メインスピーカー ダイヤトーンDS3000。1984年発売。詳しいデータは他H.P.にあるので割愛。H7.1.29池袋ダイナミックオーディオにて購入。かれこれ19年ほどになる。発売開始から30年。姉がCDプレーヤー ミュージカルフィデリティーCDTを買うのについていった。確かREVOXのCDPを比較に聴いたらカキカキの無機質に聴こえた。ちなみに姉はまだCDTを使っている。店内をぶらぶらと見渡していたら地下にダイヤトーン DS3000が・・・この時DIATONEが不振だったようでかなり安かった。片側ウーファーのセンターキャップがつぶれていたが測定では問題なしとの事。姉にお金を借りて持ち帰る。確かYAMAHA NS1000Xも似たような価格で出ていたが、もう気持ちは決まっていた。試聴無しで決めた。当時読んでいたサウンドトップスという雑誌でダブル誠評論家がリファレンスにして記事を書いていた。とても買えるとは思ってなかった。朝起きると姉の部屋の北側両角にDS3000があった・・・などという夢を何度か見た。それを思い出すと自分の部屋にDS3000があることが夢ではないか?思ってしまうことがある。しかしここにある。雑誌の読者紹介を見てるとほとんどが海外製品に行き着いた人ばかり。たまに国産を使ってる人を見るとかっこいいと思う。国産で海外機に対抗する音を出している。自分もそうなりたいと思った。
早速部屋で音出し。NS690Ⅲと大して違わない音だったと思う。それでも浮かれていたのかうれしかった。大音量が出たのは覚えてる。将来どんな音を出すのか?思いも付かない。ただ、無色透明のモニター系スピーカーなら使いこなしによって素晴らしい音を出すのではないか?TANNNOYよりも、JBLよりも・・・一度下の8畳の部屋で鳴らした。ストレス無いとこんなに良く鳴るのか?思った。目の前にバーンと音場が広がった。が、ここは私の部屋ではない。すぐに戻した。
marantzのSM700を持っていた。大学時代買ったものだ。もちろん中古だ。しかしこの頃の私は真空管アンプに傾倒していてまともなプリアンプをあてがわないでいた。自作真空管アンプ+SM700+DS3000。これは鳴らなかった。よく解からなかった。或る時プリにONKYO A-7をあてがった。A-7のPRE-OUT端子を使用した。なんかちぐはぐで力を出し切れてない。よく解からなかった。この頃は色々試した。A-7のSP端子にピンコードの片方をばらしたものを作り、それをSM700に繋いだ。なんという躍動感。ウキウキする。これがSM700の本質か?喜びもつかの間、掃除機をかける電源ON時のショックノイズで片チャン死んだ。メーターの明かりがつかない。8Aヒューズを交換してもダメ。ご臨終だった。良く鳴ったのほんのひと時、儚い。最初にこんなアンプを使うと、次は半端な物を使えなくなる。
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