読書日和

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時代のうねり

2010-04-03 21:26:46 | ウェブ日記


人気漫画「ONE PIECE」になぞらい、「受け継がれる意志」「人の夢」と書いてきたこのシリーズ。
最終回となる今回は「時代のうねり」です。
今現在の日本を見てみると、最もうねっているのは政治ではないかと思います。
特にここ最近のうねりっぷりには驚かされています。
一体このうねりの先に何が待つのか、誰にも分からないのではないでしょうか。
なので今回は政治について思ったことを記事にします。

最近、「第三極」という言葉をよく聞くようになってきました。
これは自民党でも民主党でもない、三つ目の大きな存在(政党)ということらしいです。
どうも最近、そういった政党を作ろうという動きがよく見られます。

しかしここで一つ、疑問があります。
私の記憶ではメディアも政治家も昨年まで「二大政党制」をしきりにアピールしていたと思うのですが。。。
あれは一体何だったのでしょうか。
いざ二大政党制っぽくなったら、今度は第三極を作れというのは、どういうことなのでしょうか。

たぶん政権交代しても政治があまり変わっていないから、自民でも民主でもないもう一つの大きな存在が必要ということなのだと思います。
「不満の受け皿」という言葉も使われていますね。
自民もダメ、民主もダメということで、一応そういった不満の受け皿になる政党を作る意義はあるのかも知れません。

とはいえ…
どうも実際は、常に「NO!」と言っていたいからしきりに第三極をアピールしているのかなとも思います。
少なくともメディアにはその傾向を感じます。
大衆に「第三極」というキーワードを流行らせようとしているような印象を受けます。
実際に第三極ができたら、今度はまた別のことを言い出すのではないでしょうか。
「第四極」を作れか、はたまた「政界大再編をしろ」か…
常に異論を唱えること、批判することがメディアの重要な役目である以上、このイタチごっこもまた「ONE PIECE」の三大キーワードと同じように、「止めることのできないもの」だと思います。
止まってしまったら政治家の方々がやりたい放題になってしまいますしね(^^;

問題は政治家の方々が何を考え第三極を画策しているのかということです。
本気で日本のためを思って第三極を作ろうとしているのか、単に国民の支持を得たくてやっているのか…
現在、新党構想で名前の出た人々がどういう考えを持っているのか、今の時点ではよく分かりません。
日本のためを思ってのことだと信じるしかありません。
今日は自民党の与謝野さんが離党届を出すなど、新党の動きが活発なのは間違いないので、今後どういった展開になっていくのかとても気になります。
いくつかのグループが連携するような話も出ていますが、果たして…
しばらくは慌ただしい感じになりそうですね。
ひとまず、これ以上政局のゴタゴタで時代をうねらせないで、早く安定させてほしいと思います。
コメント (2)
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