試しにトランス使用の機器を集めてみた。上から、フォノイコ。イコライザ前のドライブ?インピーダンス変換?のトランス。タムラA-8713。20k:600。タムラが驚異的な値上げをしてる中、取り残されてた感がある。慌ててもう一組確保したらその後値上げしてた。そしてEQ段のチョーク。ノグチトランス。FEQL及びFEQH。直接比較したわけでははないが、アイエスオーのNP-126は若干肉付が良い、8713はもう少し絞った感がある。どっちが良いか、メインには8713である。サブシステムに個性の強い物を選んだらアイエスオーか?
そして今はメインから外れてるが、ラインアンプ。これはP.P.回路で最終に上記NP-126が付く。
パワーはメインの6CA7P.P.mono。これは入力にTF-3というタムラのトランスを位相反転に使ったもの。
音は流石に広がらないが、思ったほど狭くもない。そういえば以前ヒノオーディオで倉田さんにトランスを使うと帯域が狭くなる、と教えてもらった事が有った。その意味がこれか、思った。代わりに中心に濃い音が集まる。エネルギー感は有る。それが心地よくしばらく聴いている。EMINENTではなんかちぐはぐ、インピーダンスが合わないような気がしてSYNERGYにしたがマランンツのMCトランスとあわせてさらに濃くなった。これは此れで良いかもしんない。
きっかけは館山のコンコルド。何回か食べに、聴きに行ったが、あそこの音は心地良い。それが何個もトランスを使った音とは。でもそんな片鱗今回は少しも見えなかった。