創価学会の信仰に功徳はあるか?

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48.はじめてのおつかい、ならぬ、はじめての学会擁護?宗門問題

2006年03月08日 00時02分54秒 | 創価学会
 宗門問題について書いておく。01番の記事や度々書いてきましたが、宗門問題は良い印象を持っていません。特に、日蓮正宗側に、です。はじめての一方的な学会擁護になるかもしれません。アンチの人にはすいませんが、今回は学会攻撃はほとんどありません。宗門問題で学会に問題があるとすれば、、、

1.学会本部の人たちは危機感があまり無いのかもしれません。
創価学会の信仰に功徳はあるか?:弓谷元全国男子部長の解任 その2
今年こそ、学会員が登山出来るようにしましょう。なんて決意はお正月の時点では無いみたいです。
2.私は宗門が悪いと思いますが、裁判で勝った勝ったといっても、未だに説得、あるいは破折、あるいは宗門に負けを認めさせる、あるいは和解する事が出来ない。(実際に現在の信徒の数からも宗門に行った人は少なく、学会を破門、解散通告したけど何にもならなかった。)聖教新聞で話し合いの経過も全部出すべき。せめてここ1,2年は伏せるとしても、もう、最初の頃の物は出して良いはず。話し合いの経過(議事録などが)が学会本部のお仕事の証拠では?
3.ネットで問題になっている、日顕退座や死ね、などの呪いに近い事。(但し、私が色々な家庭や会館の御祈念文を見た限りでは、日顕死ね、はありませんでした。日顕宗撲滅とか、日顕退座はあります。人の死を呪うような学会員はいなかったと思います。日顕地獄行き、とかは平然とみんなの口に上るし、私もそう思ってました。(笑)私の御祈念文は一日も早く大御本尊を学会員が拝めますように、本山の経文、御書などが安全でありますように、だったかな。日顕退座も有ったはず。)
4.池田大作氏や学会本部が日顕氏を悪い人(学会側の主張ね(笑))だと見抜けていなかった。注意やいさめる事が出来なかった。例によって、日顕には騙された。宗門には騙された。(弓谷氏にも山崎正友氏にも騙されました。)騙された。騙された。騙された。騙された。ま、騙す人よりかはずっとずっとマシといえるかもしれません。

経緯や問題点は、学会系のHPをみれば判るかと思います。
日蓮正宗問題研究:トップページ
●おおまかな経緯。
1990年末に、日蓮正宗から創価学会に一方的にお尋ね文書、池田氏の総講頭解任、
学会の解散勧告、平成3年11月28日に創価学会及びSGIを破門、
平成3年7月に学会運営の登山会を廃止。
となっています。

当然、折伏の際の本尊も下付(本山から頂く、つまりは購入です。)停止になり、折伏をして、会員になっても本尊が頂けない状況がありました。私は平成3年4月入会だったので、まだ本尊下付は大丈夫でした。後に取り替える事になりますが。登山も停止になり、添書登山となり、学会を辞めて宗門につけば登山出来るという物でした。登山停止になり創価学会員を運んでいたバス会社の重役が自殺してます。とんでもない事です。

●問題点(宗門側)
1.批判内容
 宗門の問題点として、お尋ね文書などの池田大作氏批判の際に、きちんと批判出来ませんでした。全部、学会側に反論されて、終わってます。一つも証拠を出せなかったはずです。外道礼賛ぐらいが、証拠があると言えばありますが、下らなさすぎて話になりません。

 ベートーベンの交響曲第九番の引用、演奏等を「外道礼賛」と酷評、非難など、、。
つまりはクラッシックを職業に持つ人なんかは信仰出来ないって事か?
海外の人たちも一様にそうなります。音楽だけで駄目ならもっと他にも色々出てくるでしょう。海外の芸術なんてみんな宗教がらみだし。(笑)キリスト教徒の人が日本文化を認めつつ信仰だけ改宗しましょうと言ってるんですから、レベルとしては、キリスト教以下ですね。キリスト教の人だって日本人なら、着物来たり、たこ揚げしたり、正月に餅食うでしょう。日本の歌だって歌うし。賛美歌も歌うでしょうけど。

しかもこの民主党の永田議員偽メール問題と同じで、このお訪ね文書には根拠の証拠が改ざんだった箇所がいくつか有ります。うーん。タイムリー>永田さん。(笑)
どれくらい問題になるかわかるでしょう。あとはもう、宗門側の一方的な池田氏の総講頭解任などです。

2.先に仕掛けたのはどちらか。
 お尋ね文書にあるとおり、先に喧嘩を仕掛けた宗門が悪いと言えるでしょう。宗門も僧侶という立場にありながら、有る程度、一般の私でも簡単にわかる説得が無かったという事です。私も今回思い知らされましたが、tabukenさんやnanaさんからの最初に攻撃ありき、の姿勢ですかね。これは学会だけでなく、日蓮系宗教に共通なのかもしれません。

