analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
故障・事故等が起きても当方責任は負いかねます。

アンプの測定をした。(F特・歪率・残留ノイズ)

2021-10-25 00:04:11 | CfD-4 (オートバランス)

続いてF特の測定。

プリ単体。太い濃い紫線はNFB7dB掛けると高域が伸びるがちょっとやりすぎな感じもする。

60kHzからスッコン下がる。

 

NFBを4.7dBにしてパワーを繋ぎ、F特を測定。

高域特性はパワーのIPTに依るのかな。

低域は良い感じだ。

参考に赤線はNON‐NFB。

 

残留ノイズも測定してみた。

入力ショートで、プリ単体では1.26mV。

がパワーを繋ぐと0.16Vと大きくなる。ハムは聴こえるが、スピーカーが遠くなったのであまり気にならなくなった。

 

プリを繋いだままの3%歪の時の出力は18.8Wとなった。前回は19.3Wだったので少し下がった。

 

出力8Wの時のパワーの出力電圧は12.3V。プリ入力が29mVなので48.8dB。これは参考値。

この時のF特は下グラフ青線。

赤線は前回のものだが、なぜか良くなってる。

アッテネーターをプリと別躯体から組み込んだからか、100kΩを30kΩにしたからか。OPT一次を20kにしたからか。

 

歪率。

細い薄い黒線は那須氏の物に近い参考のもの。

青線100Hzが悪く、1kHzは良いのだが、実際の使用音量(1V以下)では那須氏の方が良いかも。

参考にプリとパワーを繋いだ時の歪率。

縦軸のレンジを広げてるので実際は悪い。

以上、測定値に関しては満足いくものとなっている。

 

20211005


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