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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

歪な国

2013-09-17 17:17:16 | 日記・エッセイ・コラム

隣国に歪な国がある。

半島の国である。

個人としては皆それなりであるが、

国としては歪である。

・・・・・

理由は色々あるが、

最大の理由は国を守る戦いをしたことがない、

ということだ。

東アジアの覇権は常に中華帝国にある。

中華帝国の圧迫に対して、国を挙げて戦ったことがない。

それは国を一つにできないということ、

常に内部抗争の宿痾を持っていたからである。

ゆえに戦う前に中華帝国に屈服し、

自ら進んで中華となる。

これにより国内を抑え、国を維持してきたのである。

これが言われるところの、

事大主義であり小中華意識である。

対照的なのは、

インドシナ半島にあるベトナムである。

彼の国は国を守るために戦った。

命を懸けて戦った。

ゆえに立派な独立国である。

・・・・・

ひるがえってこの歪な国には、

よって立つ根っこ、アイデンティティーがない。

歴史歪曲を厭わない尊大な言辞と人を貶めることによってのみ、

自らをを立てようとする。

そうではなく、

謙虚に自身を顧み、素の自分を見つめ、

その中で自身の根っこを求めなければ、

本当の自立はない。


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