京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

祇王寺の秋の草花

2014-09-30 05:17:35 | 寺院・庭園

この何日間は、気持ちよい秋晴れの日が続いています。
でも、日中は暑くなりますので、やはり散策は朝のうちです。
昨日は、嵯峨野祇王寺に秋の草花を見に行ってきました。
私の大好きな祇王寺、今回も期待を裏切ることはありませんでした。

ニシキギの紅葉が出迎えてくれます。
これからもっと赤くなります。





相変わらず、苔が美しい、幻想的な景色です。





水が撒かれたシダは、生き生きしています。





この景色を見たくて、いつも訪れています。










昨日撮影した祇王寺の草花を紹介しましょう。

ツバキの実です。







草庵に秋の草花が生けられています。





山芍薬の熟した実です。





ピラミッドアジサイがまだ咲いていました。





鬼柚子です。





蹲(つくばい)とギボウシ









アケビの実です。
子どもの頃、山に入っては取って食しました。





ムラサキシキブ





大イヌタデ生けられていました。
趣があります。




今が見頃のタマアジサイです。





キレンゲショウマです。





草庵です。




草庵の中の「吉野窓」です。





これからの紅葉が楽しみですが、今はまだ緑です。





でも、紅葉した葉っぱがこ苔の上に落ちています。





着色したような赤です。





洛西大原野で自生している藤袴を株分けした藤袴です。
国の準絶滅危惧種、京都府では絶滅寸前種になっていますが、
最近、原種の藤袴を増やそうという動きが多いのは、嬉しい限りです。





いかがでしたでしょうか。
もう10月です。来週はぐっと気温が下がるとの予報でした。
京都の紅葉の見頃は、11月以降です。
これから一月ほど、ゆっくりとすすむ、京都の紅葉を楽しみたいと思います。