創価学会の信仰に功徳はあるか?

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383.創価学会の日蓮大聖人御書全集は間違いだらけ(その3)「日蓮遺文の脱字と授与書き削除」

2016年06月29日 00時48分43秒 | 日蓮系遺文
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●創価学会が人間革命を主張しますが、戸田城聖と池田大作が仏教学的に革命がなく、大した人間でない事が前の2つ記事でわかってもらえたと思います。

●本尊の写真撮影禁止のウソ

戸田先生陣頭指揮で、御書を発刊 2002-2-25

このURLでは本尊の写真撮影をしてはいけないとの学会本部幹部の発言になっていますが、実際は大白蓮華81号に日昇が書写した本尊の写真があります。写真には本尊の前に戸田城聖も池田大作も写っています。
私の入信した頃は、上のURLと同じように本尊の写真撮影は禁止でした。

追記
犀の角のように独り歩め:大石寺を脱却できなかった 創価学会 新本部落成
このリンクの左側の写真が大白蓮華81号の写真。
日昇が書写した本尊と本尊の前に戸田城聖も池田大作も写っています。
(大白蓮華(だいびゃくれんげ)は聖教新聞社が月1回発刊している創価学会会員向けの機関誌のこと)


●10カ月間で発刊は手抜き

御遺文の編さんのは編集者の人数が多くいても時間がかかるのが普通です。類纂高祖遺文録などの当時の編さん状況を聞くと大変だったようです。

聖教新聞では池田大作が御書編さんに関わったことになっていますね。
池田大作が顔を出したとか激励しに来ただけで、ほとんど関わってないのではないでしょうか?
この10ヶ月のうちに”池田大作が御書編さんに関わった”のであればその間の学会活動は停滞するかほとんど出来ませんが、そんな話は聞いたことがありません。
300日のうち2,3日程度の数日、数時間だけ手伝っただけではないでしょうか?

池田大作が読書好き、勉強好きという話も本当なのでしょうか?
学会批判していたとある作家が、「池田大作は読んだ本を全部覚えているというが、そんなはずはない」といって実際に作家が池田大作氏に確かめた所、全て池田氏が答えることが出来、作家は感心した、という伝説を聞かされたことがあります。

詳細は後で書きますが、読書好きな人間が、日蓮聖人の遺文について50年も間違いをほうっておくというのは非常に疑問です。信仰心がないとしか言いようがありません。

誤字脱字や意味不明な遺文の並びである学会版御書全集。末端の会員が所持していて恥ずかしい御書ではないでしょうか?
池田氏や学会本部が末端会員を愛していない、大切にしてないのは過去記事に書いたとおりですが、御書全集でも同じことが言えそうです。

こうしたことから、池田氏が優秀な人間だったと言えないと思います。

学会版の御所全集初版は古本の価格でも高く証拠隠滅のために学会本部が購入しているのではないかと勘ぐりたくなります。

次からが本題です。

●晩年の立正安国論 広本は学会版御書にありません。

誤字脱字ではありませんが、まるごと無い遺文もあります。
縮刷遺文、平楽寺版、類纂高祖遺文録には立正安国論の略本、広本どちらもあります。
学会版の全集と編年体には略本しかありません。

学会では晩年の日蓮を「弟子の育成にあたられた。」といって褒める割には晩年の立正安国論広本はないわけです。
会員の育成は出来ませんね。

●日蓮遺文の脱字

日蓮遺文の脱字については、私が昨年秋冬に日蓮宗の遺文集をいくつかみたら気がつく脱字でした。
どの遺文集のどの遺文かは明記しません。探せばわかることですが、私からはある程度マインドコントロールが解けていて、口の固い人にしか教えたくはありません。
学会本部の人間が苦労すればいいでしょう。
日蓮宗の遺文に悪口を書いておいて間違いに気がつかない戸田城聖。50年も間違いをほうっておいたのが池田大作。

学会は正宗の法主や僧侶の書き間違いをとりあげて非難しています。こうした非難は1つや2つではありません。

●日蓮遺文の脱字と授与書き削除

日蓮遺文の脱字で思い出したのが板本尊の授与書き削除です。
1994年11月15日、日蓮正宗本山である大石寺の板木尊、計四体の脇書部分の「願主法華講総講頭 池田大作」を日蓮正宗側が削除したそうです。
(総一坊(住職・山崎慈昭)と総二坊(住職・田爪鏡道))

同時に教えられたのは、「宗門(日蓮正宗)や悪僧を赦すな」という”怒り”でした。
私は本尊を日蓮大聖人の生命の当体、仏法の真髄は宇宙生命である本尊と教えられていたので、板木尊の脇書削除を聞いて気分が悪くなったのを覚えています。

