創価学会の日蓮大聖人御書全集は間違いだらけシリーズ、(その4)です。
386.創価学会版、御書全集のパクリ元と言われる「行道文庫 日蓮聖人御遺文」
行道文庫 日蓮聖人御遺文 - YouTube
創価学会版 日蓮大聖人御書全集のパクリ元と言われる「行道文庫 日蓮聖人御遺文」を撮影した動画です。
昭和七年初版。箱入り、天金。中身は義類別になっており、義類毎にカラーの中表紙があります。稲田海素が真筆遺文との照校を行っています。照校の記述は「霊艮閣版 日蓮聖人御遺文」(縮刷遺文)とほぼ同じ。遺文の後に対告衆の略伝、日蓮の年表が記載されている所も、創価学会版御書全集がパクったのかもしれません。
昭和七年の段階でカラーの中表紙があったとは私は思えませんが、ページや構成は変わってないと思います。
目次からして丁寧な作りです。
文字の大きさは学会版全集よりは少し大きいのと、フォントの違いから読みやすいです。
1.照校
特筆すべきは、稲田海素が真筆遺文との照校。
学会版は末端の学会員が本文を書いただけで真筆遺文との照校はしてないでしょう。学会教学部も後々したのかもしれませんが、霊艮閣版や行道文庫版、平楽寺版のように「いつどこでだれが」の記録が一切ありません。
池田大作や戸田城聖は漢文は読めたのかもしれませんが、墨筆遺文を読めなかったと思います。
私の知っている方は中年になってから日蓮墨筆に取り組んで読めるようになっているわけですから、素晴らしいと思います。
池田や戸田が如何に無能な人間かわかるでしょう。
池田大作は最悪です。
2.正確さ
晩年の稲田海素が真筆遺文との照校を行っているだけあって、類纂高祖遺文録、平楽寺版、霊艮閣版より読み下し文の正確さはあるのかもしれません。
霊艮閣版で直せなかった所をこの行道文庫版で修正しているようです。
凡例と本文の書き方を見ると他の遺文に比べて墨筆に近くなっていることがわかります。
日蓮宗や立正大学の最新の研究からすれば、現在では行道文庫版に細かな間違いはあるかもしれません。
3.凡例
それと凡例が素晴らしいです。行道文庫版は五ページに渡ってぎっしり書かれています。
(創価学会版 日蓮大聖人御書全集の凡例は二ページ、編年体の凡例は一ページしかありません。)
2と3が気になる人は行道文庫版の再刊之辞、発刊之辞を読んで下さい。
4.オススメ度
今からこの遺文集を買うことを強くおすすめしているわけではありません。
行道文庫版は印刷された本を再版時に更に写真製版しているので、活字が読めないところが多々あります。
日蓮系のどの遺文集も一長一短ということなのでしょう。
日蓮墨筆をそのまま活字にしたお坊さん向け、学者向けの遺文集がないのが残念です。
5.その他
「創価学会版 日蓮大聖人御書全集」は最も出来の悪い遺文集だと思います。
創価学会版の御書は「全集」となっていますが、霊艮閣版から日蓮遺文を削っているのですから「全集」ではありません。
タイトルから嘘があるわけです。
その証拠に学会版編年体のタイトルは「全集」ではありません。
学会版の編年体は文字の小ささとフォントの読みにくさ、遺文が欠けていること、脱字、無慈悲で不親切な凡例を納得出来る人で良いのかもしれません。
学会版の編年体の良い所は信徒である学会教学部の学説ですが、各遺文について
A.遺文の年代がはっきりしているもの。
B.推定年代があるもの
C.推定も出来ないもの
3つに分かれているところでしょうか?(学会版の編年体 目録2−30ページ)
但し、これらも創価学会にとって邪宗であるはずの日蓮宗や日蓮正宗の成果なはずです。
学会が学問的に独自調査をして、日蓮系に貢献したことなど一度もないと思います。
(学会のとある部隊が寺院から寺宝を泥棒して犯罪したのは知っています。)
義類別に分けるにしても昭和七年の段階から戦前か戦時中(?)にかけて丁寧な作りの遺文集はありました。
学会版は霊艮閣版をパクって遺文の順序を意味不明に並べて出来たわけですが、行道文庫版のほうが明らかに出来が良いと思います。
6.「十二因縁御書」
7:24〜7:25あたり動画に一瞬、図が見えています。日蓮宗でいうところの「十二因縁御書」のことで、これが学会版の全集、編年体どちらからも削除されています。日蓮思想の奥義の一つが欠けていると私は考えています。
今の私の中で「十二因縁御書」を日蓮遺文とすることに全く違和感がありません。
「十二因縁御書」
----------------------------------
我等心法華経也。法華経我等心也。(我等が心は法華経なり、法華経は我等が心なりと。)
法華経をしらざるは則我身をしらざる也。所謂不知身者。移宅に忘妻是也。されば仏にならざる者あり。後世の為に法華経を忘れたる者是なり。故に法華経を信ぜず謗る者は、背諸仏背諸天背父母背主師背山背海背日月背一切物也。
----------------------------------
法華経を日蓮遺文に変えると学会版の遺文集は笑えてしまいます。
「後世の為に法華経を忘れたる者是なり。」とありますが、後世の為に日蓮遺文を掲載し忘れたのでしょうか?
