analog player & Vacuum valve amplifier (Electron Tube Amp)

こちらの記事は製作・修理・改造を推奨するものではありません。
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JICO針

2013-11-26 13:33:52 | カートリッジ

 

SHURE V15ⅤxMRの、JICO製針を入手。あえてノーマルグレードの安価の方を選択した。音は・・・純正の緩さを取った様な、高音がきついまで行かないが硬い方。しかしjazzには心地よいかも。高度なドンパチ。純正の面影は少ない。緩さが取れた分、はっきりくっきり。エネルギー感は上がっている。MCのイメージは、奥の点から音が発生して広がる。対してMMはすぐそこの面に発生、余裕感がある。その点は引き継いでるが、これは「シュアの音」とは言い難い。がこれはこれでよい。シェルはAT-LH18occ、ねじはセイシン、シェルリードはAT6101pc-occ。8NはtypeⅤにはもったいない気がしている。が、シュアの線が細い、音色が乗ってるところを良い方向に持ってく気がする。popsは幾分ソリッド過ぎのような気もするが、モニターライクで良いと勝手に思っている。これはSMEを中心にバランスした境地?とも思う。シェルの部材はアルミだが、他は多種金属。 カートリッジ側から、pc-occ~セイシン~テクニハード~真鍮~VDH~♯7type。このバランスがこの音を作り上げる。もちろんメインにするには音色の個性が強すぎるが、THORENSの対抗馬としては面白い。しかし針だけでこんなにも変わるものである。jicoは二重カンチレバーの様である。針先は小さいがマイクロリッジでは無さそう。なんとなくSHELTERを思い出す。そいやこの音は日本製ではないのか?DL301~303はこんな音では無いか?EMINENTを買う前にこれを聴いていたらどうなってただろう?真空管ではなくTRに走っていたのでは?思う。まあ、MMの極致とも思う。

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