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analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

カセットデッキの修理4 GX-Z9100

2019-01-24 00:00:19 | カセットデッキ

カセットデッキがもう一台ある。

A&D GX-Z9100という機種だ。

姉のために中古で買ったのだが、姉がもう不要ということで引き取った。

こいつはピンチローラーが上がらないので再生不能な症状だ。

メカ部を外したことが無いのだが、やってみた。

ホルダーを外したら、バネがぽろぽろ落ちてきた。

位置を確認してピンチローラーだけ外し、掃除。画像赤丸と黄色丸だ。

動きがスムーズになった。

これで組み戻す。が、先ほどのバネがどこのか分からない。

ネットでGX-Z9100修理を検索したら、ちょうど出てきた。カセットハーフのスタビライザー押さえ用だった。

なるほど重力でも離れるが、ばねが有った方が確実なんだ。

内部配線が狭いところを通るので、復旧に難儀したが、何とか組み上がった。

 

早速音出ししてみる。

ガーン、回るのだが変な音して音楽が掛からない。

失敗だ。あとでもう一度見てみよう。

 

本体内部・上部より撮影。

しかし、A&Dのつくりはイマイチ。電気屋が作った様なかんじ。コンデンサなんかも黄色いもので統一。

ブロックごとに基板をシールドしてるのは良いが、配線(緑丸)が細いところ(緑四角)くぐったりしてる。

 

メカ部のホルダーの動き事体は良いのだが、あれじゃあ組む人が大変だ。

ネジも統一感が無く、インシュレーターなんてプラスチックだ。

ただ、通気口が無いから内部はキレイ。新品の艶は無いから古めかしいが、きれいなもんだ。

 

対してソニーは洗練されている。

修理もしやすい。

当時、人気を二分したメーカーだ。悪いはずもない。


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