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平成29年度宇ノ気生活学校総会 開催される!

2017-04-21 11:39:02 | 日記
平成29年4月20日(木)かほく市宇ノ気保健福祉センター(ほのぼの健康館)13:30~
参加者 14名

総会
 今年度の計画の確認
 新しいメンバーの紹介

講演「認知症の気づき、接し方」(かほく市出前講座利用)
講師 かほく市長寿介護課高齢者支援センター 主査 高野憲一氏
   特別養護老人ホーム ことぶき園 生活相談員 山口和也氏




この講座は「認知症サポーター養成講座」になっている。

1.認知症の種類
   いろいろな原因で、脳の細胞が死ぬ・故障し生活に支障が出てくる状態
   
2.認知症の症状
   中核症状と周辺症状・・・中核症状は治らないが周辺症状は改善できる!
     
3.認知症の特徴
   中核症状 記憶の再認不能、見当識障害、理解・判断力の障害、実行機能障害
   ※考えるスピードが遅くなる・・・・急がせない
    二つの事が重なると理解できない・・・シンプルな声かけ
    観念と現実の乖離・・・・目に見えない事が理解できない(IHヒーター、ATMなど)
   
   周辺症状 人それぞれの症状
   ※負のスパイラル
     失敗を連続するようになる→誰からも非難される→自信を失いすべてが面倒になる→望みを失う→認知症の給食な進行

   ※周辺症状は周りの人が疲弊する精神症状・・・家族に負担がかかる
    7割が物盗られ妄想などの被害妄想!・・・特定の人に対する攻撃(主にお嫁さん、娘等)
    
4.認知症の方への対応、接し方
   ①徘徊等の問題と思われる行為は、本人なりに何らかの目的があっての事と理解する
   ②困っている様子が見受けられたら「お手伝いしましょうか」と声をかける
   ③具体的な援助はできなくても、理解者であることをしめす・・・否定せずに聞く
   ④介護者である家族へは、ねぎらいの言葉をかける・・・「大変だね。話をきくよ」「大変ですね。お互い様ですから、お気遣いなく」
   ⑤地域に認知症に対する理解があれば、認知症があっても買い物や食事にでかける事が可能になる
   ⑥支援があれば、困難があっても安心して暮らすことができる
   ⑦かほく市高齢者支援センターや警察に相談する

認知症サポーターとして、認知症について正しく理解し、偏見を持たず、温かい目で見守り、
どんなことでもよいのでそっと手を差し伸べましょう!

質問 認知症の気づき方は?
回答 「どうしたの?〇〇さん」と声かけ
    話しを聞いていると認知症とわかることがある
    今までしていたことを急にしなくなる(可能性がある)

質問 予防について
回答 刺激ある生活を!話し合う、趣味、指先を使う、外に出て活動をする等、最高の予防法は「恋をすること」

質問 接し方のポイント
回答 肯定的に接する

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かほく市の高齢化率は28.3%(平成27年)
年々支援が必要な高齢者が増加している

地域で安心して暮らすためには、認知症に対する理解が必要と講座を受講した。
認知症になるとすべてできなくなるわけではないことや
出来ることをさせてあげることも必要なことを学ぶ。

厄介な周辺症状が家族や周りの人を悩ませることを知ったうえで声かけができるようになりたい。
まだまだ認知症への偏見があるそうだ。
一人でも多くの人が理解し、予防に努めるとともに
認知症の方へは温かく見守り支援していく社会でありたい。

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