ラジオから「6月に黄砂」と流れた。黄砂は春なのでは?という疑問が・・・
7月月例会は県政出前講座を利用し大気汚染について学習した
その後、白山市松任郷土研究会の中田氏による「北陸新幹線物語」DVD視聴した
「PM2.5などの越境大気汚染の話」
講師 石川県環境部環境政策課 宮下博之氏
1.大気汚染の歴史
昭和40年代大気汚染が深刻化し、46年には環境庁、石川県公害環境部の発足
その後、大気汚染に係る環境基準が設定された 4項目だったものが、現在では11項目に!
自動車排ガス規制も強化された
2.越境大気汚染
東アジア地域(世界人口の4分の1)での急速な経済発展に伴い大気汚染が拡大
酸性雨や光化学オキシダント(オゾン)、黄砂、PM2.5が日本への影響が懸念
3.酸性雨、光化学オキシダント、黄砂
酸性雨は日本海側で高い。酸性雨よる生態系への影響(樹木の衰退、湖沼の酸性化)は確認されていない
光化学オキシダント(オゾン)の年平均値は、この20年間に約5PPb上昇
平成19年に新潟県及び大分県で史上初めて注意報が発令され、同年の注意報発令地域は28都道府県で過去最多だった
黄砂は、3月、4月、5月に多いが、6月にも発生している。黄砂はミネラルを運んだり、酸性雨を中和する効果もあるが
大気汚染物質の発生が多い地域を通過すると、その物質も日本に飛来する!
4.微小粒子状物質(PM2.5)
粒径が2.5μm以下の小さな粒子
非常に小さいため(髪の毛の太さの30分の1程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響や
循環器系への影響が懸念されている
県内の大気汚染監視体制は、16局。
1日の平均値が70μg/㎥を超えると予想される日・・・県ホームページやラジオ、テレビ、市町の防災行政無線、メールで周知
(過去1回だけ注意喚起情報発表あり 平成26年2月26日)
5.今後の取り組み
観測網の充実
健康影響に関する知見の集積
予測・予報精度の改善
アジアにおける地域的取り組みの推進・・・・大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話や
東アジア酸性雨モニタリングネットワークにおけるPM2.5観測網の充実
黄砂モニタリングネットワーク
石川県内での監視調査の強化や、JICA草の根技術協力事業への参画(講師の道下さんは2回参加したそうです)
6.私たちができること
PM2.5の正しい情報の入手と理解
現在の大気汚染状況(速報値)の把握
省エネ節電、省資源の取り組み、ごみの削減など
7.実験
①デジタル顕微鏡で見てみよう
②マスクの効果を調べてみよう
実際にデジタル粉じん計を用い、PM2.5を含む煙(スモークテスター)のマスク効果を測るもの
この日の結果は
ガーゼマスク 48%除去
不織布マスク 88%除去
N95マスク 98.7%除去
かがやく石川の未来を乗せた「北陸新幹線物語」開業までの道のりを視聴!
白山市松任郷土研究会 中田正秀氏
納車、試験走行、白山市総合車両所見学、金沢駅開業当日の様子など
昼夜とわず追い続けたドキュメント映像!!
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実験をすることにより、効果を実感するものだ
県政出前講座で何回か生活学校で講師をしている道下さんは
アンケート結果を受けながら
わかりやすく、興味を持ってもらうための工夫をしてきたそうだ!
その成果があったのか、数字がたくさん並ぶ資料だが楽しく聞けた!(感謝)
中田さんのDVDは、撮り続け残していく作業を通し、記録の大切さを学んだ
松任生活学校は今年、環境教育講師の依頼が多くあるそうだ
新聞紙を使ったバッグ作りは、子どもから大人まで人気だという
市民に認知されてきている証拠だと感じた
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7月月例会は県政出前講座を利用し大気汚染について学習した
その後、白山市松任郷土研究会の中田氏による「北陸新幹線物語」DVD視聴した
「PM2.5などの越境大気汚染の話」
講師 石川県環境部環境政策課 宮下博之氏
1.大気汚染の歴史
昭和40年代大気汚染が深刻化し、46年には環境庁、石川県公害環境部の発足
その後、大気汚染に係る環境基準が設定された 4項目だったものが、現在では11項目に!
自動車排ガス規制も強化された
2.越境大気汚染
東アジア地域(世界人口の4分の1)での急速な経済発展に伴い大気汚染が拡大
酸性雨や光化学オキシダント(オゾン)、黄砂、PM2.5が日本への影響が懸念
3.酸性雨、光化学オキシダント、黄砂
酸性雨は日本海側で高い。酸性雨よる生態系への影響(樹木の衰退、湖沼の酸性化)は確認されていない
光化学オキシダント(オゾン)の年平均値は、この20年間に約5PPb上昇
平成19年に新潟県及び大分県で史上初めて注意報が発令され、同年の注意報発令地域は28都道府県で過去最多だった
黄砂は、3月、4月、5月に多いが、6月にも発生している。黄砂はミネラルを運んだり、酸性雨を中和する効果もあるが
大気汚染物質の発生が多い地域を通過すると、その物質も日本に飛来する!
4.微小粒子状物質(PM2.5)
粒径が2.5μm以下の小さな粒子
非常に小さいため(髪の毛の太さの30分の1程度)、肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響や
循環器系への影響が懸念されている
県内の大気汚染監視体制は、16局。
1日の平均値が70μg/㎥を超えると予想される日・・・県ホームページやラジオ、テレビ、市町の防災行政無線、メールで周知
(過去1回だけ注意喚起情報発表あり 平成26年2月26日)
5.今後の取り組み
観測網の充実
健康影響に関する知見の集積
予測・予報精度の改善
アジアにおける地域的取り組みの推進・・・・大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話や
東アジア酸性雨モニタリングネットワークにおけるPM2.5観測網の充実
黄砂モニタリングネットワーク
石川県内での監視調査の強化や、JICA草の根技術協力事業への参画(講師の道下さんは2回参加したそうです)
6.私たちができること
PM2.5の正しい情報の入手と理解
現在の大気汚染状況(速報値)の把握
省エネ節電、省資源の取り組み、ごみの削減など
7.実験
①デジタル顕微鏡で見てみよう
②マスクの効果を調べてみよう
実際にデジタル粉じん計を用い、PM2.5を含む煙(スモークテスター)のマスク効果を測るもの
この日の結果は
ガーゼマスク 48%除去
不織布マスク 88%除去
N95マスク 98.7%除去
かがやく石川の未来を乗せた「北陸新幹線物語」開業までの道のりを視聴!
白山市松任郷土研究会 中田正秀氏
納車、試験走行、白山市総合車両所見学、金沢駅開業当日の様子など
昼夜とわず追い続けたドキュメント映像!!
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実験をすることにより、効果を実感するものだ
県政出前講座で何回か生活学校で講師をしている道下さんは
アンケート結果を受けながら
わかりやすく、興味を持ってもらうための工夫をしてきたそうだ!
その成果があったのか、数字がたくさん並ぶ資料だが楽しく聞けた!(感謝)
中田さんのDVDは、撮り続け残していく作業を通し、記録の大切さを学んだ
松任生活学校は今年、環境教育講師の依頼が多くあるそうだ
新聞紙を使ったバッグ作りは、子どもから大人まで人気だという
市民に認知されてきている証拠だと感じた
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