子ども安全メールfrom消費者庁 Vol.583 2022年2月28日より
消毒剤・除菌剤の取り扱いに留意しましょう!
誤飲や眼に入る事故の発生が続いています!
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、日常的に消毒剤や除菌剤などを使用する状況が続いています。
日本中毒情報センターによると、自宅や店舗等で消毒剤・除菌剤が眼に入ったという相談が寄せられており、
注意が呼び掛けられています。(※1)
※1 公益公益財団法人日本中毒情報センター「除菌剤・消毒剤が目に入る事故に注意しましょう」
また、消費者庁・国民生活センターには医療機関(※2)からも同様の事故情報、
誤飲に関する子どもの事故情報が寄せられています。
※2 医療機関ネットワーク事業:消費者庁は(独)国民瀬インターと共同で
平成22年12月より、医療機関(令和4年2月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています。
〈誤飲の事故〉
成分や量によっては、誤飲するとひどい中毒症状が出ることがあります。
病院を受診するかなど判断に迷った場合は、中毒110番(※3)に相談することもできます。
※3 公益財団法人日本中毒情報センター 中毒110番電話サービス
大阪中毒110番(365日24時間対応) 072-727-2499
つくば中毒110番(365日 9時~21時対応)029-852-9999
事例
外出先で人と会って話をしていた。ふと子どもを見ると除菌剤のボトルと蓋を手にもって苦しそうな顔をしていた。
飲んだ量は分からなかったが、通院が必要となった。
ボトルは電話機の後ろの目につかない場所にあったが、子どもの目の高さ位で手が届いた(1歳 令和3年11月発生)
携帯用の容器に詰め替えて使用していた除菌アルコールエルガ30ml程度減っていた。
子どもが保護者に抱きついた際、口からアルコール臭がしたため誤飲を疑い、救急外来を受診した。
検査をして異常はなかったものの、点滴を行った。その後、自宅にて経過観察となった (2歳 令和3年5月発生)
〈眼に入る事故〉
目に入ると刺激があり、皮膚の弱い部分に付着すると炎症を起こすこともあります。
目に入った場合は、眼をこすらないように注意して、直ちに洗眼してください。
店舗などに設置されている場合は、子どもの伸長によっては、顔の高さで噴霧されることがあります。
事例
店舗のスタンド型のアルコール消毒剤で保護者が消毒した際、近くにいた子どもが突然「目が痛い」と言った。
その場でタオルで拭いたが、その後再び目を痛がったため受診した。特に異常はなかった。(2歳 令和3年4月発生)
買い物中に店舗の噴射状のアルコール消毒剤が顔面にかかった。
まぶたや頬が赤くなったので、店舗と帰宅後に水で顔を洗い病院を受診した。特に異常はなかった(2歳 令和3年5月発生)
消毒剤・除菌剤の誤飲や眼に入る事故を防ぐため、
以下の点に注意して子どもにとっても安全な環境を作りましょう
〇消毒剤・除菌剤は、使用方法、有効成分、濃度、使用期限などを確認し、
情報が不十分な場合には使用を控えましょう。
なお、手や指の消毒には、石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いを行うことで、十分にウィルスを除去できます。(※4)
※4 新型コロナウィルス対策ポスター
「新型コロナウィルス感染症対策 状毒や除菌効果を謳う商品は、目的にあったものを正しく選びましょう」
〇ご家庭では、消毒剤や除菌剤は子どもの手の届かないところに保管しましょう
〇携帯用の容器で持ち歩く場合は、幼い子どもが簡単に取り出せないように、
かばんの中にしまうなどの工夫をしましょう
〇設置型の消毒液ディスペンサーは、子どもが近づかないように注意しましょう。
特に自動で薬液が噴霧されるタイプのものは子どもが興味本位で触らないように言い聞かせましょう。
使用する際は、そばに人がいないことを確かめ、噴射方向を確認してから使用しましょう。
*****************************************
コロナ禍、消毒剤・除菌剤の使用が当たり前のようになっています。
家での注意はもちろん、外出時にも上記のような点を注意したいものです。
小さなお子さんに「興味本位で触らないように言い聞かせる」のは
難しいかもしれませんが、しっかり危ないことを伝えるのは重要です。
周りの大人が注意していても事故に遭う可能性があります。
そんなときどう対処するのかを知っておくことで
少しは冷静に対応できるのではないでしょうか。
子育ては本当に難しいですが、
周りの人にも助けてもらいながら
親子一緒に成長していきます!
おこらないように注意すること!
おこったときに冷静に対処すること!
