からの買い物に少し違和感も覚えます。
昼からは、妻が鉢物の植え替えをすると言うのでお手伝いです。
ついでに春咲きの球根もたくさん植えました。楽しみです。
何気ない一日ですが、妻におつきあいして、あーでもない、こーでもないなどと、
たわいもない会話をしながら一日過ごしました。

今日の投稿は一昨日訪れた南禅寺です。
朝、嵐山渡月橋にでかけた後一旦帰りました。
もう雪も止むと思ったのですが、しつこく小雪が舞い続けます。
また、出かけることにし、向かったのは南禅寺です。
雪の南禅寺も良かろうと思ったのです。
紅葉シーズンの時は、広い境内も観光客で溢れていましたが、
平日で雪のせいでしょうか、静かな景色です。
怒られそうですが、観光客の少ない南禅寺はいいですね。


三門です。





少し雪が舞ってきました。










境内です。










法堂です。










振り返り三門を撮影します。





方丈前です。





法堂です。





雪を被ったサザンカ





水路閣、いつも観光客でいっぱいですが、静かです。





南禅院に入ります。






















落葉と雪





















天授庵と 無鄰菴 にも寄りました。
明日アップします。







雪の嵐山渡月橋、宝厳院、天龍寺

2014-12-19 05:47:13 | 京都めぐり

昨日朝起床し、外を見ると少し積もっています。
北海道や北国の大雪被害を思うと不謹慎ですが、少し浮き浮きです。
いつも通りに朝食を済ませ、嵐山渡月橋に向かいました。
途中道路はほとんど積もっていませんが、アイスバーン になっている箇所もあります。
嵐山渡月橋に着いたのは、7時半です。
少し雪足らずですが、初雪の嵐山渡月橋です。
京都市内の積雪は2cmだったそうです。

















嵐山渡月橋、私の定番スポットからです。





法輪寺をズームします。





渡月橋の車道は雪はありませんが。歩道だけ残っています。





紅葉ごしに一枚





渡月橋を西に歩き、宝厳院の方に向かいます。










宝厳院です。

















宝厳院前の羅漢さんです。










雪を被った傘地蔵さんです。





天龍寺境内です。
遠くに見えるのは庫裏・方丈です。

















選佛場です。





ちょうど、雲水さんが托鉢に出かけるところでした。
足下は雪ですが、素足に藁草履です。寒そうです。






境内の山茶花も雪化粧です。





昨日朝の金閣寺です。
嵐山から行こうと思ったのですが、ライブカメラをチェックすると、
ちょっと雪が少なめなのでとりやめました。
ライブカメラの画像です。


















『日本国宝展』 日曜美術館

2014-12-18 05:31:44 | 美術・博物館

今日もとても寒い朝です。
暗い外を見てみると、うっすらと雪が積もっています。
京都市内も初雪が降ったようです。
前日、北海道ではひどい被害も出ていましたが、今日も心配です。
皆様も十分、お気をつけください。

今回久しぶりに、 日曜美術館をとりあげます。
12月初旬まで紅葉めぐりに忙しく、なかなか美術関係の記事を投稿できませんでした。
私は定年後の趣味のひとつが美術館めぐりです。
そしてNHKの日曜美術館は、初心者にもわかりやすい美術の解説が行われ、
毎回楽しみに視聴しています。

今日紹介するのは、『国宝が、好き! ~時空を超える“美”の物語~ 』です。





これは、東京で開催されていた『日本国宝展』の紹介です。
もう少し近ければ、私も是非とも足を運びたかった展示会です。
日本国宝展は、1990年と2000年に開催されていますが、両方でなんと、
計120万人動員と言いますから、「日本国宝展」恐るべしです。
その人気の日本国宝展が14年ぶりに東京国立博物館で開催されたのです。
出展されるのはすべてが国宝です。

番組で紹介された国宝を紹介します。

「国宝 元興寺極楽坊 五重小塔」
今から1,300年前の奈良時代8世紀の建造物の作品です。
高さ5.5m、本物の五重塔の1/10の大きさです。
構造もすべて本物と同じような作りです。