日蓮遺文を掲載し忘れたのでなく、単に「十二因縁御書」に図があって時間的に記述が面倒だったのと安くする為にケチったと私は思います。
日蓮教学においては、十二因縁は一念三千と深く関っていることや十二因縁や一念三千の記載がある他の遺文を学会版で採用している点からも矛盾するでしょう。
我等心法華経也。法華経我等心也。(我等が心は法華経なり、法華経は我等が心なりと。)
法華経は慈悲深い経典です。ここをよく読んで学会などの正宗系教団には慈悲深くするか親切にしていただきたいものです。
法華経に書かれている通り、創価公明には政治から手を引いて欲しいものです。
以上
'160831 追記修正
386.創価学会版、御書全集のパクリ元と言われる「行道文庫 日蓮聖人御遺文」
行道文庫 日蓮聖人御遺文 - YouTube
創価学会版 日蓮大聖人御書全集のパクリ元と言われる「行道文庫 日蓮聖人御遺文」を撮影した動画です。
昭和七年初版。箱入り、天金。中身は義類別になっており、義類毎にカラーの中表紙があります。稲田海素が真筆遺文との照校を行っています。照校の記述は「霊艮閣版 日蓮聖人御遺文」(縮刷遺文)とほぼ同じ。遺文の後に対告衆の略伝、日蓮の年表が記載されている所も、創価学会版御書全集がパクったのかもしれません。
昭和七年の段階でカラーの中表紙があったとは私は思えませんが、ページや構成は変わってないと思います。
目次からして丁寧な作りです。
文字の大きさは学会版全集よりは少し大きいのと、フォントの違いから読みやすいです。
1.照校
特筆すべきは、稲田海素が真筆遺文との照校。
学会版は末端の学会員が本文を書いただけで真筆遺文との照校はしてないでしょう。学会教学部も後々したのかもしれませんが、霊艮閣版や行道文庫版、平楽寺版のように「いつどこでだれが」の記録が一切ありません。
池田大作や戸田城聖は漢文は読めたのかもしれませんが、墨筆遺文を読めなかったと思います。
私の知っている方は中年になってから日蓮墨筆に取り組んで読めるようになっているわけですから、素晴らしいと思います。
池田や戸田が如何に無能な人間かわかるでしょう。
池田大作は最悪です。
2.正確さ
晩年の稲田海素が真筆遺文との照校を行っているだけあって、類纂高祖遺文録、平楽寺版、霊艮閣版より読み下し文の正確さはあるのかもしれません。
霊艮閣版で直せなかった所をこの行道文庫版で修正しているようです。
凡例と本文の書き方を見ると他の遺文に比べて墨筆に近くなっていることがわかります。
日蓮宗や立正大学の最新の研究からすれば、現在では行道文庫版に細かな間違いはあるかもしれません。
3.凡例
それと凡例が素晴らしいです。行道文庫版は五ページに渡ってぎっしり書かれています。
(創価学会版 日蓮大聖人御書全集の凡例は二ページ、編年体の凡例は一ページしかありません。)
2と3が気になる人は行道文庫版の再刊之辞、発刊之辞を読んで下さい。
4.オススメ度
今からこの遺文集を買うことを強くおすすめしているわけではありません。
行道文庫版は印刷された本を再版時に更に写真製版しているので、活字が読めないところが多々あります。
日蓮系のどの遺文集も一長一短ということなのでしょう。
日蓮墨筆をそのまま活字にしたお坊さん向け、学者向けの遺文集がないのが残念です。
5.その他
「創価学会版 日蓮大聖人御書全集」は最も出来の悪い遺文集だと思います。
創価学会版の御書は「全集」となっていますが、霊艮閣版から日蓮遺文を削っているのですから「全集」ではありません。
タイトルから嘘があるわけです。
その証拠に学会版編年体のタイトルは「全集」ではありません。
学会版の編年体は文字の小ささとフォントの読みにくさ、遺文が欠けていること、脱字、無慈悲で不親切な凡例を納得出来る人で良いのかもしれません。
学会版の編年体の良い所は信徒である学会教学部の学説ですが、各遺文について
