京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

常寂光寺の紅葉

2015-10-31 13:19:46 | 2015紅葉

本日2回目、嵐山嵯峨野紅葉の続きです。
嵯峨野常寂光寺も「色づき始め」です。


山門の近くの駐輪場前、すでに紅葉しています。





山門から入ります。






仁王門前はまだ青紅葉のままです。





仁王門をくぐると、先日までは青紅葉一色でしたが、色づいています。















本堂に向かう階段を上ります。









階段から見える仁王門、真っ赤に染まるのは来月中旬でしょう。





建て替え中の本堂、完成間近のようです。











京都市内眺望





本堂の横は色づいています。





本堂庭園も色づき始めです。





紅葉情報では多宝塔付近がかなり色づきとのことです。
さあ、どうでしょうか。
多宝塔、かなりの色づきです。






標高が高くて、陽当たりが良いせいでしょう
紅葉もすすんでいます。















下山します。
いつもの私の定番スポットから一枚





参道や庭園に咲き誇っていたホトトギス、もう終わりです。





ツワブキは見頃続きです。





展示館では絵画の展示会が行われていました。





展示館前の老爺柿





これからは、日一日紅葉がきれいになっていきます。
紅葉ピークのときにまた訪れます。











紅葉開始 嵐山、宝厳院、天龍寺、祇王寺

2015-10-31 05:23:09 | 2015紅葉

夏日も続いた10月ですが、先週あたりから気温がぐんと下がってきました。
それを待ちかねたように、京都のあちこちで紅葉し始めました。
京都の紅葉情報を見ると、先日まではほとんどが「青葉」でしたが、
今は「色づき始め」が多くなってきました。あっという間です。
嵐山、嵯峨野も紅葉開始です。

嵐山の山肌が色づきはじめました。















紅葉の名所宝厳院も紅葉開始です。















天龍寺境内に入ってみましょう。









境内の紅葉もきれいになりつつあります。




















祇王寺に行く前に通る落柿舎
完全に秋の装いです。










二尊院の紅葉の馬場色づきはじめですが、今ひとつのようなのでスルーです。

祇王寺です。





嵯峨菊が出迎えてくれます。





相変わらず青苔がきれいです。





青苔の上に落葉















見上げれば、陽当たりの良いところから色づき開始です。



























当日は常寂光寺にも寄りました。
ここは多宝塔付近がかなり色づいていました。
午後にアップします。




洛北曼殊院、修学院離宮、赤山禅院、圓光寺の紅葉チェック

2015-10-30 05:24:04 | 2015紅葉

昨日向かったのは洛北曼殊院、赤山禅院です。
今年も紅葉シーズン中には訪れますが、昨日は色づきチェックです。

まずは曼殊院です。着いたのは拝観開始前の8時です。
曼殊院は左京区一乗寺にある天台宗寺院です。
竹内門跡とも呼ばれる門跡寺院で、青蓮院、三千院、妙法院、毘沙門堂門跡と並び、
天台五門跡の1つです。
国宝の黄不動画像や曼殊院本古今和歌集をはじめ、多くの文化財もあります。


勅使門、まわりはまだ青紅葉です。















少し色づきはじめです。










それでも少しは色づいている木々もあります。















赤山禅院に向かう途中、修学院離宮に寄りました。
ここは拝観予約した方以外は入れません。
門の奥が少し色づいています。










赤山禅院です。
左京区修学院の天台宗の寺院で、延暦寺別院の一つです。
京都御所から表鬼門の方角にあり、方除けの神として古来信仰を集めたところです。
京都の紅葉の名所の一つでもあります。





日本最古 都七福神のノボリが立っています。











本堂です。





地蔵尊堂の前に今年も寒桜が咲いています。
紅葉シーズン中、紅葉と桜のコラボ、なかなか見れない光景です。





















境内には多くのお参り場所があります。






三十三観音と十六羅漢



















赤山禅院をでて、紅葉の名所圓光寺の前を通ります。





ドウダンツツジが赤くなっています。










このコース、また紅葉シーズン中にお届けします。
帰り道、刈り取った稲の稲架(はさ)掛けを見ました。











菊が見頃、季節の花

2015-10-29 18:10:56 | 京都花めぐり


本日2回目の投稿になります。
あたたかい10月でしたが、先週あたりから気温が下がり、秋らしくなってきました。
遅れていた紅葉もこれから少しずつすすむでしょう。
秋を代表する花、菊もそろそろ見頃になってきました。
現在植物園で観菊会が開催されていますが、北門近くの会場にも菊が展示されています。


























今の時期の山野草です。
やはり菊が多くなってきました。

冬イチゴ






マツムラソウ





ノコンギク





オキナワギク





ゴマナ?





