隣国に歪な国がある。
半島の国である。
個人としては皆それなりであるが、
国としては歪である。
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理由は色々あるが、
最大の理由は国を守る戦いをしたことがない、
ということだ。
東アジアの覇権は常に中華帝国にある。
中華帝国の圧迫に対して、国を挙げて戦ったことがない。
それは国を一つにできないということ、
常に内部抗争の宿痾を持っていたからである。
ゆえに戦う前に中華帝国に屈服し、
自ら進んで中華となる。
これにより国内を抑え、国を維持してきたのである。
これが言われるところの、
事大主義であり小中華意識である。
対照的なのは、
インドシナ半島にあるベトナムである。
彼の国は国を守るために戦った。
命を懸けて戦った。
ゆえに立派な独立国である。
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ひるがえってこの歪な国には、
よって立つ根っこ、アイデンティティーがない。
歴史歪曲を厭わない尊大な言辞と人を貶めることによってのみ、
自らをを立てようとする。
そうではなく、
謙虚に自身を顧み、素の自分を見つめ、
その中で自身の根っこを求めなければ、
本当の自立はない。
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