analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

測定器の比較

2021-04-06 16:04:42 | 測定関係

測定器類の計測値の比較してみた

 

各測定器

オーディオ測定器 UA‐3S

DMM1009

DMM 1012

ノイズメーター VT‐172

オシロ CS‐1575A

 

 

まずノイズメーターVT‐172のチェック

信号を入れたプリの出力にVT-172とオーディオ測定器UA-3Sを接続し、比較する。

信号は200Hzとし出力はUA‐3Sで0.5Vにセット。

VT-172は0.03Vと表示し、どうしても差が出てしまう。

測定ケーブルをオシロなどの物とも色々変えたがみな同じだった。

仕方なくYT‐172のレンジを二つ下げ、RELATIVE REFつまみを回し、無理やり合わせた。

そうすると若干差が有るが、UA‐3Sと連動するようになった。

ただ、レンジの半分以下の表示でもOVERLEVELのランプが点いてしまう。

 

 

 

各機器の接続方法

プリアンプの出力に600Ω固定抵抗を繋ぐ

そこにはUA-3S、オシロ、1012を繋ぐ

OPT一次側に1012を繋ぐ

UA‐3Sの発振機出力はプリアンプ入力またはOPT一次側に繋ぐ

 

 

 

 

測定の種類 発振器出力は

200Hz、400Hz、700Hz、1kHz

で、それぞれプリ出力

0.1V、0.2V、0.3V、0.4V、0.5V

を測定する。

① 電源をON、信号入力を入力側として上記各周波数・出力電圧を測定(アンプの測定)

② 電源をON、信号入力をOPT一次側として上記各周波数・出力電圧を測定(OPT単体の測定)

③ 電源をOFF、信号入力をOPT一次側として上記各周波数・出力電圧を測定(ひとつ前の測定が真空管5687の影響を受けるか?)

④ 接続機器の影響を見るためVT-172、1012を外し、電源をOFF、信号入力をOPT一次側として上記各周波数・出力電圧を測定。

⑤ 1009で前回の出力端子の電圧測定値を合わせ、同じ時の出力を1012との比較のためUA-3Sで測定する

⑥ 電源OFFでOPT一次側に信号入力 アンプ出力にオシロとUA-3Sを繋ぎ、出力の増減で差が出るか比較。

 

(オシロの画面にテープを貼って出力の位置に線を引き、ほぼ等倍になっていることを確認)

 

 

 

考察

VT‐172以外 特に機種間の差は無いと思われる

 

 

昇圧比の推定。

NP-126の昇圧比は4.9。過去の結果とほぼ一致する。

 

20210322


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