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ことのは

初めに言葉があった。言葉は神とともにあった。言葉は神であった。と、ヨハネは言う。まことに、言葉とは不可思議なものである。

自由と民主主義

2015-03-16 12:54:24 | 日記・エッセイ・コラム
自由と民主主義、
世界の多くで掲げられている。
これらはいわゆる普遍的価値である。
掲げることに異論はない。
もっともなことだ。
・・・・・
だが注意は必要だ。
自由とは何でも好きにして良いということではない。
そのようにも取れるが。
実際そのように振る舞う人がいる。
民主主義とは民が主役であるということだ。
民それぞれが主役である。
皆が主役なのである。
でも皆が主役では舞台(世間)は成り立たない。
舞台はどうするのだ。
すなわち自由と民主主義といっても、
耳障りはいいが解釈によっては毒になる。
皆が主役で、皆が主張し、皆が勝手気ままに振る舞えば、
どうなるのか。
治まりの付かない修羅場となる。
現下の世界にもそういう兆候が見える。
だから注意しよう。
さりながら、独裁が良い訳はない。
シナを見れば分かる。
まったく論外だ。
・・・・・
過ぎたるは及ばざるがごとし、
と孔子は言った。
孔子の生まれた国では、
その言葉は今や跡形もないようだ。
日本ではなお生きている。
言葉(概念)は人が創ったものである。
所詮つくりものである。
過ぎれば毒になる。
過ぎれば嘘になる。
現政権の安倍自民党は自由と民主主義を掲げている、
普遍的価値として掲げている。
でも、そんなことは当然分かってる。
・・・・・
言葉は使いようである。
その言葉の持っている力を引き出すのである。
できるだけ良い面をである。
さすれば、それは先を照らす明かりとなる。
人々を導く明かりとなる。









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