「国宝 玉虫厨子」奈良法隆寺
飛鳥時代7世紀の作品です。
教科書に出てきた記憶があります。
高さ2.3m、仏像や経典を収める工芸品です。
透かし彫りの内側には、タマムシの羽が使われています。





「国宝 木造阿弥陀如来両脇侍坐像」京都三千院

平安時代12世紀の仏像です。





一体目は「観音菩薩坐像」





もう一体は「勢至菩薩坐」です。
非常に穏やかな顔つきです。





「国宝 善財童子立像」奈良安部文殊院
鎌倉時代13世紀の仏像です。
振り返りながら合掌しています。
作者は鎌倉時代の名仏師快慶です。





「国宝 合掌土偶」
縄文時代後期のもので、青森県八戸市で出土したものです。





「土偶 縄文のビーナス」
縄文時代中期のもので、長野県で出土したものです。





「国宝 土偶 仮面の女神」
縄文時代後期のもので、これも長野県での出土です。
死者への捧げ物だったのではと考えられています。





「国宝 中空土偶」
縄文時代後期のもので、北海道で出土されています。





「国宝 土偶 縄文の女神」
縄文時代中期のもので、山形県の出土です。
高さ45cmの最大級土偶です。





「国宝 扇面法華経冊子」
平安時代12世紀の作品です。
扇形の紙に法華経の経文が書かれています。





「国宝 山越阿弥陀図」京都禅林寺
鎌倉時代13世紀の作品です。
雲に乗ってやってきた菩薩、山の向こうには人びとを極楽浄土に導く阿弥陀如来。
如来の背後には満月の絵が描かれています。
この絵は臨終のとき、北枕に横たわり、極楽浄土がある西側に置かれたそうです。






「国宝 支倉常長像」(慶長遣欧使節関係資料のうち)宮城仙台博物館蔵
17世紀の作品です。











釘抜地蔵

2014-12-17 05:53:42 | 京都めぐり

非常に寒い朝です。
全国的に今日明日、爆弾低気圧で天気が荒れるようです。
皆様も十分、お気をつけください。

今日は、西陣織で有名な京都・西陣の、釘抜地蔵を紹介します。
地元の方からの信仰がとても厚く、多くの人が絶えず訪れます。

釘抜地蔵、正式には光明遍照院石像寺という浄土宗の寺院です。
ですが、地元の人はほとんど、「くぎぬきさん」と親しんで呼んでいます。

千本通りに面しています。





くぎぬきさんという変わった名前の元々の由来は、
弘法大師の作とされる、 地蔵堂に安置する石造地蔵菩薩立像が、
諸々の苦しみを抜き取るというので、苦抜地蔵と呼ばれたそうです。
それが、なまって釘抜地蔵になったというのです。

でも、一説には、手の病気に苦しむ町人の夢に地蔵菩薩が現れ、
手に刺さっていた 二本の釘を抜いて救ったことから、
釘抜地蔵と呼ばれるようになったとの伝えもあるそうです。

境内には弘法大師三井の一つという加持水があります。
またこの地は、鎌倉時代初期の歌人、藤原定家、
家隆が住んだ所とも言われており、
定家らの墓と伝えるものもあるそうです。

境内の様子です。
大きな釘抜きと二本の釘が地面に突き刺さっています。



















境内の様子、朝早かったので参拝者はまだ少なかったです。






あちこちに釘抜きが、、、、。















釘抜きの絵馬が本堂にかけられています。











ここは、いつもお参りする人が絶えません。





みなさんがお参りして、お願いしているのは。
なかなか太っ腹なお地蔵様です。







妻の定年退職

2014-12-16 05:27:32 | 定年後生活

寒い日が続いています。
あまりの寒さに散策に出る気になりません。
ひさしぶりに、私事の出来事を投稿します。

今年いっぱいで妻が定年退職します。還暦です。
本人希望で65歳まで 雇用延長できるのですが、退職することになりました。
私としては、ホッとしているところです。

会社からは強く雇用延長を要請され、本人もかなりの迷いもあったようです。
そんな時、私は「もうそろそろいいんじゃない、ゆっくりしたら」と言いました。

私は昨年3月に定年退職した後、妻の手助けになればと家事全般をするようにしました。
妻や子どもたちが、退職前「お父さん、これから何をするの」という問いに、
私は「主夫見習いする」と宣言し、子どもたちを驚かせ2年近くなります。
私が家事をほとんどしたことがないのは、子どもたちも知っていましたから、
何を血迷ったのと思ったかもしれません。

