平成24年7月13日(金) KKRホテル金沢 10:00~13:00
年に1回、生命保険協会の方と消費者団体・行政が集まり意見交換会をしています。
参加者***
石川県消費生活支援センター、金沢市市民参画課(金沢市消費生活センター)
石川県婦人団体協議会、金沢市校下婦人会連絡協議会
石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会
石川県生活研究グループ協議会
生命保険協会***
生命保険協会
生命保険文化センター
石川県生命保険協会
石川県生命保険協会 活動・業況報告
石川県に43社あるうち、協会組織は19社・・・半分くらい加入している
個人保険に比べ、個人年金保険は伸び悩み
試験委員会 一般過程試験、専門課程試験、変額保険販売資格試験
応用過程試験、生命保険大学過程試験、生命保険講座試験
・・・・より深い学習のために行っているんだ
業務委員会 生命保険募集等の業務の適正な推進を図る
CR委員会 愛の献血運動
福祉募金活動 岩手県に車両、県内8団地へ
福祉巡回車の寄贈 1台(岩手県野田村社会福祉法人「白寿会」)
福祉介護士養成支援 金沢福祉専門学校、アリス学園の
介護福祉過程在校生に無償奨学金を支援
ボランティアウォークへの参加と寄付(足なが育英会)
・・・・献血は冬に献血者が少ないため、1,2月に協力しているそうだ
相談・苦情の説明
苦情は42件 新契約関係が約3割をしめる
相談は32件
最近の業界動向
東日本大震災に対する業界の取組
地震免責条項等の不適用・保険料払込猶予期間の延長
簡易・迅速な保険金・給付金のお支払い
お客様の安否確認確認
災害地域生保契約照会制度 契約の有無に関する調査依頼を行う制度を協会本部
に設置 照会件数 3698件(6月29日現在)
業界共通データベースの構築(亡くなられた方の情報を各社で共有)
市町村役場への戸籍・住民票等の開示請求(保険金請求権者の早期特定)
行方不明者への対応(法務省による戸籍法台86条3項に基づく死亡届の簡易取扱
未成年者生保支援ネットワーク(震災孤児を支援)
保険金等のお支払いの完遂・・・約1565億円(見込額 約1650億円)
災害地域生保契約照会制度の継続・・・災害救助法が適用された地域において
生命保険協会の「大地震対策要綱」を改訂
・・・・この活動をうけ、消費者支援功労者表彰 内閣府特命担当大臣表彰受賞
一時払い終身保険の銀行窓口販売トラブル
平成24年4月、国民生活センターより、注意喚起が発出
⇒預金誤認防止措置等による規制強化(書面で確認するなど)
全国銀行協会との定期的な意見交換会の実施
生命保険各社による行員への研修会実施
生命保険文化センター
講師派遣・・・無料で講師派遣をします
(公財)生命保険文化センター 学習会担当 電話 03-5220-8517
ホームページhttp://www.jili.or.jp/
意見交換会
Q銀行の窓口にて、誕生祝いや就職祝いで誘い、保険に加入させられた
A対策は4月からなので、今後有効性を確認していく。教育を継続する。
「すぐにハンコを押さないで、よく考えてから」と指導している
Q加入内容のお知らせ訪問が、新しい保険の勧誘になっているのでは
Aトラブルは以前より減少しているが、指導を徹底していく
Q担当者を変えることはできるのか
A基本的に担当者は一人。担当者が辞めた場合地域担当が訪問し、担当を決める。
個人情報保護法以来、個人の情報は担当者しか見れない状況。
Q担当者の離職率はどうなっているのか
A給与体系の変更により、離職率は低下し、契約継続率が上がっている。お客様との信頼関係アップに努めている
Q訪問時に、税制の面での提案もしてもらえるといいのでは
・・・・より信頼関係を構築するために、消費者の声を業務に反映させるしくみがしっかりしてきた感じがある。変更した点がわかるような資料であった。
トラブル防止のため、協会内での情報共有の徹底が望まれる