analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

周波数解析アプリ

2020-07-14 00:02:28 | 測定関係

プリとパワーを繋いでのひずみ率が良くない件、EDさんからアドバイスを貰った。

いつも有難うございます。

パワーの周りでノイズを拾ってないか?WAVE SPECTRAなどを使ってみてみれば?とのこと。

 

以前からネットで目にしてたが、発振器とオシロが有ればもういいじゃん、なんて思ってた。新しいものを取り扱うのは労力が要る。

が折角なんで、ダウンロードしてみた。

振器は有るが、WAVE GENEもダウンロードした。

何となくボタン類は感覚で行けそうだ。

説明書を見たが、途中で、「接続はどうする?」となった。

このPCはヘッドホン端子は有るが、マイク端子が無い。

どうやって信号を取り込むか。しかもWAVで認識するとのとのこと。

DAPを使おう。これで信号を取り込んで、Music CenterでMP4をWAVに変換する。

パワーとDAPを繋ぐため、ステレオミニジャックの中継(メス-メス)が欲しかったが売って無い。代わりにヘッドホンの分配器で代用しようと買ってきた。

まずはラインアンプにWAVE GENEの1kHzを入れて、パワーの出力にDAPを繋いで録音した。

感覚で音量を合わせた。

0.837Vacで0.1W程になる。

これをWAVに変換してWAVE SPECTRAに取り込んだ。

その時の画像。

なんかうまくいった、かな?

低域で盛り上がりがある。ヘッドフォンジャックでこの周波数が出るか疑問だが、多分50Hzが

盛り上がってる。

ってことは、電源のハムでも拾ってるのか?

高域は20kHz以上でカックン下がってる。

大体-60dBでもじゃもじゃしてる。これがノイズ?SNがー60dBってことか?

1kHzでピンと立ってるが、これが基準信号か。そして2kHz,3kHz・・・・と山ができる。

 

山の見方を勉強せねば(実はこれが大変だったり)。

その前にこの使い方で合ってるか再度確認だな。

 

なんかもう少しこのネタ続くな。

 

20200711


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2 コメント

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FFT (ED)
2020-07-14 23:28:09
FFTアナライザとしてちゃんと動作しているようですね。

50Hzが-40dB(1%)出ているのはいわゆるハム音で、アース配線の引回しが悪い等で電源トランスの磁気誘導によるものだと思います。

100Hzも-40dB出ていますが、これは電源の両波整流によるもので、リップルが乗っているかチョークの磁気誘導を拾っているのではないかと思います。

単純に足算すると、これだけで2%のハムノイズ(歪としてカウントされる)が出ていることになります。

それから、2kHz、3kHz・・・は高調波歪というやつで、パワーアンプの増幅直線性が影響していて、一般的にこれを歪と言っているものです。

二次高調波の2kHzが-50dB(0.3%)程度なので、これは問題ないレベルですね。

ということで、パワーアンプ入力回路周りのアースループがないか、入力信号路のループ面積が大きくなっていないかを取敢えず点検してみてはいかがでしょうか。
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波形 (soruboseinn)
2020-07-15 09:26:47
 
まだ始めたばかりだったので細かい設定はまだですが、とりあえずW.Spectraに関してはよかったです。

100Hzのノイズは電源の一次高調波なのかな?なんても考えてましたが、両波整流・・・なるほどです。

高調波という言葉はよく見るのですが、ひずみに関してるとは思いもよりませんでした。一度1kHzの出力を上げたら高調波も大きくなったことがありました。(パスコン交換前)

ひずみに関しても意外です。ほかの機能を使って出すのかと思ってましたが、これで分かるのですね。

ハムについては昼間は気にならないのですが、夜中に聞いたら結構気になりました。気になると段々大きく聞こえてしまいます。

アースに関してはもう少しやってみます。

有難うございました。
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