analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

フルイドダンパー

2020-01-03 00:05:20 | トーンアーム

フルトヴェングラー・ベートーヴェン第一・第四 と サントラ SF&パニック のレコードが反っている。

これをSME312のフルイドダンパーで何とかできないか?

シリコンオイルなんて売ってないのでタミヤのベアリング用オイルを入れてみた。

あまり変わらない。

次にのハンマーオイルという奴、濃いめのオイルを使ってみた。

これだと曲が進まない。インサイドフォースキャンセラーを掛け過ぎたような感じ?

ベアリング用オイルを半々くらいで混ぜてみた。

これが当たり。

っと言っても針飛びが収まったわけではない。

なんか音が良くなった。

ちょいと調べてみた。

SMEではフルイドダンパーと言っているが、一般にはオイルダンプだな。

これを付ける効果は、低域の共振を抑える、だそうだ。知らなかった。

アームを制動して針飛びをなくす、その代わり感度が悪くなる。そう思ってた。

そういえば低域の解像度が上がった感じだ。それで全体の歪感が無くなった。

ただし、構造が少し違う。

フルイドダンパーは、3012Rはアームパイプに取り付けられる。

だが312は上下ピボットのアッセンブリーに付くので、一応ベアリングでアームパイプとは絶縁する。これだとアームパイプの共振は防げない。

フルイドダンパーは、一般にはオイルに沈んだパドルが水平方向に移動するので水平方向に効く。

・・・312は水平ピボット以降、垂直ピボット以前に取り付いてるので、水平方向のベアリングの共振に対応してるのか?

へぇ~なるほど。

今まで何やっ・・・・って、説明書には記述ないし。

まあ、いいか。


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