あれっ、ついこのあいだ映画館にかかっていた作品だよな。それをもうＤＶＤ用に制作してるんだぁ。
今日は、仕事でそんな現場におじゃました。もちろん映画だけではなく、様々なジャンルの作品がここでＤＶＤ化され、月に30～40タイトル発売されているという。
ただ、華やかなエンターテイメントの世界とは裏腹に、とても静かでひんやりしたスペースだった。
中でも特にひんやりしていたのが、マシンが並んだ部屋だ。以前いったことがあるチルド食品の流通センターのような低温に保たれていた。テレビ局で使っているものと同じ１台１千万もするという機材が何十台と並んでいる。その放熱による温度上昇を防いでいるらしい。
低温もそうだけど、無造作に積まれているとしか思えない高価なマシンの迫力に、ブルッときた（笑）。
しかも、よく見ると、ライバルメーカーの製品ばかり。それぞれ得意分野があるのだから仕方がないのだが、何千万、いや何億という数字が、ライバル会社を潤わせてしまっているのだからスゴイ話。
そんな複雑で熱いビジネスから産み出されたＤＶＤを、僕たちは知らずにただ楽しく観ていたりするんですね。
写真は、懐かしい映画のＤＶＤにでも登場しそうな風景。帰社の途中乗り換えた有楽町のガード下。せっかくなので「懐かしのナポリタン」（819円）を食べておきました。ベトベト系で懐かしい雰囲気が出ていましたが、鶏肉は余計でしたね。店内もレトロな雰囲気で統一されてました。