リンドウ





ツルソバ





イワバノギク





ナカガワノキク





ヤブムラサキ





イナカギク











先日も紹介しましたが、秋の桜です。

子福桜





冬ザクラ





四季ザクラ





十月ザクラ






サルビアレウカンタ





わが家の表庭にも二種類の小菊が咲き始めました。
ハナモモが葉を落としはじめ、ドウダンツツジが赤くなってきました。
中庭のハナミズキは紅葉見頃ですが、いつも控え目のモミジは相変わらず青いままです。




秋の大徳寺散策

2015-10-29 05:25:31 | 寺院・庭園

私の好きな大徳寺高桐院は四季の景色をたびたび投稿しますが、
大徳寺のその他の伽藍や寺院はほとんど取りあげていませんでした。
理由はいつもは広い境内をほとんど通らずに高桐院に行くのです。
今回はひさしぶり寄り道し、通常の門から入ります。

大徳寺は有名な寺院ですので、御存知の方も多いと思います。
鎌倉時代末期に大燈国師が開創した、臨済宗大徳寺派の大本山です。
室町時代の応仁の乱で荒廃しましたが、有名な一休和尚が復興させました。
豊臣秀吉が織田信長の葬儀を営み、信長の菩提をとむらうために寺領を寄進、
それを契機に戦国武将の塔頭建立が相次ぎ隆盛を極めました。

また茶といえば大徳寺と言われますが、 現在も茶の湯ともっとも深い関係にあります。
勅使門から三門、仏殿、法堂、方丈などの七堂伽藍が完備しています。

広い寺内を気ままに撮影散策です。
まずは南門です。





境内に植えられているのは松です。
松が多いのは妙心寺や建仁寺、相国寺などの臨済宗各本山に共通しています。










有名な三門です。





千利休によって増築された三門の二階部分を金毛閣と称し、
利休の像を安置したことから秀吉の怒り をかい利休自決の原因となったと言われています。





勅使門、これも立派です。





それでは境内をぶらぶら歩きます。
石畳の両側には小石が敷き詰められ、塔頭寺院がならびます。

徳禅寺





黄梅院





千体地蔵塚





リンドウ





瑞峯院





三門の裏側










仏殿









広い境内ですが、ところどころ一部紅葉しています。





真珠庵
一休和尚を開祖として創建された寺院です。
境内には茶道の祖、村田珠光のお墓もあります。





松の木がとても印象的です。





大仙院










芳春院





坐禅会案内がでています。
大徳寺は本山では坐禅会をやっていないのですが、塔頭寺院でいくつか開催されています。





龍泉庵は主に外国人を対象にしているようです。





聚光院
笑嶺和尚に参禅した千利休が檀家となって多くの資財を寄進した寺院です。
以来茶道三千家の菩提所で、 境内には利休はじめ三千家歴代の墓所があります。









いつも紹介している高桐院です。





少しずつ色づきを増しています。















正受院





最後に境内で見つけ、びっくりしたもの。
平康頼之塔になにやらあります。





近づいてびっくりのウルトラマン人形でした。





誰かの落とし物か、可愛いいたずらでしょうか。


秋バラ、コスモス、「きのこ展」、最後にハロウィン

2015-10-28 05:24:48 | 京都花めぐり

ひさしぶりに日曜日午後も車で外出です。
向かったのは植物園、土日の二日間「きのこ展」が開催されていたのです。
植物園正面入口近くの駐車場に車を止めようとしたら、駐車場待ちの長い列ができています。
いくら日曜日とはいえ、こんなに混んでいるとは予想外でした。

