タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

タマル産で産むメリット

2019-09-13 21:15:28 | 産科
写真は、兵庫県洲本市の朋花(ともか)ちゃん、7月18日生まれ。
「人に優しくでき、周りから愛される子になってください。
陣痛が始まってからはスムーズで安心しました。
毎食凝った料理で、あきずに食事できました。」

お料理は評判が良いですよ。
ですが今週は稲刈りのシーズンで、メインのシェフはお休み中です。
それでも他のスタッフも頑張っていますからね。
こんな時期は、隣のお菓子の里さんからの出前も時には必要です。
それから来週からまた調理部門に新スタッフも加わりますからね。
調理部門は5人になります。それにお菓子の里さんもでしたね。



次の写真は、丹波市氷上町の紗来(さら)ちゃん、7月19日生まれ。
「優しく思いやりの有る子に育ってください。
陣痛は辛かったですが、びっくりするくらい早く生まれてくれて良かったです。
みなさん親切で夜中でも来ていただけ、ホッとしました。」

実は診療所は看護師を配置しなくても良い決まりだと知っていましたか?
実際ひと昔前までは、家人が泊まって母子の世話をするという時代だったのですからね。
その名残で、診療所の点数は病院の半分くらいの点数になっています。
しかも素人でも構わない介護施設よりも低い点数なのですよ。
それでお産をする診療所が少なくなっていくのは、当たり前ですね。
いよいよ小野市の小野レディースクリニックもお産をやめられるのですね。
小野先生や亡くなられた馬岡先生、そして現在の院長の江見先生には、たいへんお世話になりました。




次の写真は、神戸市北区鹿の子台の、すずちゃん、7月23日生まれ。
「夏生まれですず、周りを癒してください。
次も産むならタマル産で産みたいです。」

若いカップルは、結婚すると三田市や神戸市北区に引っ越されてしまうのですよ。
田舎は老人ばかりになってしまうではないですか。
なんとか引き止める策は無いものでしょうか。




次の写真は、丹波市柏原町の実華(みか)ちゃん、7月23日生まれ。
「元気に明るくまっすぐな子に育ってください。
お産は痛かったです。
入院中はゆっくり過ごさせてもらえました。」

1人目は済生会病院で産まれて、輸血まで必要だったのですよね。
産後に膣に血腫ができたようです。
大きい病院だからすぐに輸血ができて安心、という考え方も有るでしょうが、
タマル産では輸血が必要になること自体、すごく少ないのですよ。

そして、今週はこの4日間で7人も赤ちゃんが生まれました。
7人のうち3人は初産婦さんで、みなさんとても難産でしたよ。
赤ちゃんの首に2回もへその緒が巻いていたり、
初めてなのに赤ちゃんが大きかったり、
3人とも他の病院での出産だったら、帝王切開になっていたでしょうね。
タマル産の特徴は、帝王切開がすごく少ないということですからね。

大きい病院だから安全にお産ができる、と思われているでしょうね。
ですが、帝王切開はお母さんにとって、すごくリスクの有る手術なのですよ。
経膣的に産む方が、ずっとお母さんには安全なのですよね。

1ヶ月健診のアンケートでは、みなさん料理がおいしかったことを書かれますよ。
けれど、タマル産で産むということは、安全なお産ができて良かった、と思ってくださることの方が、本当はずっと嬉しいのですけれどね。
何事もなくお産が終わると、そんな当たり前のことも忘れてしまうものなのでしょう。
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