A.遺文の年代がはっきりしているもの。
B.推定年代があるもの
C.推定も出来ないもの
3つに分かれているところでしょうか?(学会版の編年体 目録2−30ページ)
但し、これらも創価学会にとって邪宗であるはずの日蓮宗や日蓮正宗の成果なはずです。
学会が学問的に独自調査をして、日蓮系に貢献したことなど一度もないと思います。
(学会のとある部隊が寺院から寺宝を泥棒して犯罪したのは知っています。)
義類別に分けるにしても昭和七年の段階から戦前か戦時中(?)にかけて丁寧な作りの遺文集はありました。
学会版は霊艮閣版をパクって遺文の順序を意味不明に並べて出来たわけですが、行道文庫版のほうが明らかに出来が良いと思います。
6.「十二因縁御書」
7:24〜7:25あたり動画に一瞬、図が見えています。日蓮宗でいうところの「十二因縁御書」のことで、これが学会版の全集、編年体どちらからも削除されています。日蓮思想の奥義の一つが欠けていると私は考えています。
今の私の中で「十二因縁御書」を日蓮遺文とすることに全く違和感がありません。
「十二因縁御書」
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我等心法華経也。法華経我等心也。(我等が心は法華経なり、法華経は我等が心なりと。)
法華経をしらざるは則我身をしらざる也。所謂不知身者。移宅に忘妻是也。されば仏にならざる者あり。後世の為に法華経を忘れたる者是なり。故に法華経を信ぜず謗る者は、背諸仏背諸天背父母背主師背山背海背日月背一切物也。
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法華経を日蓮遺文に変えると学会版の遺文集は笑えてしまいます。
「後世の為に法華経を忘れたる者是なり。」とありますが、後世の為に日蓮遺文を掲載し忘れたのでしょうか?
日蓮遺文を掲載し忘れたのでなく、単に「十二因縁御書」に図があって時間的に記述が面倒だったのと安くする為にケチったと私は思います。
日蓮教学においては、十二因縁は一念三千と深く関っていることや十二因縁や一念三千の記載がある他の遺文を学会版で採用している点からも矛盾するでしょう。
我等心法華経也。法華経我等心也。(我等が心は法華経なり、法華経は我等が心なりと。)
法華経は慈悲深い経典です。ここをよく読んで学会などの正宗系教団には慈悲深くするか親切にしていただきたいものです。
法華経に書かれている通り、創価公明には政治から手を引いて欲しいものです。
以上
'160831 追記修正
これは創価と昔の正宗の公式見解ですね。
私のブログ記事の「日蓮系遺文」を全部読んで下さい。84,5歳の老人に御遺文執筆は出来なかったと思います。10ヶ月というのも嘘で半年チョットしか無かったと資料から伺えます。慌てて作成し、これだけたくさん霊艮閣蔵版から盗用剽窃して間違いだらけだったわけです。
日蓮宗系統で作成した要文集(ようぶんしゅう)を見ると、真面目に作れば一年半ぐらいかかっているのがわかります。
盗用剽窃して間違いだらけだから、半年〜10ヶ月でできたのでしょう。
当時の聖教新聞、大白蓮華、から盗用剽窃したメンバーが判明しています。今はまだ公開していません。
>著作権すら存在しないものをパクリとか言ってる
日蓮遺文には著作権はありませんが、
書籍の著作権は存在します。
本当にクリスチャンであれば教会名、協会のTELと指導者名、あなたの本名をお聞かせ下さい。
著作権について指導させて頂きます。
本当にクリスチャンであれば仲良くしましょう。
嘘でなければ、ですが。
私には日蓮正宗の知り合いもいますが、お互いに折伏などせず、仲良く、あるいはお世話になっています。
日蓮正宗の裏の裏をしっているからこそ、喧嘩するのが馬鹿馬鹿しいのをお互いに知っています。
適度な距離で人付き合いが出来るのです。
あなたはどうですか?