Ma Vie Quotidienne

一歳に二度も来ぬ春なればいとなく今日は花をこそ見れ

ウンブリア州のワイン ビジ オルヴィエート・クラシコ 2006

2008-05-11 22:37:26 | Wine


BIGI
ORVIETO CLASSICO
VIGNETO TORRICELLA 2006

生産地 イタリア・ウンブリア州
生産者 ビジ
品種  プロカニコ(トレッビアーノ)主体、
    ヴェルデッロ、
    カナイオーロ・ビアンコ
アルコール 13%

色 艶のある明るく薄い黄色
  粘性低い
香 柑橘 洋ナシ 桃 ビニール 
  少しトロピカルっぽい
味 アタック ピリッとしたに刺激
  洋ナシ 桃 
  酸味少な目 苦味あり(柑橘の皮のよう)
  余韻中くらい アルコール12%(大ハズレ)

桃缶のシロップみたいなとろっとした感じと
柑橘の皮のようなきりっとした渋み。
酸味控えめなのでかなり飲みやすい。


ウンブリア州 黒トリュフのフリッタータ

2008-05-11 22:20:37 | Food
ウンブリア州、イタリアの真ん中にあります。
首都はペルージャ。


山に囲まれた地域ということでトリュフの産地らしいです。
トリュフ入りの玉子焼きが郷土料理ということで
通販で安いヒマラヤ産の黒トリュフを買っちゃいました。
金柑ぐらいの大きさのトリュフが5つ入って1500円。
安っ!!
お味はフツウ・・・。

もう一品、
「山鳩のロースト」が名物料理らしいんですが、
さすがに山鳩の肉は買わなかったんで、
鶏もも肉をローストにしました。

皮がパリッパリになってうまかった。

映画 いのちの食べかた

2008-05-11 21:57:56 | Movie


原題 OUR DAILY BREAD
製作 ドイツ・オーストリア 2005年

久々に映画見ました。
しかもとっても変わった映画。

台詞とかインタビューとか全くなく、
とにかく私たちの口に入るものがどのように作られるかが
次々と映し出される。
生命の営みが全く機械的に操作されているさまが。

野菜が栽培されるハウスでは
防護服やガスマスクをつけた人たちが
農薬と思われる液体を噴霧している。
ガスマスク・・・
そんな液体を浴びた野菜を私たちは口にしているのか。

雄牛の目の前に雌牛を置いといて、
雄牛が興奮して交尾しようとした瞬間にそれを静止して
精子だけを採取する作業・・・・
美味しい牛肉を作るために交配を重ねるためなんだろうね・・・。

この映画では
鶏、豚、牛、
それぞれが生まれたときから人間の食べ物となるときまでに
たどる過程を目にすることができます。
最後にはどの動物も足から宙につるされて
喉を掻っ切られて血を抜き取られ
皮を剥ぎ取られていく。
牛の血は大量だから滝のように流れ
今まで生きていた証のように暖かい湯気がその滝から立ち上る。

そこで働く人たちは全く機械的に命を食べ物に変える作業を
黙々とこなしている。

最近読んだ「食堂かたつむり」という本にも
豚の解体の描写がありますが、
それを読んだときには
「もう豚肉は食べられないかもしれない」と思いました。
結局数日後には豚肉食べちゃってましたけどね・・・。
でも、今回この映画を見ても
「もう肉は食えないかも」
なんてぜんぜん思わなかった。
それくらい機械的に物事が動いている。
それはホントに恐ろしいことだと思いました。

こんなに大量の命をこんなに機械的に操作して
当たり前のように食べて時には無駄にして。
無駄にならない程度の命を丁寧にいただくような
そんな生活をしたいと思いました。