湘南ライナー日記 SHONAN LINER NOTES

会社帰りの湘南ライナーの中で書いていた日記を継続中

忙しくない人もハッピー

2008-06-13 23:58:38 | 湘南ライナーで読む


「そうはいっても、オレたちの仕事には当てはまらないもんなあ」
「第一、会社の規模とか環境も違うし」

たとえどんなに素晴らしい実例が、そこに示されていたとしても、そんなふうにただスルーしていた自分が恥ずかしい。
『結果を出して定時に帰る時間術』(小室淑恵著 成美堂出版sasaeru文庫524円+税)は、たまたま夕べ、書店の店頭に平積みされていて購入した本だ。
ハウツー本やビジネス本には興味がないのだが、会社として今「時短」に取り組んでいる最中だったので手に取った。
帯のキャッチがいい。
「忙しい人ほどハッピーになれます」
なかなか巧みですねぇ。なわきゃねーだろ、と思いながらも惹かれてしまう魅力的な表現だ。
で、買って読むと、普通なら「そうはいっても…」となるはず。ところが、この本は、一気に目覚めさせてくれる。「時短」の本当の意義、効果を教えてくれる。
「自分の仕事には当てはまらない」というのは、単なる言い訳に過ぎず、当てはめて実践すべきだと気づかせ、すべてを前向きにさせてくれる。
意識改革ですね。
「時短」にはこれが必須であることは知られるところだが、その意識改革を、わかりやすい文章と、体験に基づく事例でじゃんじゃん促進してくれるのだ。

立場上、いかに「時短」を進めてもらうかがカギだと思っていたが、実は自分自身こそが意識改革しなけりゃいけなかったんだと。目から鱗でした。
会社で取り組むというよりも、まずは「自分時短」からですね。そして、ハッピーな毎日を。