海辺を走っていたら、日焼けオイルの甘ったるい匂いがした。
昨日とは一転、気持ちのいい天気。防波堤の上に裸で寝転ぶ人の姿も多い。
朝早く起きたものの、行き先が決まらず、とりあえずぶらぶら海の方へ向かったのだ。
この間の嵐でか、砂浜には流木などがたくさん。なぜかザルが目立つ。
こちらは、たぶん大磯高校の野球部諸君。砂浜でのトレーニングと思いきや、ゴムボールとプラスチックのバットで試合中。大きな声や応援は高校野球そのもので、防波堤の人々が観客。みんな笑顔の好ゲームだった。ちなみに、先生も途中から守備についていた。
そして、大磯駅前へ。
駅前は何度も通ったことはあったが、駅舎に入ったのは今日が初めて。大正13年のものだけあって、なかなかいい味わいだ。田舎の駅然と、こじんまりしているのもいいね。ただ、銀色に輝き整然と並んだ自動改札機に違和感を覚える。やっぱり木製の囲いがあって、次の列車が来るまで鎖がかかっていないと(どんだけ昭和よ)。
駅に『旧安田別荘→』の看板が立っているのを発見。今日が“その日”だったかと思い出す。事前予約が必要なのは承知していたが、試しに現地に行って聞いてみる(我ながら、結構図々しくなったな)。でも、やっぱりNG。そりゃそうだ。次回は、必ず予約を。
こちらは大磯カソリック教会。またしても、和風に十字架です。
裏手(大磯高校側)に回ると庭の向こうに神父館が。元別荘らしくサンルームが見える。大磯駅と同じ大正13年築。
走ったご褒美に(笑)、『葦』で、パイシュークリームを購入。
夜は子供と三人だったので、店屋物。どんだけ炒飯が好きよ。
今日は、ホントはどこかへ行きたかったんだよね。でも、まあブラブラもたまにはいいか。「いつもそーだろ!」防波堤に寝転びながら、自分でツッコむのであった。