湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

ジュージューギューギュー

2009-08-06 21:54:02 | B食の道


先日、心に誓った「ジュージュー焼き」を食べに、落第横丁の『ピグ』までペダルをこいだ。
厨房を出た鉄板は、まさにジュージューという香ばしい音を立てている。その音がどんどん大きくなり、僕のテーブルに到着するころには他には何も聞こえない位のボリュームになった。すごい迫力。いや、こういう演出はいろんなところであるけど、これ大盛りのご飯と味噌汁が付いて750円ですから!
なかなか鳴り止まないジュージューだが、写真を撮っていると徐々に音量が低下。しかし、ここでテーブルに備え付けの特製ソースをスプーンですくってかけると、再びジュージュージュージューと激しく音をたてるのである。暴れん坊、復活。鉄板の端の方では泡がブクブクパチパチ弾け地獄谷の様相。さわるな危険と訴えている。ホーント、熱そう。
だが、そのあたりのキャベツを箸でつかんでフーフーしながらパクッ、アヂヂ…、でもうんめ~といくところに醍醐味がある。
この大量のキャベツは一度茹でているようで、柔らかさ(堅さ)もちょうどいい感じ。えのきの歯ごたえ、辛めのソースと牛肉の相性もいい。ご飯を大盛りにしといてよかったぁ。
すっかり楽しみ味わっていると、相席になったおじさんの「サーロインステーキ200g」が、これまたジュージュー音をたてながら運ばれてきた。
このおじさん、困ったことにナイフでカットした肉片をいちいちオンザライスするのだ。そして肉を口に入れ噛みしめた後、肉汁とソースがしみたライスを口に運んでいる。
おじさん、ちょっとお願いが。僕の白いご飯の上に、一度その肉片を置いてはくれませんか。置いていただくだけでけっこうですから。あぁ、その白いご飯を肉色に染めてください。
うまい「ジュージュー焼き」を食べていながら、もう心は「サーロインステーキ」である。
立派なオージービーフの下には、やっぱり野菜がたっぷり。さらに小皿のサラダと味噌汁がついて、こちらは880円!(300gは1100円)
明日のお昼は出先なのでムリ。そうなると、夏休み明けかぁ。
早く夏休み、終わらないかなぁ(笑)。