まずは秋バラです。
春ほどの品種数はないのですが、ちょうど見頃です。
バラのほのかな香りが鼻をくすぐります。
いくつか撮影しましたので御覧ください。























青空に黄色のバラ、きれいでした。













































次はコスモス、これも見頃でした。
多くの方が撮影しています。





















黄色のコスモス





ベージュ色のコスモス















八重咲きのコスモス










花びらがフクロのようになっています。





続いて会館展示室の「きのこ展」です。





入ってびっくり、大勢の人です。
キノコ愛好家は思っていたより多いようです。










京都で採れるキノコが展示されています。





変わり種をいくつか紹介します。
キノコスタンプ、子供たちに人気です。





セミノハリセンボン
セミの死骸を餌に、キノコが生えます。





カエンタケ
テレビでよくでてくる猛毒キノコです。





一番驚いたのが、Mycobookです。
myco(菌類の)book(本)を合わせた造語だそうですが、本からキノコが生えています。











温室前に大勢の仮装した人を見つけました。
北山ハロウィンの企画でした。
私はハロウィンがいまいちわからないのですが、、、、、、。
なんでも北山ハロウィンは今年で18年目だそうです。
カボチャカービングや仮装パーティー、行列などが毎年行われ、
日曜日は植物園内で終演が行われていたのです。










面白い仮装がたくさんありましたが、一番驚いたのはこれです。
お人形さんのような二人はほとんど動かずに、ときどき、機械のような動きをするのです。










養源院、東山観音寺、東福寺、真如堂

2015-10-27 05:27:31 | 2015紅葉

日曜日朝、よく晴れた青空なのにいつもより気温が低く、日中も風が強い一日でした。
あとで聞くと木枯らし一号だそうです。
この日は、いつもは散策ですが、車を使いました。
紅葉シーズンは自家用車は考えられませんが、今のうちはまだ駐車場も空いています。

日曜日の朝7時、東本願寺前の烏丸通りの車も空いています。
街路樹が色づき初めです。





思いついて向かったのは養源院、三十三間堂の真向かい(東)にあります。
血天井や俵屋宗達の杉戸絵が有名です。
春、本堂前の見事な枝垂れ桜を楽しみに毎年訪れます。





紅葉もきれいな参道ですが、まだ青紅葉です。





山桜の大木が色づいています。





三十三間堂の東門、朝日を受けて朱色がきれいです。





次に向かったのは東山観音寺です。
泉涌寺に近く、紅葉の美しいところです。
しかし、まだ境内は青紅葉です。










ここは早朝からお参りする人が絶えません。
本堂です。










多宝塔





大師堂





境内のツワブキが見頃です。





次に向かったのは東福寺です。
拝観時間前なので、駐車場に車を止め、臥雲橋の景色を撮りにいきます。

臥雲橋からの景色、少し色づき初めです。
















最後はぐっと北上し、真如堂です。
やはり車は早いです。





赤門からの景色、少しずつ色づいています。





















参道脇はまだ青紅葉が多いです。






三重塔















境内を一周します。
本堂の東と北は青紅葉のままです。















陽当たりが良い本堂前











三重塔横の枝垂れ桜





境内の花






シュウメイギクは終盤です。






ホトトギスはまだ見頃です。
































真如堂近くの寺院






背の高いシオン





吉田山山荘





宗忠神社






やはり車は移動が楽です。
いつもは午前中の散策で終了ですが、この日は午後もでかけました。
明日にお届けします。




嵐山嵯峨野散策(2)

2015-10-26 05:22:12 | 2015紅葉

一昨日の嵐山散策の続きです。
昨日は嵐山渡月橋→宝厳院→天龍寺→竹林の道→小倉池でした。
今回は落柿舎→清凉寺→北嵯峨野→広沢池です。

常寂光寺の近くのお家にきれいな花が咲いていました。
奥様が外でお掃除されていましたので、許可をもらい撮影しました。

小菊がきれいです。





白のフジバカマです。
毎年高く伸びるので昨年カットしたら、今年は花が小ぶりだそうです。





ツワブキ





珍しい八重の花のツワブキです。
八重は初めて見ました。









カラスウリ





二色咲きトリカブト










シュウメイギク





お花に元気をもらい、散策後半です。
落柿舎、すっかり秋景色です。














一部色づいています。





落柿舎前より小倉山





紅葉の名所宝筺院、ここも拝観時間前です。
毎年紅葉シーズンには必ず訪れるところです。





嵯峨野清涼寺山門(江戸時代)





