タマルさんはナツメヤシ

タマルは女性の名。ナツメヤシの意味で多産を象徴。聖書には約束の地カナンは、蜜(ナツメヤシ)と乳(ヤギ)の流れる地とある。

アイデアルファミリー

2012-09-24 20:07:52 | 産科
これこそ、アイデアル(理想の)ファミリーだと思われませんか?
お兄ちゃん、お姉ちゃんたちに囲まれての出産でした。
そしてお婆ちゃんも居る、3世代がともに和する家庭です。

タマル産も開業して13年以上が経過しました。
いまだにお産の費用なんかを手直ししています。
食べるものだって、家電製品だって、都会の方が安いに決まっていますが、
どうも、こと出産費用に関しては、都会は高く田舎は安いようです。

理由は簡単で、田舎では公立病院がなくてはならない存在になっており、
しかも赤字続きですから、税金で維持しないといけなくなってしまっています。
公立病院は出産費用を下げるわけにもいかない、
そこに住んでいる人も収入が高いわけではない、という現実からです。
だから診療所だって、影響を受けてしまうのです。
篠山の市長さん曰く、「公立病院は赤字だけれど、診療所はうまいことやっておられるんだと思っていました。」
まあ、みなさん、この程度の認識です。

ですが、タマル産はこれでも頑張っているのですよ。
例えば夜中に陣痛が来るとします。
普通の人は12時を回ってから入院しようかな、なんて考えるのです。
だって1日、入院期間が長くなって、費用もその分高くなるからです。
ところがタマル産ではお産の前に1日余分にかかって、2日がかりだとしても、
超過料金が無いのです。
夜中にお産になっても、深夜割増料金も必要ありません。
もちろん、日曜日だって、割増料金が無いのです。
これって画期的なことなんですけれど。
家で陣痛を我慢して、途中で産んでしまうリスクが減るわけですから。

大きい病院はたいてい大部屋ですよね。
個室をお願いしたら、1週間で何万円もかかるでしょう?
ところがタマル産では、お産の時はトイレも洗面もあるLDRルームなのに、
個室料金は必要無いのです。
産後も全室個室で、おまけにベッドはダブルベットなのに、
個室料金がかからないのです。
御主人も上の子も一緒に泊まれてですよ。
これもお得でしょ?

お料理なんて言わずもがな。
病院は学校給食よりもおいしくないですよね。
それに比べたら・・・

と、今日はこんな風に自慢話をしてしまいました。
でもね、本当はお産の内容の方をもっと宣伝したいんですよ。
だけど、みなさん、表面的なことの方がインパクトが強いでしょ?
あそこは料理がおいしいよ、とか
看護師さんが優しかったとか。

けれど、満足できるお産ができました、
と言われることが一番嬉しいのです。
今日も1ヶ月健診で、そんなアンケートに出逢いました。
これからもそんなお産を目指して頑張っていくつもりです。

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兄弟同士が会うとき
1時間だけでも良いし
10年間でも良いし
千年、万年でも会っていたいのが真の愛であり
そのような愛による夫婦は
万年生きても一緒にいたいし
会ってもまた会いたいし
話してもまた話したいし
行くのも来るのも永遠に一緒でありたいと
思うというのです。

   レバレンド・ムーン