京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

京都国立博物館 平成知新館 オープン

2014-09-14 05:23:31 | 美術・博物館

京都国立博物館 「平成知新館」が昨日オープンしました。
長い間、まだかまだかと待ちわびていた私は、
早速、初日に行ってきました。





着いたのは、開館9時半の30分前でしたが、
すでに、長い行列ができていました。
皆さん、同じように待ちわびていたのでしょう。





私の後ろにも、まだまだ続く長い列





「平成知新館」の周りは、水に浮いているイメージでしょうか。
佐川美術館を思い浮かべます。
京都タワーも見えます。





今回は、 「平成知新館」 オープン記念、「京へのいざない」です。
国宝、重文がぞろぞろ公開されています。

各階の展示は以下の通りです。
1階 彫刻、絵巻、書跡、染色、金工、漆工
2階 特別展示室、仏画、中世絵画、近世絵画、中国絵画
3階 陶磁、考古

特別展示室では、教科書に出てくる、国宝「伝 源頼朝像」、
国宝「伝 平重盛像」をはじめ、重文の数々です。
画像は悪いですが、館内でいただいたパンフレットの写真です。

国宝「伝 源頼朝像」




絵巻では、国宝 「一遍聖絵」、国宝「法然上人絵伝」、
国宝「餓鬼草子」など、国宝と重文が次々展示されています。
仏画も多くの国宝が展示されています。
国宝「 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」が気に入りました。

国宝「 阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎)」






国宝「餓鬼草子」





書跡では、国宝「古今和歌集第十二残巻(本阿弥切)」、
など国宝が5点と数々の重文です。

国宝「古今和歌集第十二残巻(本阿弥切)」





国宝「餓鬼草子」





中世絵画では、国宝「瓢鮎図」、雪舟の国宝「天橋立図」、
「山水図」も展示されています。
久々に雪舟と対面し、感動です。

国宝「瓢鮎図」






国宝 雪舟「天橋立図」





「祇園祭祭礼図屏風」









重文「舞踊図屏風」





展示室は写真撮影禁止ですので、館内の様子を、
少し紹介しましょう。

2階館内より、外の風景









1階ショップ及び休憩所(2階から撮影)





1階のホール(通路)
細川 護熙 筆 「四季山水図」
こういう作品見ると、細川さんは、
政治の世界に色気を出さない方がいいと思うのですが、、、。





今回は、人が多すぎて、ゆっくり観ることができません。
少し日をおいて、平日の朝にもう一度訪れたいと思います。


平成知新館の利用料金は、一般は520円ですが、
18歳、高校生以下と70歳以上は無料です。
ずいぶん、太っ腹です。

京都にお住まいの方も、他府県の方にも、是非お薦めです。
普段、なかなかお目にかかれない、国宝や重文の数々に、
じっくり浸れる貴重な展示会です。