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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

泥仕合の大地

2013-09-11 10:19:51 | 日記・エッセイ・コラム

中国とは国ではない、

地域であると言った人がいた。

そうだと思う。

・・・・・

古来、農耕が主産業であった時代、

穀倉地帯を握る者が財力を握り、覇権を握った。

黄河、揚子江を擁する大平原は東アジアにおいて、

最も豊かな大地である。

そこを握った者は東アジアの覇者となった。

ゆえに、そこは奪い合いの大地となった。

幾多の民族の興亡の大地である。

一貫した国があった訳ではない。

興っては消え、消えては興るの連続である。

それを人は易姓革命と謂う。

徳ある者が統治する、とは方便である。

力のある者が蹂躙する世界である。

今もそのことは変わらない。

現在は中国共産党という名の王朝が支配している。

この泥仕合から脱することはできるのか。

その兆候は見られない。

ますます酷くなっているようだ。

今のままでは未来永劫無理だろう。

・・・・・

日本は彼の地域との関わりには、

注意しなければならない。

思えば遣唐使の派遣を止めるよう建言した人、

菅原道真の慧眼には恐れ入るばかりである。

心しよう。


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