退職後は毎日5時に起床、パンを焼き、朝食づくりです。
6時半に朝食をとり、妻が7時半に出勤します。
そのあとは、朝の散策や美術館にでかけ、昼食前には帰ります。
昼食後は、掃除や食材の買い物、洗濯物の片付け、庭の掃除、
そして一番大変だったのが夕食づくりです。
私は在職中、ほとんど食事を作ったことがありません。
お湯を沸かせば、すぐ忘れて鍋をカラカラにしては怒られていました。
それで、妻の強い要請で、ガス調理からIHに切り替えました。

料理本やクックパッドを片手に、和食、中華、洋食にチャレンジです。
最初は匙加減もわかりませんでした。1カップ?,大さじ?。
それでかなりヘルシオメニューに頼りましたが、料理のコツを覚えると楽しくなり、
アレンジしながらいろいろチャレンジしました。
今ではだいたい何でも作れるようになりました。
やってみるものですね。
妻が仕事が終わり、職場を出るときメールしてもらいます。
私は急いで最終の仕上げをして、家に着いたらすぐに食事できるようにします。

でもたまには私も手抜きをして、スーパーの惣菜を食卓に出したいと思うのですが、
妻は買ってきた惣菜は美味しくないと言います。
仕方がないので、すべて私の手作りです。


パンづくりも同じです。
食パン、フランスパンやバケット、あんパンやピザ、さまざまな菓子パン、
惣菜パンも作り、孫たちにも食べてもらいました。
ひとおおり作った今は、毎朝の手づくり減塩パンが日課のひとつです。
やはり焼き上がりが一番美味しいのです。

私は腰痛持ちで、在職中は掃除機を持つのが苦手でした。
退職後、ルンバにしようと思ったこともありましたが、
毎日掃除機をかけていると、コツもわかり、腰痛にもなりませんでした。


妻が退職後、私の生活が大きく変わるのか、少し不安もあります。
以前会話していたら、妻は退職後の食事づくりがプレッシャーだと言うのです。
パンづくりは妻はできませんし、妻が退職後も私が作ります。
昼食はお互い好きなものを作って食べます。
夕食は二人で作ってもいいし、私が引き続き作ってもいいと内心思っています。

妻には退職後は、ゆっくり、のんびりしてもらいたいのです。
好きなことにチャレンジしたらいいと思っています。
勿論、旅行などにも行きますが、なにせ私が高所恐怖症で飛行機が苦手です。
以前はヨーロッパなどに行きたい、行きたいの連発でしたが、私が「娘と行ったら」
といつも言うので、最近は言わなくなりました。
国内旅行中心になりそうですが、ぶらぶら遊んでみようかと思っています。
でも本当は、私は旅行は出不精で京都の中にいるほうが好きなのですが、、、。

最近、妻は料理と編み物を勉強したいと言います。
私は「いいじゃないですか」と言いました。
また時間ができたら花いじりもしたいようです。
季節の花をもっと植えて、楽しめればいいと思います。

私は退職する前、半年過ぎたら時間をもて余すと周囲から言われました。
でも私に関しては、少なくともそんなことは全くなかったです。
することが多すぎて、もう少し一日の時間がほしいと思っています。


年明けから、私の第二章の定年後生活が始まります。
はたしてどうなることやらです。














ロームイルミネーション

2014-12-15 05:40:25 | 2014 紅葉

今日はローム株式会社(京都市右京区)のイルミネーションをお届けします。
ロームは1995年から本社周辺でイルミネーションを行っていたのですが、
東日本大震災の年から中断していました。
それが市民の再開を要望する声も強く、4年ぶりに再開されたのです。

