analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

カートリッジを壊すとこだった

2021-01-30 00:02:00 | カートリッジ

エスピーユーSYNERGYの音が緩いので、他のGシェルに換えてみる。

 

純正の物よりこちらが良い。

高音はあまり聴こえないが、末広がりの雄大な音。

ブオンと響く低音が心地よい。

全体にふくよかなのは、響きではなく一音一音に付帯音が有るからかな?

音場はスピーカーより前に作る。

ヴァイオリンは何か音色が乗っていて少し鈍る。

ただ、音色も音場も吹奏楽をやってた頃を思い出す。

一音一音は純正の時よりもシェイプされた。

そして高校の先生のところで聴いたものもこんな感じだったと思う。

これはこれで良いが、私はEMINENTのような分析的に鳴らす方が好きなんだ。

 

 

 

シェルを金属タイプ(多分アルミ)にするとき、いくつか事故が起きた。

まず、シェルリードの端子を折った。しかも二か所。

取り敢えずハンダ付けで対処。

そのシェルリードを接続するとき、ラジオペンチがずっこけ、オルタネーター部分に吸い付かれた。

気が付いたら下画像の白い四角位置へラジペンの先が持ってかれた。

スタイラスが折れなかったのは奇跡だった。

ただ、コイルを痛めなかったかは鳴らすまで解らない。

テスターで確認(ほんとはいけない)したら、一応導通は有ったので大丈夫かと思う。

 

この後、音出ししようとしたら片方出ない。追っかけて行くとフォノイコのようだったが、電圧測定も問題無い。

終いにゃ「ぶー」と鳴り出す始末。

夜なんで今日は諦めた。

 

アンプかと思ったが、シェルリードが一本刺さってなかった。

 

 

以前このシェルにした時はちぐはぐな音だった。

SYNERGYの滑らかさに金属の硬さが乗った感じが溶け込めず、「ダメか」と思ったものだ。

今回は行けそうな気がしたので、シェルリードをゾノの8Nにした。

SYNERGY純正とメタルのシェルは、ピンの太さが違う。

SYNERGYとSL15Eのオルタネーターのピンの太さも違う。

 

金属のシェルは、デザインとロゴ(ゴシック)により、多分初期の物、GかGT(E)当たりの物で、内部の錘が小さいことからGT(E)の物かと推測する。

 

 

純正シェルはエポキシを流したことにより音がふやけてるのかもしれない。

 

20201217


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