タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

三田市に救急病院無し

2022-03-11 21:00:03 | つれづれ
先ほど、東北大震災の日に、地震が有りましたね。
兵庫も阪神大震災から復興してきましたからね。
私が京都から兵庫に転勤となったのも震災がきっかけで、それから27年が経ちました。

さて、三田市民病院の写真を載せましたが、もう閉院が決定しているのです。
丹波圏域とのつながりとしては、脳卒中の時に運ばれる病院として認識されているのではないですか。
産婦人科では陰が薄いかもしれませんが。

今は病院は統廃合の時代ですから、仕方ないのかもしれません。
ですがこれから人口減少で、世界情勢も見通せない時に、予算をかけ過ぎるのは考えものです。
三田市と神戸市北区の中間的な場所で、インター近くでの新築とされています。
民間の済生会兵庫県病院との合併という形です。
実際には、建築費の400億円ほどはすべて三田市持ちです。
済生会は一銭も出さず。
管理費も三田市持ちですよ。
せめて神戸市に半分くらい負担させれば良いと思うのですが。
跡地は慢性疾患の病院として残すのでしょうね。

よその市町村のことをとやかく言うものでもないでしょうけれど、
森市長さんは、悪政をされているようにしか見えませんね。

県立丹波医療センターも新築されて、ドクターも増えて良かったですね。
北磻磨総合病院も小野市と三木市で建設されて、それなりに良くなっています。
ですがこれからが重い負担になりますよ。

新型コロナなどの感染症は、将来的にも度々起こることでしょう。
以前は丹波篠山市なら国立篠山病院が結核病棟でした。
丹波市なら日赤さんが結核病棟でした。
三田市は兵庫中央病院がそうでした。
感染症対応の病院と急性期対応の病院を分けていたのです。
それが今では大阪などのように、感染症患者でいっぱいで、ガンの手術さえできないようになっています。
そういう知恵が今では働かなくなってきているようです。

丹波篠山市も、急性期病院でない医療センターにお金をかけすぎたのではないでしょうか。
現状、医師や看護師は半減しているでしょう?
慢性期だけならもっと簡素にできたのではないでしょうか。

今は産婦人科救急は、済生会病院、もしくは神戸大学やこども病院、中央市民病院に頼っています。
将来的には丹波圏域で完結しなさいという使命を受けているようですよ。
ですが病院ができた後で、NICUを増築して医師を集めるのは無理があるように見えます。
隣の三田市も問題かもしれませんが、丹波篠山市にも影響は大いに有りますからね。