私は過去の宗門問題をしりませんが、色々な経緯があったにせよ、仲良くやっている途中で喧嘩するなら、やっぱりそれなりの理由が必要かと思います。1に書いたとおり、理由無し。少なくとも一般信徒の私が聞いて納得いかない訳です。他の人もそうです。700万人いるかもしれない学会の人がほとんど宗門につかなかった事からも、説得力に欠けると言えるでしょう。いくら信じている(学会風)、洗脳されている(アンチ風)とはいえ、歴然としすぎています。
http://shunpo.ld.infoseek.co.jp/shoshu.htm 第5話 正宗と学会
>結局、この勝負に勝ったのは、邪魔でウザイ宗門を切り捨てた学会で、
なんてアンチサイトに書かれる始末。(笑)

またここ数年で色々、宗門側は本尊模刻や池田教を取り上げているようですが、お尋ね文書の時点で最初に言うべきですね。学会の本尊は偽物、コレも困ったもんです。後で書きますが、学会だって本尊を取り替えたくて替えた訳ではないでしょう。先に宗門問題ありきです。http://www.fsinet.or.jp/~shibuken/SHIRYO/sp05.htm
 子供の喧嘩と同じです。最初はどっちが格好いいか強いかの論点だったのに、いつの間にか、おまえのかーちゃんデベソになってます。
もし、重大な問題が学会にあったならば、その時点ですぐに言うべきです。本尊模刻はかなり以前の出来事ですし、その時点で問題に出来ないならば、仮に学会に責任があるとして、宗門にも説得や指摘出来なかった責任があるのでは?蒸し返してみっともないのはtabukenさんと私の某所でのやりとりを見ても一般の人がどう感じるか?、、もう明らかでしょう。

●目的、つまり、メリットは?
○宗門
 宗門の目的は何かというと、信徒獲得、お金の問題でしょう。先にも言ったとおり、本尊模刻などの教義上問題ならば、判明した時点で注意しなかったのですから、それこそ、僧侶とは言えません。布教は全く学会に任せっぱなしで、葬式の時のお金や学会から本山への寄付をもらっていた訳ですから、他にやることが有ったとは思えません。儀式、つまり行事ばかりだったということか?
 それと池田氏が気にくわない。(笑)竹入氏の記事にも書きましたが、学会本部の人が聖教新聞上で「どうしてすごい信徒が出てきてくれた事を喜べないんだ?」(主旨)と言ってました。私もそう思います。誰が言ったのか覚えていませんが、例え、弓谷氏が言ったとしても、やっぱり同意します。創価学会が単一教団としては日本最大なのは事実で池田氏がトップなのも事実です。ここでは池田氏が良い人なのか悪い人なのかは問いません。
 少なくとも宗門にとっては喜ぶべき事でしょう。

○学会側のメリットは?
 そして学会擁護になってしまいますが、学会に目的、メリットが無い事が宗門問題における一方的に学会が組織としての被害者なのが証拠になりますかね。宗門と喧嘩して学会にはメリットはありません。
 本尊下付停止、登山停止、葬式に僧侶が呼べない(これも人による、、友人葬がいいという人も僧侶が良いという人もいるでしょう。)宗門問題で一般の人に悪いイメージを与える、、今まで700年の歴史がある、と言ってきただけにそれもなくなる。つまりは折伏をやってきた学会にとって、折伏がやりにくいワケです。
 結果として、本尊と登山、末端会員の折伏がやりにくくなる、、を除けば、お金を学会だけに使える事だけ学会本部にとっては良い事だったでしょう。
 ですが、特に、本尊下付停止と本尊の取り替えは困る状況でした。宗門だけでなく、一般の人にも「日蓮正宗の本尊じゃないと駄目だ」「法主の本尊でないのは偽物」という今までの学会指導と違う。。。などと、教義変更に疑問を持たれたり、偽物呼ばわりされます。折伏がやりにくくなるのです。
http://shunpo.ld.infoseek.co.jp/shoshu.htm 第5話 正宗と学会
http://shunpo.ld.infoseek.co.jp/kaidan.htm 第6話 大御本尊を考える
創価学会は大御本尊の否定はしてません。家庭の御本尊でも功徳はあります。必ず大御本尊に祈る必要はありません。というものです。

○一般の人にはメリットあったか?(私)
 ないです。何も。折伏がやりにくくなりました。本尊取り替えでは悩みました。宗教が悩みを解決するはずなのに、悩みが一時的にせよ、増えました。大御本尊が拝めなくなりました。少なくとも末端の私には何も良い事はないです。良い迷惑でした。

 一般の人には友人葬で葬式費用が安くなるくらい? (但し、遺産を学会にご供養する!となって結局は同じかもしれません。これもその人次第。ネットにあるご供養体験談を信じるかどうかはあなた次第。少なくても、「遺産を学会にご供養」なんてあっても、全然、不思議じゃないです。それが良い事か悪い事は、後に残る人たち次第。)