ところが学会は日寛上人の本尊の授与書きを削除したコピー本尊を’93年に配布しています。

私自身も新本尊配布を喜んだことを覚えています。
’93年9月8日、9日当時の新聞を大事に保管し暫くの間、折伏に使っていたくらいです。
私自身、矛盾に気が付けないわけですからマインドコントロールって怖いですよね。

学会の場合、池田氏の本尊の授与書き削除程度で、正宗を許してはいけないのです。
ところが、日蓮遺文の立正安国論を削除しただけにとどまらず遺文の文字をも御書に記載せず削除した結果となっています。本尊や遺文は大切なものであり、粗末にしてはいけないはずですが、こうした矛盾を抱えています。

創価学会ってなにかにつけ、いつもこうした矛盾や二面性があります。

マインドコントロールについては「怒りと恐怖」で過去記事を検索するか、過去記事の312番、”仏教の基本図書の紹介” - 創価学会の信仰に功徳はあるか?、ここの書籍紹介を見て下さい。

マインド・コントロールとは何か 西田公昭
マインド・コントロールの恐怖 スティーヴン ハッサン (著)浅見定雄 (訳)
スーザン・フォワード「毒になる親」
このあたりは必読です。

浅見定雄さん「“何を信じているか”ではなく“何をしている”かで判断する」

今となっては本尊の文字が間違っていようが、遺文集の誤字脱字があろうが私には恐怖だとか罰だとか地獄行くだとか全く思いません。学会と正宗は教団としても信仰者として彼らは不誠実、不真面目だと思います。
学会も正宗の僧俗も他者や他宗を誹謗中傷するのがクセであり日常ですけれど、両方共にどっちもどっちな無慈悲なダメ僧俗の集だと思います。

仏菩薩のように他人に慈悲深いか、さもなくば他人に親切か、さもなくば他人に誠実、真面目なら仏教的と言えると思います。
もちろん周りにウソや迷惑をかけないことが前提で大切です。


おまけ
●学会版、編年体の御書がでたのは昭和48年。

編年体の御書が全集に比べれば、誤字脱字を減らし編年で記載され、多少はマシになっています。
ところが、学会員で編年体を買う人はあまりいません。
学会編年体の御書がでたのは昭和48年時点で副会長だった福島源次郎や(教学部長だった?)原島 嵩の功績を讃えたくないからでしょうかね?
さすがにこれは勘ぐり過ぎだと思うのですが、私が入信した平成初期の頃も、編年体ではなく出来の悪い全集を勧められました。

Wikiによると、
原島 嵩(はらしま たかし、1938年(昭和13年)11月10日 - 2008年(平成20年)7月6日)は、日本の宗教家。創価学会元教学部長。

1968年(昭和43年)12月教学部長。
1969年(昭和44年)総務。
1970年(昭和45年)宗教法人創価学会責任役員、理論室長。
1972年(昭和47年)創価学会教学部師範。
1974年(昭和49年)聖教新聞論説主幹。
1977年(昭和52年)聖教新聞編集兼発行人、聖教新聞社主幹。
1979年(昭和54年)11月教学研究室長。
1980年(昭和55年)2月26日池田大作と一対一で教義違背を諫言(内容を検証可能な形で明記)。同年7月創価学会の全役職解任。同年8月2日創価学会より除名。

以上

329.福運は法華経にも日蓮遺文にも出ない単語 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?
69.「師弟不二」という単語は御書の何処にも無い - 創価学会の信仰に功徳はあるか?

312.仏教の基本図書の紹介 - 創価学会の信仰に功徳はあるか?


16.07.01 訂正 大白蓮華61号→大白蓮華81号
16.08.31 訂正 
’90年代の頃、→1994年11月15日
他。

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2 コメント

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Unknown (米山士郎)
2016-07-09 19:51:06
池田大作の職歴 - SOKAの悲劇
http://blog.goo.ne.jp/gakkaia-z/e/177cb104b72fd6372a5a33e022d3f704

S14年 新聞配達(11才)
S17年 新潟鉄工所(14才) 3年数ヶ月
S21年 昭文堂印刷(18才) 1年数ヶ月
S22年 蒲田工業会(19才) 1年3ヶ月
S24年 日本正学館(21才) 約1年
S24年 東京建設信用組合(21才) 約10ヶ月
S25年 大蔵商事(22才) 約4年間(会長就任までと計算すると10年間)

>池田大作の職歴は“雑誌編集者”として長期間務めたようにイメージしますが、まるで違うことを確認できます。編集者としてはわずかに1年に過ぎません。彼の青年期の仕事は金融業で5年~10年間。大作氏が仕事で手腕を発揮したのは、まさに金融“高利貸し”です。
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Unknown (米山士郎)
2016-07-09 19:59:43
池田大作 その行動と軌跡 1-5
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Circle/2009/koudou.html

創価学会版御書の初版は昭和27年(1952年)
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