analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

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プリの動作点の検討

2021-06-24 00:01:29 | LfD-1

プリのOPT一次側を10kで使い、パワーの初段12AU7のグリッド抵抗Rgを替えてインピーダンスを上げようとしたが何故か出来なかった。

前回パワーのRgを上げていったが、電圧が或るところで上がらなくなった。

何かおかしい。

折角調整したのにな。

 

 

今までプリをOPT20kで使っている時はプリの出力インピーダンスを測定すると低いので、OPT一次側が低いと思ってた。

10kの時は出力インピーダンスが高いので、OPT一次側が高いと思ってた。

なんという勘違い。

 

 

現在プリは5687は146V13mAでrp2.3kΩ位になっている。

元に戻った訳だ。

パワーはRgが計算上14kΩほどだ。これは少し高くなった。

 

 

ならば5687の内部抵抗rpを上げても負荷を高めで使えるのではないか?

rpを上げれば見掛けの負荷が下がるので、低域が出ると思うのだがそうはならない。

OPTを20kにしてやってみたら変わるかな?

20kは低域が少ないが、中高音はキリっとなる。オーディオ的に気持ち良い音だ。

抵抗を替えたところで思い出した。

これは過去にやっている。

プリの動作点の変更 その14 rp高めを鳴らす - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

OPTを20kで使い、パワーのRgを替えたがあまり低音は出なかったんだ。

 

元に戻した。

 

 

 

気分的にだが、20k:600(反転して600:20kで使っている)に送るのは10k:600ではなく同じ20k:600の方が良いのではないか?

NP‐126の場合では10k:600は見掛けで、実際は20k:1200の気がする。

 

が、だ。インダクタンスの関係かNP‐126は20kよりも10kで使った方が低域が伸びる。

これは10kで使おうが20kにしようが超えられないようだ。

フォノイコで気が付いたが、段間に使ったトランスでRIAAカーブの低域が決まった。

タムラ → TSM → アイエスオー → ハシモト のブランド順に改善された。

NFBを増やしたり、RIAA素子を交換したりカソードパスコンを増やしたりしてもダメだった。

トランスでカットされた低域の復活はかなり難しい。

結局はハシモトのトランスが一番低域が伸びてた訳だ。

その代わり高域は一番早く落ちてる。

 

 

それからパワーのRgを変えて増幅度が変わるかも見て見たい。

プリのOPT一次側のセンターに電流が流れてないというのは電圧が立っているのにどゆこと?インピーダンス∞?

そもそも両端の電圧が高いというのはなぜ?パワーのRgに電流を流さないようにすると・・・下がらないな。

おいおい解決していこう。

 

20210620


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