昨日の朝は、久しぶりに良い天気となりました。
この間、私の体調不良と、梅雨のような日が続いて、
思うように散歩ができずにいました。
そこで気晴らしに、深泥池(みどろがいけ)まで足を伸ばしました。
深泥池は、京都市内の北にある周囲1.5kmの小さな 池です。
この池には、西日本の平坦地では珍しい浮島があります。
また、氷河期以来 の動植物が、今も生き続けていることから、
昭和2年に国の天然記念物に指定されています。
京都に都がおかれる、ずっと以前からの太古の景色が、
変わらずに、平成の現在も見られるのは、不思議な気もいたします。
深泥池の周辺は、病院や民家が建てこんでいますが、
夜、池のまわりは独特の淋しい雰囲気になります。
そのせいでもないのでしょうが、
平安京の頃には、大蛇が棲むという話があったり、
近年でも、タクシー乗客の女性が突然消えた事件が、
新聞で取り上げられたこともあります。
京都市民には、深泥池といえば、
そういう話の方がよく知られています。
帰り道、植物園に立ち寄りました(近いのです)。
でも陽射しが強く、広い園内を歩く気力が起きず、
「四季 彩の丘」と北山門付近だけにしました。
歩きながらの撮影ですが、御覧ください。
まだ、睡蓮が咲いていました。
蓮の花も残っています。
小さな丘の斜面一面に植えられたガウラ(ヤマモモソウ)。
気の向くまま、撮影した草花です。
昼前には帰宅し、体を休めていると、突然の強い雨です。
落ち着いた秋晴れの天気になって欲しいものです。