予想よりもスケールダウンした感がある出場選手のラインナップではあったが、その紹介時からスタジアムは大いに盛り上がった。
選手によっては、拍手だけでなく驚愕と笑いが入り混じるのだ。
イルハン、エムボマ…
そして、それが最高潮に達したのが、あの方の時。
「この人からメッセージが届いています」とオーロラビジョンに、ヨン様が映し出されたのだ。
しかも、直後スタンド下から手を振り、その本人が登場！
そういえば、観戦を望んでいると先日の新聞に書いてあったぞ。
生ヨン様～！ ステキー！ キャーッ！
っと思ったら、ヨンさまコケた。
６万人の前で。
ヤルもんです。さすがスターは違う。ツボを心得ていらっしゃいました。
というわけで、始まった『ＴＡＫＥ ＡＣＴＩＯＮ！2008 ＋1 ＦＯＯＴＢＡＬＬ ＭＡＴＣＨ』。
ダービッツの一人舞台の感もあり。現役ですから。小技きかせて、観るものを唸らせる、これぞプロですね。
しかも、ＰＫはずして。「試合を面白くさせようと思ったのさ（笑）」という試合後のインタビューもふるっていた。
主催者である中田英寿氏も、暑い中90分走り回る。もちろん、中央や右だけでなく、左にも大きく開く。
みんなが「左～！」と叫ぶ先にはヒデがいるって具合だ。
名良橋晃氏、前園真聖氏、岩本輝雄氏、松原良香氏、さらにワールドスターズの洪明甫氏と、ベルマーレ在籍暦のある選手が６名！ それだけで、ワクワクでした。
そして、同点で迎えた85分。ピッチに現れたのは、釜本邦茂監督64歳！
これは、サプライズ。
ほとんどが現役引退選手だけに、ボールの運びがゆっくりだったが、ここでさらにスピードダウン。釜本選手がボールを持つと、みんな棒立ちみたいな（笑）。
でも、盛り上がった、盛り上がった、ビッグな＋１をありがとう！
さあ、なにかできること、ひとつ。
う～ん、追いつかない。でも、会場全体が和む。
これは、ヒデ→カマモト→ヒデを信じて、ヒデそのまま左に開いたが…
盛り上がるワールドスターズのベンチ。あのモウリーニョ監督の笑顔、初めて見ました。
それにしても、今日はこの試合、夜の男子バレーボール、そしてオマーン戦。スポーツ三昧です。ガンバレ、ニッポン！
