京都で定年後生活

2013年3月60歳で定年退職。

美術館と庭園めぐり、京都の四季の行事と花を綴ります。

詩仙堂、曼殊院、修学院離宮への散策

2014-09-29 11:21:20 | 寺院・庭園

京都市内に住んでいますが、いまだに足を運んでいない場所があります。
それは、詩仙堂や曼殊院、修学院離宮などの地です。
道幅狭く、車で行く気にならず、さりとて、市バス停留所から遠く、
退職後時間がとれ、ゆっくりしたら訪れようと思っていたのです。

近くに住む知人から、紅葉シーズンは芋の子を洗うように混雑する、
とも聞いておりましたので、シーズン前の昨日早朝訪れた次第です。

まずは、詩仙堂です。
江戸時代初期の文人石川丈山の山荘跡で、国の史跡に指定されています。
私が着いたのは、拝観時間(9:00~)前なので、拝観できません。
入り口付近まで入れましたので、そこまでの画像です。





掃き清められた参道














次に向かったのは、臨済宗南禅寺派の圓光寺です。
毎週日曜日に、早朝座禅会の看板がでていました。





門前の苔がきれいだったのが印象的でした。





境内の水芙蓉もきれいでした。





天台宗真盛宗も西圓寺の入り口、一部色づいていました。






天台宗の門跡寺院、 曼殊院に向かいます。
門跡は、皇族や摂関家の子弟が門主となる寺院のことです。

緑深い参道です。









土塀と青紅葉のコントラストが気に入りました。





苔むし、朽ちた大木の後から新たな命です。




ギボウシが咲いていました。





曼殊院から修学院離宮に向かう道中
黄花コスモス





関西セミナーハウス修学院きらら荘





この辺りは、かなり山際に入り込んでいます。
この看板、ちょっとドキッ。




関西セミナーハウスの近くに看板が立っています。
「雲母坂」の案内です。難しい読み方ですが、「きららざか」と言います。
ここは古来、都から比叡山への主要なルートの一つでした。
都から勅使や修行僧がよく、行き来した古道で、
修学院離宮の外縁を沿うように比叡山に登ります。
昨日も、しっかりと装備したハイカーが雲母坂を登っていきました。

市内中心部よりかなりの高台です。





道中のコスモス





アザミ




修学院離宮です。
前もって宮内庁に申し込まないと入れません。





最終地は赤山禅院です。
平安時代に創建された天台宗の寺院で、秋の紅葉の名所の一つです。










紅葉時期はきれいでしょうね。




ここはお参りする人が絶えないですね。





少し歩き疲れました。
それでも、お昼前には帰宅できました。
これからの紅葉シーズン、もう一度訪れたいですが、、、、。
やはり、アクセスが良くないです。