京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

護王神社 本日夏越の大祓 茅の輪くぐり

2021-06-30 17:04:26 | 京都めぐり


 京都御所の西側、烏丸通沿いの護王神社で、毎年6月30日に夏越大祓の神事(百度祓、大祓式、茅の輪くぐり)が執り行われます。
 百度祓では太鼓を打ち鳴らしながら、参列者全員でお祓いの祝詞「大祓詞(おおはらえことば)」を三回唱和します。
 大祓式では神職がお祓いの神事を執り行い、参列者は古式に則って人形(ひとがた)に自身の罪や穢れを移してお祓いを受けます。
 最後が茅の輪くぐりです。神職と参列者全員で和歌「みなづきの なごしのはらえするひとは ちとせのいのち のぶというなり」を唱和し、茅の輪を三回くぐります。
 しかし、新型コロナウイルスの感染拡大がまだ続いている状況下につき、参列者の参加はとりやめ、神職だけで神事が行われます。





狛犬ならぬ狛猪





茅の輪くぐり









紫陽花の花手水


















新緑と青苔が美しい祇王寺 姫ユリ

2021-06-28 06:46:50 | 京都めぐり


 久しぶりに新緑と青苔が美しい祇王寺を訪れました。





拝観入口門の屋根





草庵

























茅葺山門












新緑の勢いが良く、草庵が隠れてしまいます。

























紫陽花





ヒメユリ(姫百合) 
原産地 日本、朝鮮半島  英名『スター・リリー』
主に西日本に分布し、6月頃に濃い橙色(緋色)のクッキリした6弁花が咲きます。
小ぶりな花で、星形に開いた花が上向きに付きます。









青苔がきれいです。






























檀林寺









清涼寺山門






植物園の夏ツバキ 沙羅双樹の花の色

2021-06-27 06:58:07 | 2021 花


 仏教の三聖木の一つとされる沙羅の木は、インド原産のフタバガキ科の樹木で、耐寒性に弱く日本では温室以外では育ちません。
それで日本ではツバキ科の夏ツバキを沙羅の木(沙羅双樹)としました。
 夏ツバキの花期は6月~7月初旬、花の大きさは直径5cm程度、花びらは5枚で白く雄しべの花糸が黄色くなっています。
朝に開花し夕方には落花する一日花です。
 平家物語
『祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり、
 沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす』とされる沙羅双樹は、夏ツバキのことです。
 お釈迦様が最期を迎えるときの場所が、2本の沙羅の木の下だと言われており、沙羅の木を沙羅双樹とも呼ぶようになったようです。
 仏教と関係が深いことから、菩提樹と一緒に寺院に植えられていることが多いです。













































 タイやカンボジア、ベトナムなどの寺院では「ホウガンノキ」を沙羅の木として植えています。

 ホウガンノキの花 植物園温室撮影





初夏の花 コオニユリ、カサブランカ、ネムノキ、イヌヌマトラノオ、エゾミソハギ、ハクウンキスゲ

2021-06-26 06:55:29 | 2021 花


 初夏の花です。

コオニユリ(小鬼百合)
北海道、本州、四国、九州の山地の草原や湿原に生育しています。
















カサブランカ













リリウム レウカンツム










ネムの木













イヌヌマトラノオ





エゾミソハギ





ハクウンキスゲ









アガパンサス





ハマギク





フサフジウツギ





メラレウカ







京都御苑の夏ツバキ

2021-06-24 06:31:08 | 京都めぐり


 京都御苑の夏ツバキ見頃です。
場所は京都迎賓館の東塀の「染殿井」と呼ばれるところです。
この付近は平安時代前期、最初の摂政になりその後の摂関政治の始まりとなった、藤原良房の邸「染殿第」のあった場所です。
その井戸の遺構が「染殿井」と呼ばれています。

























京都迎賓館の裏になります。





母と子の森の図書館





コオロギの里





ヤブミョウガ





革堂行願寺の蓮が開花、紫陽花

2021-06-22 06:45:37 | 京都めぐり


 寺町丸太町を少し南に下がったところに革堂行願寺があります。
西国観音霊場の第十九番札所として全国的に知られる名刹で、創建は寛弘元年(1004年)、一千年以上の歴史をもつお寺です。
宗派は天台宗、開基は行円上人、御本尊は千手観世音菩薩です。
御詠歌  花を見て いまは望みも 革堂の 庭の千草も 盛りなるらん









駒札




境内の蓮が咲きはじめました。

































桔梗





境内の紫陽花























ササユリ、オウゴンオニユリ、ゴールデンスプレンダー、リーガルリリー、スカシユリ

2021-06-21 06:42:20 | 2021 花


  ユリが少しずつ咲きはじめてきました。
 ササユリに続き、オウゴンオニユリも開花しました。

 ササユリ
















オウゴンオニユリ
オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)の原産地は対馬です。
花の形や姿がオニユリとよく似ていて、オニユリの変異種であるといわれています。
オニユリは伸びた茎の先に、濃いオレンジ色の花を咲かせます。
オウゴンオニユリは、花の色は薄い黄色をしています。
日本に自生しているユリの1つですが、対馬にだけ自生しています。
ですが対馬でも数が激減しているそうです。









ユリ ゴールデンスプレンダー




リーガルリリー





スカシユリ















水無月の嵐山、渡月橋

2021-06-18 06:41:33 | 京都めぐり

 
 久しぶりの嵐山、渡月橋です。
コロナウィルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の影響で、京都の観光地はどこも閑古鳥が鳴いています。
京都を代表する観光地の嵐山も例外ではないです。
天龍寺前の通りの店舗はシャッターが下りたままで、観光客もほとんど見かけないです。

嵐山渡月橋
定番撮影スポットですが、いつもは観光客が多いのですが、今回は誰もいません。













商店街





























渡月小橋





嵐山モンキーパーク
圧倒的に外国人観光客が多いところですが、コロナ以降はサッパリです。





































亀山茶屋






続きます。