ロームのイルミネーションは市内最大規模です。
本社周辺の街路樹68本に、約60万個の発光ダイオード(LED)や、
電球が飾り付けられ、 冬の夜を明るく照らします。

私はいままで、1,2回訪れていて、再開を待ちわびていたひとりです。
イルミネーションは12月25日まで午後4時45分~10時まで点灯されます。


五条通に面している、高さ約10mの二本のヤマモモの木に装飾されています。











メタセコイアの木々20本にイルミネー ションが張り巡らされ、
並木道がまばゆいばかりの輝きに満ち溢れます。












本館前の公園では光の画像が照らし出されています。












ヤマモモのイルミネーション、色が変わります。















森の手づくり市 下鴨神社

2014-12-14 05:32:29 | 2014 紅葉

昨日の散策は、下鴨神社で開催される森の手づくり市にしました。
日中青空なのですが、寒い寒い一日でした。
森の手作り市は、下鴨神社糺の森で2010年の秋からスタートしています。
アクセサリー、布小物、革小物、陶器などさまざまな手作り雑貨や、
焼き菓子、パン、移動販売車も出て、食事もできます。
ふだん静かな糺の森ですが、この日ばかりは賑やかな一日になります。





少しですが、まだ散り紅葉が楽しめる少ない場所です。















糺の森に400を越えるブースが両サイドに並んでいます。











森の音楽会も行われています。
若い女性グループが歌っていました。










まだ残る散り紅葉です。















参道を遊覧馬車が通ります。


































京都嵐山花灯路2014

2014-12-13 05:37:38 | 京都めぐり


京都の嵐山一帯をライトアップする「京 都・嵐山花灯路」が昨晩から始まりました。
今月の21日まで開催されます。

紅葉シーズンが終わり、観光客が少なくなるこの時期、
初冬の京都の新たな風物詩にと2005 年に始まり、今年で10回目です。
でも私が見に行ったのは今回が初めてです。
二尊院や野宮神社など8カ所で夜間特別拝観もあり、点灯時間は午後5時~8時半です。
昨年は110万人が来場したそうです。

初日の昨夜は、あいにくの雨です。
しかし、予想通り大勢の人で、歩くのもままなりません。
特に竹林の小路は、大渋滞です。

私の嵐山渡月橋も定番撮影スポット





渡月橋の上から嵐山を撮影





渡月橋の西側からも一枚





嵐山公園でも光の行灯





竹林の小路に向かいます。
天龍寺前を通りますが、道中も光の行灯で誘導がされています。












身動きがとれないほどではないですが、雨も降り、
傘をさす人も多くて歩くのも大変です。
天龍寺前を通り、野宮神社を横切り、竹林の小路を大河内山荘まで歩きます。





















生け花もライトアップされています。






















雨が降っていなければ、二尊院や落柿舎まで行きたかったのですが、
大混雑で中止しました。

やはり夜の撮影は難しいですね。


ライトアップコースは以下の通りです。





案内書の画像です。
こういうのを撮りたかったのですが、三脚なしでは無理でした。
大混雑の中では迷惑をかけるのと思い、持っていかなかったのです。
やはりプロの写真は違いますね。














一昨日の散策ー東福寺

2014-12-12 05:27:49 | 2014 紅葉

一昨日、伏見稲荷大社の帰り道、東福寺に寄りました。
もう紅葉は終わっているはずなのですが、訪れる観光客は多いです。
私たち同様、最後の散り紅葉を味わいに来たのかもしれません。


臥雲橋からの景色、すっかり落葉しています。





橋の上の反対側はまだ紅葉が残っています。





東福寺保育園の桜、まだ咲いています。










通天橋に入ります。
通天橋から臥雲橋を見た景色、やはり落葉しています。





境内のまだ紅葉が残っている木々を撮影しました。





通天橋から方丈を見た景色















































すっかり落葉の絨毯です。










東福寺も見納めです。
また来年ということで。