analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

ラインアンプとパワーアンプを繋いで測定 その2

2020-07-10 00:04:49 | LfD-1

前回は、ラインアンプとパワーを繋いでパワーアンプ出口で測定した。

 

今回はラインアンプとパワーを繋いで、プリの出口を測定してみた。

ラインアンプの底板を外したくなかったので、マンラツのピンケーブルのピンカバーを外し内部を露出させた。そのプラス側にワニ口クリップを繋いで接続した。

 

最初、試験的にプリの電源のみを入れて歪を見てみたら0.3%程だった。

その後、パワーの電源を入れて測ったら2.5%の時に1.8V出力となった。

 

ラインアンプは負荷に固定抵抗600Ω繋いだのでは歪が0.3%(出力電圧10V)なのだが、パワーを繋ぐと途端に悪くなる

 

 

こんなの私に解るはずない。けど、無い頭を使って無理やり理由をコジツケテみる。

まず、負荷が固定抵抗では低歪ってことはパワーアンプのトランスが問題。

このトランスの二次側は、真空管が付く。この真空管は交流を発しないから、一次側には影響がない。はず。

二次側の直流は、真空管のバイアス電流が二次側に流れる。がコイルは直流を流さないから一次側には影響が出ない。はず。現にプリのOPT二次側には0.3mVほどしか電圧が立たない。この辺の直流電圧は測定したことないので後で測ってみよう。

とすると、プリのOPTの負荷としてのパワーのIPTか?もしくはNFB?

まず、OPTとIPTを繋いだ場合・・・なんか問題有るの?

私にはわかりません。

まあ、電圧伝送より良い音が出てるので、問題無しとしよう。

 

 

 

参考に。

入力トランス二次側の終端抵抗が20kΩの時のデータだが、パワーアンプは3%歪の時の出力は19.1W(入力0.9V)だった。

これからするとパワーは38Wも出てることになる。

プリって、出力の十分の一しか使ってないんだな、って今更。

 

20200707


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2 コメント

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歪の増加は誘導ノイズ? (ED)
2020-07-10 22:07:01
パワーアンプのIPTを繋ぐと歪が増える原因原因として、誘導ノイズを拾っている可能性があります。

パワーアンプのIPT周りで、アースがループになっていたり、入力信号系のループ面積が大きくなっていないか点検してみてください。

PCにFFT解析ソフト(WaveSpectra等)を入れて、歪の成分を調べれば原因を特定し易いですよ。

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WAVE SPECTRA (soruboseinn)
2020-07-11 14:44:59

ソフトはちょっと遠慮してましたが、この際だからやってみます。

取り敢えずW-SPECTRAとW-GENEはダウンロードしました。

内容は3日後くらいにブログにアップします。
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