豊島区高松に住むAは、平成5年に更新を迎えその際、父親が死亡し、兄弟で別々に相続し契約した。
今年更新の時期を迎え、地主から更新に際して更新料の請求がきた。請求された金額をみてびっくりした。坪あたり15万円で約500万円を請求してきたのである。年金生活の中でとても支払える額ではないので、様々なところに相談に行って、消費者センターから組合を紹介された。
契約書の中身をみると更新料を支払う特約もないので、地主に対して「更新料支払特約がないにもかかわらず支払請求をする法律的根拠を示してください。坪あたり15万円請求の算出根拠を示して下さい」との書面を出すことにした。
しかし、前回更新料を支払っていたので不安があった。しかし、相談員から前回支払ったと言って暗黙の合意があったという理由で裁判された例では地主が敗訴した事例を紹介された。梅原さん更新料の支払を拒否して頑張ることにした。
東京借地借家人新聞より
東京・台東借地借家人組合
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