●現状やその他、、、、。
 宗門は池田氏批判と、本尊模刻、偽本尊を中心に批判。学会は、偽法主(法主の資格)、法主本仏論・法主絶対論、を批判しています。正しい、間違ってるは別にして、教義的に細かい事でお前が間違っている、、、なんてどちらも言ってます。でもどっちも平行線です。

学会も多くの人、300~700万人?(仮に選挙の票が全部学会員としなくても。)いて、祈っていても全然、宗門と決着をつける事が出来ません。宗門は6万人以下ぐらい。僧侶も僧侶らしく、批判出来ていません。僧侶も大御本尊に毎日祈っていても、ちっとも願いが叶わないようです。(笑)人数としては圧倒的に学会が大きいです。
 どっちもお互いに、お前には功徳がない、間違っている、我々のトップの言う事が正しい、と言ってます。御本尊の功徳って何なんでしょうね?どっちに罰があって功徳があるんでしょうか?どっちも同じ宗教しています。組織トップの心や人格は違う、、との意見じゃないです、、、そうではなくて、仏法上の師弟論そのものはここでは否定しませんし、議論しませんが、どちらにも末端の人がいる、、って事です。どちらにも幸福な人、不幸な人がいるでしょう。よく、日顕氏と池田氏の比較はあちこちのHPでみかけますね。じゃ、それぞれの末端の人は????>特に創価の人どうですか?全く同じ教義のはずなんですけどね。解釈や見解が違うようです。

日顕氏は心の中が嫉妬だらけという学会の批判もありますが、幸せかどうか本音を聞いてみたい物です。(かかわりたくないですけどね。(笑))お金持ちで長生きして、旨いもん食って今も生きている訳です。(笑)慈悲や信念、行動力のある人ではないですね。自分が先頭に立って キリスト教や他の仏教をなんとかしよう、私のこの一生で、この宗教だけでも、これだけは破折しよう、、なんて人じゃありません。御本尊の功徳って何なんでしょうね?どっちに罰があって功徳があるんでしょうか?馬鹿馬鹿しいとしか言いようがありません。

少なくとも学会員さんは折伏では苦労はしています。アンチの人にはすいませんが、ここでも折伏自体の良い悪いは別にします。僧侶は自分だけでなく、人にも題目を唱えさせる、御本尊に祈らせる、折伏する、というのが職業なのですが、一切学会に頼ってきた事実があります。

●誰の為か?
 また、一般信徒のことを考えて、行動すべきだったでしょう。女性の外人さんが大石寺で祈る時間が終了して、扉が閉まり、皆さんがでていった後、だいぶ時間が経っても、いつもでもいつまでも顔をしたにして大御本尊を祈っていた姿が忘れられません。お金持ちか貧乏なのか知りませんけど、お金の事を除外しても30分あるか無いかの祈りの為に海外から来るわけです。切実な想いがあったんでしょう。一般の人は祈りたい訳ですよ。私もそうでした。

宗教は一個人で有れば自分の為だけでもいいのでしょうが、組織の場合はとくに相手の為、人の為、でないと駄目駄目ですね。仮に池田氏が悪いとしても少なくとも一般の人々には何も悪い事はないでしょう。学会本部だけの人事をなんとかしろ!(もちろん正当な理由の元に。)とでも文句の付け様は幾らでもあるかと。むしろ御本尊下付、大御本尊を拝む事が出来ない、少なくとも600万人から700万人いると思われる人を見捨てた形になって大問題にならない宗門ってどんな神経してるんでしょうか?組織なんて、お金と立場の問題だけなので、信仰心そのものには不要ですからね、だれが組織のトップでも良いはずです。それと、法華講なんていくつかあります。

日蓮の御書を読めば少なくとも、いつも自分の為ではなく誰かの為、人の為、だったはず。

●説得できるのか?(笑)
 法主本仏論、法主絶対論というならば格下の信徒を説得出来ないのは責任問題です。一般の信徒だけでなく、外部の人にも理屈だけでなく、感情面からも、納得いかなくてはなりません。だって、そうでない宗教なんて誰が入るんだ? 普通、宗教ってよく知らない人が話を聞いて感動した!、って事があると思います。宗門にはそれが全くありません。創価の体験談みたいな話や仏法の感動出来る話がないのです。
 日蓮系宗教だと自分は絶対正しい!!だから無理矢理でも言う事を聞け、という傾向になりやすいのかもしれません。

 学会本部、つまり聖教新聞も敵、敵、敵、極悪、極悪、極悪、というだけで、一度も今年こそ関係改善、決着を!なんて決意を聞いた事がありません。いつなのか、問い合わせてみたら?>学会の人。
まだこれからも何年も平行線のままなのを見越して、何年も前に(戦いは続けるけど)完全勝利!って言ったのかもしれません。末端の人には大御本尊を拝めない、とかのデメリットがあるだけで完全勝利なんかしてません。
コメント (6)
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