周波数特性が取れたところで、入力トランスA-8713の消磁を試す。トランスを回路から外すために配線を外す。
掛ける電圧がわからない。CDを2Vとして、これを最大と考え2倍の4Vとする。
1kHzの信号を30秒かけて0Vまで下げるという。慎重すぎて2分ほどかかってしまった。
これで再度周波数特性を測定。おお、よくなったかも?と思い昨日の特性を重ねてみたら、そんなに違わない?
ちょっとがっくっり。
実際に音出しをしたが、低域の改善はなかった。・・・ただ、中域はなんかクリアになったかもしれない。気がする。
「トランスなどの誘導性の信号源は、後段のインピーダンスが小さいほど高低とも周波数特性がよくなる、という特徴があります。」とのこと。ラジ技の筆者や千葉市のアンプ屋が言ってたことはこういうことなんだ。でもゲインが下がる。このゲインとの兼ね合いでどこまで抵抗をブラ下げるか。以前はトランス単体で周波数特性?を測ったが、もう一度やってみる価値はあるように思う。