山門の金剛力士像撮影しました。










本堂





清涼寺は古くから由緒ある寺院です。





清涼寺から北嵯峨野散策です。
すっかり稲刈りが終わり、冬野菜を植えています。










コスモスはピークが過ぎつつあります。










広沢池












昨日から朝晩の気温がずいぶん下がりました。
暑かった秋も終わりのようです。
これからは日一日、紅葉がすすみはじめると思いますので、御期待いただきたいと思います。








明治の天才洋画家 五姓田義松

2015-10-25 19:59:05 | 美術・博物館

投稿が遅れましたが、久しぶりの日曜美術館です。
今回は明治初期の天才洋画家 五姓田義松(1855-1915)です。





私は以前から 五姓田義松の絵画を高く評価していましたが、
あまり知られていないことが気になっていました。

今年は没後100年ということで、義松の出身である神奈川の県立歴史博物館で、
「 五姓田義松ー最後の天才展 」が開催されています。
展示作品はデッサンなども含め800点という膨大な作品数です。
あらためて光があたり、日本洋画のパイオニアとして正当に評価されてほしいものです。

今日、日本洋画のパイオニアとして知られているのは、「鮭」で有名な高橋由一です。

高橋由一の有名な「鮭」明治10年頃





その由一よりも早く油絵の技を極め、黒田清輝より早くパリに行き、
日本人で初めてパリのサロン に入選します。
また明治皇室から仕事を依頼されるほどの画家が 五姓田義松だったのです。

「御物 孝明天皇御肖像」明治11年










義松は10歳のとき、英国人画家・ワーグマンに入門し、洋画の技を学びます。
そこへ1年遅れてやってきたのが30歳年上の高橋由一でした。
義松は恐るべきスピードで上達し、日本を代表する画家へと成長していきます。

義松10代の作品「自画像」





10代とは思えない完成された写実の人物画作品です。
やっと洋風文化が普及しはじめた時代、義松は一気に西洋画のわざを極めるのです。

「婦人像」明治4年頃





「向島白髭神社近傍」明治7年頃 水彩画





「横浜西太田ノ村落」明治5年頃





膨大なデッサンの数々



















「婦人像(横浜婦人)」明治7年
義松の母の肖像です。





次は衝撃的な作品です。
義松が二十歳のとき最愛の母の最後を描いたものです。
亡くなる前日の姿、描ききった義松と息子を見つめる母の姿、感動を覚えます。

「老母図」明治8年





明治10年の第一回内国勧業博覧会で、義松は日本の頂点に登り詰めます。





義松は高橋由一をおさえて最高賞を受賞します。その作品です。

「自画像」明治10年





義松は西洋絵画の本場パリに渡ります。
パリで勝負し名を上げる野心がありました。


「西洋婦人像」明治14年





パリに来て3年、日本人として初めてサロン入選を果たします。

「人形の着物」明治16年
孫の人形の着物を縫う祖母





しかしその後パッタリと評価されなくなります。
時代は光の表現で革命を起こした印象派の画家たちが台頭しはじめていました。
義松の写実の画風は流行遅れになっていったのです。

ルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレット」





失意うちに6年でパリを離れ、イギリス、アメリカにも渡りましたが、
義松が評価されることはありませんでした。

帰国後は肖像画が多くなりました。

「浅田氏肖像」明治23年





日本の画壇では義松より11歳若い、黒田清輝が影響力を強めていました。
義松は日本でも時代遅れの画家になっていたのです。

黒田清輝「湖畔」明治30年





義松後半生の作品です。

「田子ノ浦図」明治25年





「江ノ島図」明治29年





「富士図」明治38年





神奈川県に行きたいのですが、ちょっと遠くて残念です。









嵐山の紅葉、昨年と比較してみました。

2015-10-25 05:31:24 | 2015紅葉

既にお知らせしていますように、今年の京都の紅葉は昨年より遅いようです。
今月は秋晴れの晴天続きで、しかも日中は夏日になるなどかなりあたたかいのです。

美しい紅葉の条件は、好天が続き葉が日光を十分に受けている。
最低気温8℃以下の日が続き、昼夜の寒暖の差が激しい。
さらに夏の気温が高く、雨量が多い場合は、さらに美しくなるようです。