自分を責めることなく
楽しく子育てできるといいですね👍
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消毒剤・除菌剤の取り扱いに留意しましょう!
誤飲や眼に入る事故の発生が続いています!
新型コロナウィルス感染症の拡大に伴い、日常的に消毒剤や除菌剤などを使用する状況が続いています。
日本中毒情報センターによると、自宅や店舗等で消毒剤・除菌剤が眼に入ったという相談が寄せられており、
注意が呼び掛けられています。(※1)
※1 公益公益財団法人日本中毒情報センター「除菌剤・消毒剤が目に入る事故に注意しましょう」
また、消費者庁・国民生活センターには医療機関(※2)からも同様の事故情報、
誤飲に関する子どもの事故情報が寄せられています。
※2 医療機関ネットワーク事業:消費者庁は(独)国民瀬インターと共同で
平成22年12月より、医療機関(令和4年2月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています。
〈誤飲の事故〉
成分や量によっては、誤飲するとひどい中毒症状が出ることがあります。
病院を受診するかなど判断に迷った場合は、中毒110番(※3)に相談することもできます。
※3 公益財団法人日本中毒情報センター 中毒110番電話サービス
大阪中毒110番(365日24時間対応) 072-727-2499
つくば中毒110番(365日 9時~21時対応)029-852-9999
事例
外出先で人と会って話をしていた。ふと子どもを見ると除菌剤のボトルと蓋を手にもって苦しそうな顔をしていた。
飲んだ量は分からなかったが、通院が必要となった。
ボトルは電話機の後ろの目につかない場所にあったが、子どもの目の高さ位で手が届いた(1歳 令和3年11月発生)
携帯用の容器に詰め替えて使用していた除菌アルコールエルガ30ml程度減っていた。
子どもが保護者に抱きついた際、口からアルコール臭がしたため誤飲を疑い、救急外来を受診した。
検査をして異常はなかったものの、点滴を行った。その後、自宅にて経過観察となった (2歳 令和3年5月発生)
〈眼に入る事故〉
目に入ると刺激があり、皮膚の弱い部分に付着すると炎症を起こすこともあります。
目に入った場合は、眼をこすらないように注意して、直ちに洗眼してください。
店舗などに設置されている場合は、子どもの伸長によっては、顔の高さで噴霧されることがあります。
事例
店舗のスタンド型のアルコール消毒剤で保護者が消毒した際、近くにいた子どもが突然「目が痛い」と言った。
その場でタオルで拭いたが、その後再び目を痛がったため受診した。特に異常はなかった。(2歳 令和3年4月発生)
買い物中に店舗の噴射状のアルコール消毒剤が顔面にかかった。
まぶたや頬が赤くなったので、店舗と帰宅後に水で顔を洗い病院を受診した。特に異常はなかった(2歳 令和3年5月発生)
消毒剤・除菌剤の誤飲や眼に入る事故を防ぐため、
以下の点に注意して子どもにとっても安全な環境を作りましょう
〇消毒剤・除菌剤は、使用方法、有効成分、濃度、使用期限などを確認し、
情報が不十分な場合には使用を控えましょう。
なお、手や指の消毒には、石けんやハンドソープを使った丁寧な手洗いを行うことで、十分にウィルスを除去できます。(※4)
※4 新型コロナウィルス対策ポスター
「新型コロナウィルス感染症対策 状毒や除菌効果を謳う商品は、目的にあったものを正しく選びましょう」
〇ご家庭では、消毒剤や除菌剤は子どもの手の届かないところに保管しましょう
〇携帯用の容器で持ち歩く場合は、幼い子どもが簡単に取り出せないように、
かばんの中にしまうなどの工夫をしましょう
〇設置型の消毒液ディスペンサーは、子どもが近づかないように注意しましょう。
特に自動で薬液が噴霧されるタイプのものは子どもが興味本位で触らないように言い聞かせましょう。
使用する際は、そばに人がいないことを確かめ、噴射方向を確認してから使用しましょう。
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コロナ禍、消毒剤・除菌剤の使用が当たり前のようになっています。
家での注意はもちろん、外出時にも上記のような点を注意したいものです。
小さなお子さんに「興味本位で触らないように言い聞かせる」のは
難しいかもしれませんが、しっかり危ないことを伝えるのは重要です。
周りの大人が注意していても事故に遭う可能性があります。
そんなときどう対処するのかを知っておくことで
少しは冷静に対応できるのではないでしょうか。
子育ては本当に難しいですが、
周りの人にも助けてもらいながら
親子一緒に成長していきます!
おこらないように注意すること!
おこったときに冷静に対処すること!
自分を責めることなく
楽しく子育てできるといいですね👍
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