京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都御所秋の一般公開

2014-10-31 14:55:56 | 京都めぐり

毎年恒例の京都御所秋の一般公開が始まりました。
今年は10月30日~11月5日の1週間です。
私は昨日の公開初日に行ってきました。

宜秋門から入りますが、その前に手荷物検査があります。
初日ですが平日でもあり、ここでの行列はありませんでした。





御車寄、昇殿を許された者が正式に参内する玄関です。
毎回、きれいな生け花が飾られます。





諸夫大夫の間と襖絵です。















今回、新御車寄の前に牛車(八葉車)が置かれています。
これは、大臣や公卿などが使用したもので、牛車の中は畳3畳ほどの
スペースがあるそうです。
ちなみに乗り降りは、後ろから乗り、牛を外して前から降りるそうです。










月華門です。





承明門と承明門から紫宸殿を見た景色です。









いつもは閉じられている建礼門も、一般公開の時は開けられます。





生け花です。


















紫宸殿の南庭、白砂が敷かれた広い庭です。





紫宸殿





高御座(たかみくら)、天皇の玉座です。





清涼殿、天皇の日常生活の 場として使われた御殿です。





中庭と渡り廊下





小御所、諸々の儀式が行われた場所です。










御池庭





御学問所と襖絵















御常御殿に入りますが、青空がとてもきれいです。





御常御殿は室町時代以降、天皇の日常の生活の場として利用されました。





御内庭の紅葉





襖絵





今回展示された杉戸板
「両王母」





「四季花鳥図」





見学が終わると広い庭にでます。
ここは、春は桜がとてもきれいです。





清所門を出て見学が終了です。
初日ということもあり、テレビ取材が来ていました。
私が宜秋門に入る頃はテレビ局が5、6社来ていて、
清所門を出た方にインタビューしていました。
その様子が夕方のニュースで流されていました。





いかがでしたでしょうか。
私にとっては素晴らしい一日でした。









昨日の二尊院、竹林の径、落柿舎、嵐山渡月橋の紅葉

2014-10-31 05:22:48 | 2014 紅葉

昨日も素晴らしい青空に恵まれました。
この数日、絶好の散策日和が続いています。
昨日は、人出が多くなる朝のうちに、もう一度嵐山方面に散策にでかけました。
二尊院の紅葉チェックができていなかったのです。

二尊院です。
総門は先日まで工事用のシートで覆われていましたが、いつもの景色に戻りました。
ここは「紅葉の馬場」と呼ばれる参道が見所ですが、まだ見頃は先です。
見頃は11月半ば以降でしょう。
参道だけ撮影しました。




















一部紅葉しているのを撮影しました。











先日も訪れたたばかりですが、落柿舎です。
去来がいた数百年前と変わらないような落柿舎の趣です。









去来も楽しんだであろう、落柿舎から見える小倉山の景色です。






常寂光寺から竹林の方に散策します。
竹林の径、まだ朝早いせいか観光客も少ないです。
凛と天に伸びる青竹は、いつも見ても美しいと思うのです。










昨日朝の嵐山渡月橋の景気です。
前日も訪れていますが、朝のほうが山肌がきれいに見えるようです。





嵐山の山肌にズームします。
来月半ばになれば、もっと嵐山は赤く染まります。





まだまだ見頃は先ですが、それでも色づき始めた嵐山は風情があります。
私は嵐山から、嵯峨野へとゆっくり、秋の色づきを探して歩くのがとても好きです。