analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

音量上げて鳴らしてみた。(AR‐4X)

2022-05-30 00:05:37 | フォノイコ

朝から音楽を鳴らした。

ま、その前にフォノイコのハムを確認する。

レコードの針を落とす前に、プリのボリュームを上げてみた。

通常は2ノッチも上げれば鑑賞に当てる音量で、少し大きめと思ったら3ノッチにする。

この辺では問題無い。

良かった。

5ノッチまで上げてブーっと少し聞こえた。

ノブから手を離すと少し小さくなる。

ああ、フォノとアース線繋いでなかった。

でも問題無い。

 

音出し。

これがまた参った。

ARはどうしても枠のような物が有り、それがDS‐3000との決定的な差になっていた。

それが無くなった。

大型スピーカーが鳴っているような音場。

ちょっと大げさに言えば、凄みが出てきた。

「さすがすげえ」、高級スピーカーを聴くと偶に思う事。

これに近い。

これを聴くと、ARの能力を発揮させて無かった。

超低音のずうぅんは無いが、それっぽく鳴る。音の形が見えるようだ。

 

 

 

瀬川冬樹と言う人の本を読んでいる。

この人の音の好みは私と似てるような気がするが、性格は私とは合わない気がする。

人を非難するような言い回しだが、寸前のところで下品にならずに居るかんじ。

その標的が私のような人間だと思われる。

そういえば故スガーノ氏も似てるところが有る。

あの頃の人たちはそんな感じがする。

まあ、他人事で読んでる分は楽しいが、非難が入るとその産業はいづれ衰退する、なんて考える。

反省。

話が反れたが、その本にAR‐4Xが出てた。

そしてテクニクスのSU‐3500

このスピーカを私に譲ってくれた方はこの記事をリアルタイムで読んでたのではないか。

この組み合わせはなるほど悪くない組み合わせだと思う。

しかし真空管で鳴らすと、こちらが本来の音ではないか、と思ってしまう。

まあ、手間暇の掛け具合が全く違うが、今のこの音を聴いた貰ったらどう思うか。

そろそろ発売後55年。

いったいいつまで鳴らせるか。

 

20220311


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