京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

植物園バラ展と秋の草花

2014-10-25 16:13:28 | 京都めぐり


本日二回目の投稿になります。
先日(一週間前)訪れた、植物園の「バラ展」、投稿のタイミングが遅くなりました。
植物園会館の展示室で、バラ愛好家によるバラの展示が行われていました。
いくつか紹介しましょう。
春のバラの方が好きですが、秋バラもいいですね。
バラは華やかです。















































野外のバラ園も見頃です。
背景の山は比叡山です。











初秋の山野草はだいぶ姿を消しつつあります。
季節は着実に足どりを進めているのがわかります。
今は野菊などが目につくようになってきました。


マツムラソウ





ノコンギク






シュウメイギク(キク科ではありません)






ツリフネソウ





シロツリフネ





アケボノソウ





チャノキ(茶の木)





イナカギク





ヤブサンザシの実





オハラメアザミ





エゾノコンギク






今は、毎年恒例の観菊会も開催されていますので、またお届けできるかと思います。





御室八十八ヵ所めぐり

2014-10-25 05:22:37 | 2014 紅葉

世界遺産仁和寺の裏山に、御室八十八ヵ所霊場があります。
本家の四国八十八ヵ所巡礼に行けない人には、ありがたいプチ巡礼体験です。

ここの存在は、前から知っていたのですが、今まで機会がありませんでした。
妻は子どもたちが小さい頃、子どもたちと一緒に登っていました。
私は現役時代、子育ては妻に任せっきり(反省)で、一緒に行ってないのです。

退職後のいま、やっと 八十八ヵ所めぐりにチャレンジということで、
秋晴れの昨日、行ってきました。

そもそも、御室八十八ヶ所は文政10年(1827)が始まりのようです。
江戸時代の当時は、四国八 十八ヶ所の巡拝が困難な時代であり、
そこで仁和寺29世門跡の本願で、四国八十八ヶ所霊場の砂を持ち帰り、
仁和寺 の裏山に埋め、その上にお堂を建てたのが始まりとされています。
約3kmにわたる山道に、八十八のお堂(札所)が点在し、
それぞれのご本尊・弘法大師をお祀り されています。

一番札所からスタート、8時49分です。





坂道を登ります。
札所と札所の間はとても短いのです。
次の札所が見えているでしょう





御婦人方がおしゃべりしながら私を追い抜いていきます。





二十三札所あたりから、京都市内の眺望です。





萩の花を見つけました。
もうすっかり終わったと思っていたので、驚きました。





四十三札所あたり、愛宕山が見えます。





四十八札所あたりに、「成就山(じょうしゅさん)頂上、標高236m」
の看板が立っていました。





京都市内の眺望です。
私は高所恐怖症で高いところは全くダメなのですが、
まわりに木々があると平気なのです。
同じく京都市内を一望できる如意ヶ嶽(大文字)は怖くてダメです。
















双ヶ丘(古代古墳群)が眼下に見えます。
オレンジ色に紅葉した葉の上の黒い建物が仁和寺の二王門です。





後は大方下りです。
私は平地はそれなりの距離を歩いても平気なのですが、
筋力低下ゆえでしょうか、坂道、特に下りは足がカクカクします。
悲しいかな、お年寄りの方々にも追い抜かれてしまいました。





五十二番札所





八十一番札所






やっと、 八 十八箇所結願所です。






最後にもお参りし、終了です。
時間は10時58分、私の老脚で約2時間でした。





もう一度、来た道の仁和寺境内を通ります。
ここも、紅葉の見頃は先ですが、桜などの紅葉は進んでいます。





鐘楼の朱色が青空に映えてきれいでした。






五重塔です。










家に帰り着くと、足がふらふらです。