それでいうと、京都は夏は猛暑で、今も好天続きですが、最低気温はこのところ12~15度です。
もう少し冷えないと紅葉は進まないようです。

昨日向かったのは嵐山渡月橋です。
昨年の同時期に嵐山を撮影していますので、今年と比較するためです。
昨日嵐山に着いたのは7時前、嵐山は朝日を受けています。


昨日(10/24)の嵐山渡月橋です。















次は、昨年(10/25)の嵐山渡月橋です。
やはり今年は色づきが明らかに悪いです。











今回もカワウ発見です。水に潜り魚を捕食していました。





いつものコースを歩きます。
今年もミシュランガイドで三ツ星を獲得した嵐山吉兆





高級外資系ホテル翠嵐





玄関前の1本が紅葉しています。










紅葉の名所宝厳院、外からですが紅葉はまだまだです。





それでも陽のあたるところは色づきはじめです。





天龍寺方丈・庫裏、まだ拝観開始前です。










境内は少しずつ色づいています。









ピンクと白のサザンカが見頃です。










勅使門と放生池にかかる石橋










竹林の道を歩きます。
ツワブキが見頃です。





いつ来てもここは美しいと思う。
日中は混雑するところですが、朝早くは観光客がほとんどいません。















大河内山荘も拝観前です。





小倉池、昨日も野鳥撮影の方々が撮影待機中でした。





明日に続きます。
嵐山の紅葉ですが、来週火曜日以降は気温もかなり下がるようです。
紅葉の見頃は来月20日前後になると思います。



鷹峯 光悦寺、源光庵、常照寺

2015-10-24 05:18:55 | 寺院・庭園

連日の青空続きで、散策日和です。
向かったのは、洛北鷹峯の光悦寺、源光庵、常照寺です。
今年は琳派400年、京都の美術館では琳派の作品の展示が目白押しです。
その琳派の源流、本阿弥光悦が徳川家康から洛北鷹峯の地を拝領して、作ったのが芸術村です。


鷹峯街道、当時の芸術村の面影は今では全く感じられません。





街道沿いに老舗の店舗、松野醤油があります。
江戸時代から続き、店内には天保11年(1840)の味噌麹仲間の鑑札が残っています。
現在の建物は嘉永2年(1849)築だそうです。





まずは光悦寺です。
やはり紅葉はまだまだです。





参道の長い石畳はいつ来ても美しい景色です。





中門です。





石畳の上は、空を遮るような青もみじです。
紅葉シーズンはきれいに色づきます。





中門から拝観受付まで、さらに石畳が続きます。





青紅葉の間から、鷹峯の山が見えます。





一部は色づいています。





拝観受付前です。










駐車場前が一番紅葉しています。





光悦寺の道路を挟んだ向かいにも圓成寺があります。
中の撮影は禁止ですので、外だけ撮影します。















つぎは迷いの窓、悟りの窓で有名な源光庵です。
昨年はJR「そうだ京都行こう」に採用され、ひどい混みようでした。
私は臨済宗の座禅しか経験がなかったため、曹洞宗の座禅も知りたくて、
源光庵の早朝日曜座禅会に参加したことがあります。
かなり違うのに戸惑ったことがあります。










本堂前です。





境内の秋の花です。

シオン




ホトトギスです。















白のフジバカマ





次は常照寺です。





吉野太夫寄進の大門「吉野門」





本堂です。
紅葉はまだまだ、青紅葉のままです。










また紅葉シーズンに訪れることにします。









山茶花と早咲き椿

2015-10-23 05:25:04 | 京都花めぐり

一昨日の植物園の続きです。
園内には山茶花が見頃開始です。

サザンカ 白





サザンカ 日の出富士





サザンカ 朝倉





椿圓では早咲きがいくつか咲き始めています。
椿は年明けの1月以降が見頃開始なので、今の開花は早いです、


淡乙女





臘月(ロウゲツ)





菊冬至





千代田錦











綾妙蓮寺





その他の花も撮影しました。

コスモス
やはりきれいですね。










ダリアもきれいでした。















彼岸花に似た花、ネリネです。
ヒガンバナ科で、ヒガンバナより1ヵ月ほど遅れて開花します。
外来種でふだん私たちが見慣れているヒガンバナと色合いが違います。










青空に映えてきれいなレオノデイスレオヌルヌ





秋に咲く子福桜、花数が増えました。





菊や紅葉にはまだ早かったですが、一方で早咲き椿を見れるとは思いもしませんでした。
ちょっと変な感じがしました。




ガーデニングコンテスト、菊花展

2015-10-22 05:24:50 | 京都花めぐり

秋晴れの日が続いていますが、この2,3日は日中の最高気温が25度超えの夏日です。
さすがに暑く、街で行き交う人の半袖姿もチラホラ目につきます。
時期的にはもう少し涼しい秋晴れになってほしいものです。
この気温ですから、京都の紅葉は遅れそうです。
それでも今は秋の観光シーズンに入っていますので、観光客は多くなっています。
昨日、用事で金閣寺前を車で通ったのですが、金閣寺の駐車場に入りきれずに、
観光バスや乗用車の長い列ができていました。

