プリのOPT一次側を10kで使い、パワーの初段12AU7のグリッド抵抗Rgを替えてインピーダンスを上げようとしたが何故か出来なかった。
前回パワーのRgを上げていったが、電圧が或るところで上がらなくなった。
何かおかしい。
折角調整したのにな。
今までプリをOPT20kで使っている時はプリの出力インピーダンスを測定すると低いので、OPT一次側が低いと思ってた。
10kの時は出力インピーダンスが高いので、OPT一次側が高いと思ってた。
なんという勘違い。
現在プリは5687は146V13mAでrp2.3kΩ位になっている。
元に戻った訳だ。
パワーはRgが計算上14kΩほどだ。これは少し高くなった。
ならば5687の内部抵抗rpを上げても負荷を高めで使えるのではないか?
rpを上げれば見掛けの負荷が下がるので、低域が出ると思うのだがそうはならない。
OPTを20kにしてやってみたら変わるかな?
20kは低域が少ないが、中高音はキリっとなる。オーディオ的に気持ち良い音だ。
抵抗を替えたところで思い出した。
これは過去にやっている。
プリの動作点の変更 その14 rp高めを鳴らす - analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)
OPTを20kで使い、パワーのRgを替えたがあまり低音は出なかったんだ。
元に戻した。
気分的にだが、20k:600(反転して600:20kで使っている)に送るのは10k:600ではなく同じ20k:600の方が良いのではないか?
NP‐126の場合では10k:600は見掛けで、実際は20k:1200の気がする。
が、だ。インダクタンスの関係かNP‐126は20kよりも10kで使った方が低域が伸びる。
これは10kで使おうが20kにしようが超えられないようだ。
フォノイコで気が付いたが、段間に使ったトランスでRIAAカーブの低域が決まった。
タムラ → TSM → アイエスオー → ハシモト のブランド順に改善された。
NFBを増やしたり、RIAA素子を交換したりカソードパスコンを増やしたりしてもダメだった。
トランスでカットされた低域の復活はかなり難しい。
結局はハシモトのトランスが一番低域が伸びてた訳だ。
その代わり高域は一番早く落ちてる。
それからパワーのRgを変えて増幅度が変わるかも見て見たい。
プリのOPT一次側のセンターに電流が流れてないというのは電圧が立っているのにどゆこと?インピーダンス∞?
そもそも両端の電圧が高いというのはなぜ?パワーのRgに電流を流さないようにすると・・・下がらないな。
おいおい解決していこう。
20210620
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