これは本の題名である。
アメリカの文化人類学者、ルース・ベネディクトの著作である。
彼女は対日戦に際し、政府から日本研究を委託された。
日本へは来たことがなく、
文献や日本人移民を調査研究し著したものである。
戦争に活かされたかどうかは知らないが、
日本でも戦後に出版された。
・・・・・
その内容をひと言で言えば、
日本は「恥の文化」であり、
欧米は「罪の文化」である、
ということのようだ。
一般的にはそのように流布されている。
もちろん文化のような大きな枠組みを一言で表現するのは難しい。
それに著作に対していろんな意見があるのは世の常だ。
この本にも好意的な意見もあるが批判もある。
私はもともと歴史や文化に興味があったのだが、
この本の内容を知ったとき、
なるほどと感心もし、
外からはそんな風に見えるのかと思った。
どちらにしても、
それほど気には止めなかった。
・・・・・
だが最近なぜか気になっている。
先のフレーズが気になっている。
今の思いに大いに繋がるところがあるのだ。
その鍵は祈りである。
最近なぜか祈りについて考えることが多い。
よく神社に行くせいなのか。
迷いごとが多いせいなのか。
単に歳のせいなのか。
それはともかく、
祈りという鍵で捉えれば、
分かることがある。
なぜなら恥というも罪というも、
その根底にあるのは祈りである。
祈りがあってこそなのだ。
その祈りの向きにより、
罪を意識するか、
恥を意識するか、
に分かれるのだと思う。
・・・・・
彼女も言っていたのだが、
恥を意識するのはどうも少ないらしい。
私の知る限り、
今のところ日本だけである。
だからと言って、
日本が異質だとか、
日本が特別だとは、
思わないが。
アメリカの文化人類学者、ルース・ベネディクトの著作である。
彼女は対日戦に際し、政府から日本研究を委託された。
日本へは来たことがなく、
文献や日本人移民を調査研究し著したものである。
戦争に活かされたかどうかは知らないが、
日本でも戦後に出版された。
・・・・・
その内容をひと言で言えば、
日本は「恥の文化」であり、
欧米は「罪の文化」である、
ということのようだ。
一般的にはそのように流布されている。
もちろん文化のような大きな枠組みを一言で表現するのは難しい。
それに著作に対していろんな意見があるのは世の常だ。
この本にも好意的な意見もあるが批判もある。
私はもともと歴史や文化に興味があったのだが、
この本の内容を知ったとき、
なるほどと感心もし、
外からはそんな風に見えるのかと思った。
どちらにしても、
それほど気には止めなかった。
・・・・・
だが最近なぜか気になっている。
先のフレーズが気になっている。
今の思いに大いに繋がるところがあるのだ。
その鍵は祈りである。
最近なぜか祈りについて考えることが多い。
よく神社に行くせいなのか。
迷いごとが多いせいなのか。
単に歳のせいなのか。
それはともかく、
祈りという鍵で捉えれば、
分かることがある。
なぜなら恥というも罪というも、
その根底にあるのは祈りである。
祈りがあってこそなのだ。
その祈りの向きにより、
罪を意識するか、
恥を意識するか、
に分かれるのだと思う。
・・・・・
彼女も言っていたのだが、
恥を意識するのはどうも少ないらしい。
私の知る限り、
今のところ日本だけである。
だからと言って、
日本が異質だとか、
日本が特別だとは、
思わないが。
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