昨日の散策はまたまた植物園です。
ガーデニングコンテストと菊花展が開催されています。


植物園正門前の街路樹はかなり色づいています。





ガーデニングコンテスト
今年は10作品と少なかったです。





最優秀賞 京都府知事賞





優秀賞 京都府植物園長賞






府立鳥羽高校華道・茶道部の作品






府立鳥羽高校華道・茶道部の作品 優秀賞 植物園協会長賞





京都府造園協同組合理事長賞





その他

























今年も20日から恒例の菊花展が始まりましたが、このあたたかいお天気続きで、
菊花の開花は遅れています。
見頃は11月に入ってからでしょうか。





電車仕立てで幼稚園児に人気で、中で遊んでいました。
でも開花遅れが目立ちます。










咲いている菊花を撮影しました。

























来月また訪れて見ましょう。
ところで、昨日はPM2.5が関西にも多く飛んできました。
そのせいでしぃうか、青空も少しカスミぎみでした。
マスクしようと思いましたが、暑いときは息苦しくなるのでやめました。
家に変えると、さっそく目がシュクシュクです。











青空の下、京都御苑散策

2015-10-21 05:22:14 | 京都めぐり

朝から秋晴れです。
青空がとてもきれいだったので、ひさしぶりに京都御苑を散策しました。


歴史の舞台に幾度かでてくる蛤御門から入ります。









鉄砲の痕跡?





背後の山は東山如意嶽(大文字)です。
画像では見えないですが、いつもは大の字がはっきり見えます。






清水谷家の椋の大木











京都御苑の周囲















建礼門






閑院宮邸跡











大きな松が植えられ、門から建物玄関がすぐ見えないようになっています。





建物全景図










州浜











京都迎賓館正面入口





迎賓館の北側は親子の森です。
森の中の図書館










京都御苑のまわりを歩きます。





猿が辻です。
東北の角は鬼門とされ 築地塀の角を欠いて、日吉山王社の神のお使いの猿を祀っています。
この猿が夜な夜な ぬけだしては通行人にいたずらするため、金網で封じ込めた と伝えられています。
幕末に尊皇攘夷派の姉小路公知が何者かに襲われた「猿が辻の変」が、このあたりで起こりました。










京都御苑の北西にある銀杏の大木、少し黄色になっています。











予約拝観の方々





山茶花が咲いています。










京都御苑は紅葉もきれいなところですが、まだまだ先のようです。
それでも一部は色づいています。





京都御所秋の一般公開は10月30日から11月3日です。
これからの冷え込みによりますが、少しは紅葉も見れるでしょうか。




少しずつ秋めく南禅寺の散策

2015-10-20 05:27:56 | 京都めぐり


昨日の散策は南禅寺です。
着いたのは8時前、朝陽が三門を照らしています。
この時間は観光客も少なく、静かなひとときを味わうことができます。
南禅寺境内の紅葉はまだまだですが、それでも少しずつ色づきはじめています。


朝日を受けた三門










三門をくぐると青苔がきれいです。
でも紅葉はまだまだです。





三門をふり返った景色、青空がきれいです。





法堂です。





法堂前の線香を灯す火





法堂の仏様






法堂から見た三門





方丈、庫裏前





一部色づいています。





天授庵の塀の上が少し色づいています。










天授庵に入ってみましょう。
山門を入るとシュウメイギクが出迎えてくれます。





小さな門をくぐります。










東庭の枯山水庭園です。










南庭の池泉回遊式庭園です。
ほとんど紅葉していないです。















ツワブキが咲いています。






一部紅葉











池の中の鯉が気配を感じてか寄ってきます。





書院前のススキ





白壁にシュウメイギク





天授庵を出て、永観堂まで歩きます。
南禅寺勅使門の屋根





塔頭寺院の庭









途中、色づいた紅葉





永観堂の入口部分、一部色づいているのを撮影しました。















あと、1ヵ月もすれば南禅寺も永観堂も紅葉の見頃になります。
またその頃にもう一度訪れることにします。