前述の1stアルバムMy Ever Changing Moodsに続くスタカンの2枚目。最近ジャズ系ばかり紹介してたので少し雰囲気がガラりと変わるけれど、こういうポップな音楽はやはり僕は好きです。My Ever Changing Moodsの世界観をそのまま引き継いだポップなB-4のLuckや、思い切りボッサ風AORなA-2のAll Gone Away、さらには哀愁のアコースティック・ワルツであるB-2のDown In The Seineなどなど聴きどころは多いですが、僕が特に気に入っているのはB-5のWith Everything To Lose。イントロからもうフリーソウル魂全開といった感じな煌きのボッサ・ミーツ・ポップスで、とにかく音作りがオシャレ。ホーンやフルートの入りやキャッチーなメロディ・センスに至るまで、僕如きからしたら本当に脱帽というしかないです。たぶん一生かかってもこんなアレンジは思いつかないでしょう・・・。適度なテンポなのでブラジリアン・ジャズなんかに混ぜてのクラブプレイもアリかと思われます。後のAcid Jazz~UK Soulにも繋がっていったであろうB-3のThe Lodgersもアーバン・ファンキー・メロウなデュエットで傑作。全体的にB面の出来がいいので、片面丸ごとかけてても全く苦にならないです。安くてどこにでもある盤だと言って見逃していると痛い目にあうかも?ぜひチェックしてみてください。
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