湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

懐かしの昭和で味わいたい

2008-06-18 23:17:34 | 湘南ライナーで読む


今朝テレビでファミレスの新メニューが紹介されていた。
あるチェーンの『鰻重』の価格が、2000円を超えていたのに驚く。
2000円以上出すのだったら、鰻の専門店で食べたほうがよくない?と、思わず突っ込んでしまった。
いくらいい鰻だとしても、どんなに美味しかったとしても、POSターミナルでオーダーされ、小ぎれいな店内でドリンクバーから汲んできたコーヒーなんか横に置いていただく鰻より、年季が入って多少煤けた木造の店内で小さな四角い椅子をガタガタさせ、流れてくる煙に期待を膨らませながら待ち、いよいよ白い三角巾のおばちゃんが運んで来てくれたほうが、よっぽど鰻として価値があると思うんだけどね。
B級なものしか食ってない僕が言うのも何ですが(笑)。

前置きが長くなりました。
今日紹介する本は『「懐かしの昭和」を食べ歩く』(森まゆみ著PHP研究所刊 PHP新書950円+税)。
老舗の代表的なメニューと共に、その店の歴史や背景を取材している。変に思い入れをせずに、お店の方の話をそのまま伝えてくれていて心地いい。
あぁ、その空間で、その人たちと時間を共有しながら、それを味わってみたい!そう思わずにはいられないのだ。
決して高価なメニューが取り上げられているわけではないところも嬉しい。

著者が子供のころ、親に連れられて銘店へ行ったという話が出てくる。
振り替えれば、僕の子供たちが小さいころ連れていってやったのは、悲しいことにファミレスばかりだ。子供たちの外食の思い出が「ファミレス」しかないとしたら、本当に申し訳ないと思う。
いま老舗店に連れて行ってやろうと誘っても、「なんでわざわざそんな古い店に行かなきゃいけないんだ」と言うはず。そんな感覚に育んでしまったのは誰でもない、この僕自身なのだ。

写真の背景は、この本にも登場する『スヰーートポーヅ』の餃子。

6/17(火)の湘南ライナー

2008-06-18 21:02:17 | 今晩の湘南ライナー車内
9時ちょうど。
乗車率は75%位。
車内の表示温度は23.6℃でした。

東京駅のNEW DAYSで『ラフティおにぎり』発見!
本場『オキハム』のロゴ入りです。
ディナーに購入しました。当分、食べ物ネタは止めようと思っていたのですが。さすがに、脂っこい…
次は『ポーク玉子むすび』なんてどうでしょう。