先日、メールで質問が有ったのですよ。
カードでの支払いができるかと。
今まではできなかったのですが、来週の連休明けから使えるようにしてみました。
タマル産ではそれほど高額になる治療も有りませんし、必要も無いと思っていたのですが、
お産で退院する時や、美容皮膚科での支払いの時に、
分割払いにも対応していますから、きっと便利になることでしょう。
システムはコイニーという新しい方法ですから、カード情報が残るという心配も要りません。
連休の間に練習しておきますからね。
それでは、休み前の最後のブログです。
金曜日なのですが、産科の話題を1つ。
妊婦健診には、毎回の健診の他に、いくつかしないといけない検査が有ります。
その中で、GBS培養検査というのが有るのをご存知ですか?
あまり母子手帳を隅から隅まで読む方は居られないでしょうから説明しておきましょう。
GBSとは、Group B streptococcusの略です。B群溶レン菌とも呼びます。
もっと正確には、B群溶血性連鎖球菌と言います。
女性の膣には、いくつかの細菌を持っているのです。
その中には、良い菌も居れば、悪い菌も居ます。
良い菌の代表は乳酸菌です。
膣から剥がれ落ちるアカを食べて、乳酸というウンチを出すのです。
これが酸性なものですから、膣は酸性に傾いて、
胃の中と同様に、悪い菌が生えにくくなるのです。
一方、膣にはよく居る常在菌なのですが、悪い部類に入るのが、
先ほどのGBSなのです。
妊婦さんの10~30%が保菌していると言いますから、
決して特殊なものではないのです。
別に持っていたからと言って、ご主人に悪さをするわけではないし、
帯下が増えるというものでもないのです。
ただし、お産する時に赤ちゃんにうつしてしまうことが有るのです。
保菌者であるお母さんから生まれた赤ちゃんの1~2%に病気が発症することが有るのです。
ということは計算すると妊婦さんお100人に1人~6人くらいの頻度で、
赤ちゃんが病気になってしまうのです。
その病気とは、肺炎や敗血症、髄膜炎など赤ちゃんが死んでしまうことも有る怖い病気です。
だから妊娠中に検査をして、保菌者を発見したらお産の前に抗生剤を点滴するのです。
こうしておくことで予防するのですね。
タマル産ではお産の費用はポッキリ価格にしているので、
人によってはこの点滴の費用が1万円とか2万円とかかかっていますが、
全部無料でしているのでした。知らなかったでしょ?
他院ではきっと別会計ですよ。
それだけタマル産では、皆さんの知らないところで親切ですね。
このGBSの検査は妊娠33週から37週ですることになっているのですが、
タマル産ではもう少し早く、28週から29週辺りで検査しています。
それはこの28週頃に破水をしたり、早産される方が時々有るからですよ。
そんな時に急に未熟児センターまで搬送するのに、検査をしていないでは困りますからね。
それに破水の原因を事前に知ることにもなるからです。
それでもこの早い時期に検査した場合は、なるべく33週から37週で
再検査をした方がいいとは分かっていますが、そこまで無料で奉仕はできません。
だから検査する時期に関しては、わざと他院より早いことは知っておいてください。
母子手帳の健診の次のページの検査の結果が書いてある欄に、
GBSという欄が有りましたか?
きっと検査の結果を挟んでおられる方でも、
どれをここに記載したらいいかわからないでしょうが、
細菌培養検査という結果にGBS(+)と印刷されていたら、お産の時に点滴をされているでしょう。
Lactobacillus sp.(乳酸桿菌)と印刷されていれば、いい菌でしたね。
すでにお産された方は、整理されておかれたらいいですね。
それでは良きお休みを。
その後は、カードもOK!
カードでの支払いができるかと。
今まではできなかったのですが、来週の連休明けから使えるようにしてみました。
タマル産ではそれほど高額になる治療も有りませんし、必要も無いと思っていたのですが、
お産で退院する時や、美容皮膚科での支払いの時に、
分割払いにも対応していますから、きっと便利になることでしょう。
システムはコイニーという新しい方法ですから、カード情報が残るという心配も要りません。
連休の間に練習しておきますからね。
それでは、休み前の最後のブログです。
金曜日なのですが、産科の話題を1つ。
妊婦健診には、毎回の健診の他に、いくつかしないといけない検査が有ります。
その中で、GBS培養検査というのが有るのをご存知ですか?
あまり母子手帳を隅から隅まで読む方は居られないでしょうから説明しておきましょう。
GBSとは、Group B streptococcusの略です。B群溶レン菌とも呼びます。
もっと正確には、B群溶血性連鎖球菌と言います。
女性の膣には、いくつかの細菌を持っているのです。
その中には、良い菌も居れば、悪い菌も居ます。
良い菌の代表は乳酸菌です。
膣から剥がれ落ちるアカを食べて、乳酸というウンチを出すのです。
これが酸性なものですから、膣は酸性に傾いて、
胃の中と同様に、悪い菌が生えにくくなるのです。
一方、膣にはよく居る常在菌なのですが、悪い部類に入るのが、
先ほどのGBSなのです。
妊婦さんの10~30%が保菌していると言いますから、
決して特殊なものではないのです。
別に持っていたからと言って、ご主人に悪さをするわけではないし、
帯下が増えるというものでもないのです。
ただし、お産する時に赤ちゃんにうつしてしまうことが有るのです。
保菌者であるお母さんから生まれた赤ちゃんの1~2%に病気が発症することが有るのです。
ということは計算すると妊婦さんお100人に1人~6人くらいの頻度で、
赤ちゃんが病気になってしまうのです。
その病気とは、肺炎や敗血症、髄膜炎など赤ちゃんが死んでしまうことも有る怖い病気です。
だから妊娠中に検査をして、保菌者を発見したらお産の前に抗生剤を点滴するのです。
こうしておくことで予防するのですね。
タマル産ではお産の費用はポッキリ価格にしているので、
人によってはこの点滴の費用が1万円とか2万円とかかかっていますが、
全部無料でしているのでした。知らなかったでしょ?
他院ではきっと別会計ですよ。
それだけタマル産では、皆さんの知らないところで親切ですね。
このGBSの検査は妊娠33週から37週ですることになっているのですが、
タマル産ではもう少し早く、28週から29週辺りで検査しています。
それはこの28週頃に破水をしたり、早産される方が時々有るからですよ。
そんな時に急に未熟児センターまで搬送するのに、検査をしていないでは困りますからね。
それに破水の原因を事前に知ることにもなるからです。
それでもこの早い時期に検査した場合は、なるべく33週から37週で
再検査をした方がいいとは分かっていますが、そこまで無料で奉仕はできません。
だから検査する時期に関しては、わざと他院より早いことは知っておいてください。
母子手帳の健診の次のページの検査の結果が書いてある欄に、
GBSという欄が有りましたか?
きっと検査の結果を挟んでおられる方でも、
どれをここに記載したらいいかわからないでしょうが、
細菌培養検査という結果にGBS(+)と印刷されていたら、お産の時に点滴をされているでしょう。
Lactobacillus sp.(乳酸桿菌)と印刷されていれば、いい菌でしたね。
すでにお産された方は、整理されておかれたらいいですね。
それでは良きお休みを。
その後は、カードもOK!