夏休み前の約束通り（誰と約束した？）、東大前の落第横丁にあるピグでサーロインステーキを食べてきた。
そして、念願のお肉オンザライスをやったぞ。これだよ、これ、これ、これがやりたかったんだよ。いやぁ～実にうまかった、肉汁とバターと、それに特製ソースがしみた白いご飯が（笑）。
肉をちょんちょんとやると、ライスの上にツヤツヤの脂分と黒っぽい胡椒の粒が残る。こいつを見ているだけでも、ボカァ幸せだなぁ。でも、これを口に放り込むと、もっと幸せなんだなぁ。
ただ、ここで僕は大変なことに気づいて凹むのである。
ライスを大盛りにしてもらうのをすっかり忘れていた！
これはあまりにもショックが大きい。悲しすぎる。何のために暑い中、自転車こいではるばるやってきたのか。それは、肉の跡が残る白飯を食うためではなかったのか。あぁ、ダメだ、ダメダメ、ダメ男だぁ、オレは…。ナイフをギュッと握り締めてしまった。注文時に、いかにワクワクウキウキしていたかだな。あぁ恥ずかしい。
どうしてここまで悔しいのかといえば、それは想像以上に肉が大きかったから。
レギュラーの200gとお願いしたのに、間違えて300gが来たんじゃないかと伝票を見るまでは心配だったほど。
しかも、この鉄板の他にレタスやキャベツ、ニンジンのミニサラダ、ライス、味噌汁がついて880円というお値打ちのわりに、しっかりしたお肉なのだ。そりゃテレビのグルメ番組に出てくる高級牛肉とは比べようもないが、ファミレスだったら間違いなく単品で1580円から1980円の値が付いていても不思議ではない質と量。
だからですね、聞き耳を立てていると半分の人がこのサーロインステーキをオーダーしている。ちなみに、残りの半分は３品ある日替りのどれかのようだ。
夏休みが終われば、また店内は学生たちであふれかえるはず。こっちは夏休みが終わればお弁当が復活するので、どっちにしろ通うのは今のうちだと思う。
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