石川県新生活運動協議会・石川県生活学校連絡会~~~より良い未来へ、暮らしを見直す~~~

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「エコフラポット教室」を開催しました!~~~美川生活学校

2023-11-06 13:04:17 | 日記
美川生活学校より活動報告がありましたので照会します。

エコフラポット教室   
日 時 令和5年10月25日(水)
参加者 24名(野々市生活学校2名含む)

美川生活学校はエコフラポット教室を開催しました。
ペットボトルのキャップリサイクルして作られた
フラワーポットに関心を持って多くのメンバーの参加があり、楽しく和やかな教室となりました。
又、代表者会議でこの教室のことを話したところ野々市生活学校のメンバーも参加して下さいました。

教室開催のきっかけ

日頃選別しながらこのキャップはどこへ?何になるの?と疑問を持ちながら活動していました。
今、納めている業者は収集し他に納品するため、その後の行方は分からず…。
そんな時、メンバーからの情報で集められたキャップを再利用して花植えポットを作っている高岡市のウェルビー(株)を知りました。
リサイクルされたものを見たくて直ぐに電話をし、教室開催に至りました。

キャップ⇒粉砕⇒ペレット⇒成型品の順
80個のキャップからできるエコフラポットの製造工程学びました。
又、リサイクルやSDGsについてもお話がありました。

その後、各々が好きな花苗を選びエコフラポットに植えました。
個性豊かな出来栄えに皆さん満足していました。
又、回収場所を設置してくださっている地域の3公民館へ、エコフラポットをお届けしました。
きれいなお花を咲かせ、皆さんに見てもらいますと喜んで頂きました。

私たちは平成21年からペットボトルのキャップの回収活動を行っています。
今は、美川地区の10カ所に回収場所を設け回収しています。
メンバーが交代で選別し、規格外の物を取り除き、汚れたものを漂白剤に浸し、乾燥して業者に納めています。
1年に約500kgのキャップを納品します。
キャップ約1kgで約400個の数になるとのことです。

そのキャップをゴミとして焼却処分すると約1kgで約3.15kgのCO2が発生すると言われています。
5月から回収場所にはこれらを表示する掲示をリニュアルしました。
地道ではありますが、これからもエコキャップ活動を継続していきたいと思っています。




活動の様子が新聞で紹介されました



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当初はキャップを集め、NPO法人世界の子どもにワクチンを日本委員会へ
送っていましたが、そのルートがなくなり、
地元の業者に引き取ってもらうようになりました。
その業者も転々として今の業者へ。
きれいなものではないとダメなので、一手間も二手間もかけて納入しているそうです。

今回、新しい情報を得て、エコフラポット教室を開催することになりました。
探究心となんとかCO₂を減らしたいという気落ちがあふれています。
お世話様でした👍

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相談解決のためのテストから~~~中綿の組成が表示と異なっていたコート

2023-11-06 10:08:05 | 日記
独立行政法人国民生活センター 2023年10月25日:公表より

中綿の組成が表示と異なっていたコート
(相談解決のためのテストからNo.180)

消費生活センター等の依頼に基づいて実施した商品テスト結果をご紹介します。

依頼内容
 「購入したコートの中綿の組成が疑わしい。表示に問題がないか調べてほしい。」
  という依頼を受けました。

調査

 当該品は、中綿のダウン、フェザー、ポリエステルについての組成表示がある紳士用のコートで、
 相談者は通信販売にて購入し、薄くてペラペラであったため、表示とのギャップを感じたとのことでした。

 家庭用品品質表示法 繊維製品品質表示規程において、
 コートのうち詰物を使用しているものについては、
 表生地、裏生地及び詰物の組成繊維の名称
 それぞれの繊維の混用率(羽毛製品の場合は組成混合率)を表示することとされています。


 当該品の中綿について、
 JIS L 1903「羽毛試験方法」及びJIS L 1030「繊維の混用率試験方法」により組成混合率を調べたところ、
 フェザーは表示に近い割合でしたが、ダウンが表示の半分程度の割合
 その分、ポリエステルの割合が高く、同規程に定められた誤差の許容範囲を大幅に逸脱していました。

解決内容等
 依頼センターがテスト結果を販売事業者に説明したところ、
 製造事業者内で仕様に関する認識のずれが生じ、表示と異なるものが製造されたとの回答がありました。
 販売事業者は今後、管理や検査の体制を徹底するとともに、
 当該品の購入者に対しては、中綿の組成混合率が表示どおりの商品を送付する
とのことでした。


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消費生活センターでは商品テストも行っています。
通信販売では商品を手に取ってみることができないため
表示と感じがことなることが多いものです。

しかし通信販売にはクーリング・オフ制度がないため、
返品特約に従い返品できないものもあります。

それでもこのように疑問を持ち、消費生活センターに依頼し
テストの結果、表示通りの商品を送ってもらえるようになった依頼者の方
素晴らしいです!

消費者として諦めずに相談してみる。情報を提供することは有意義なことです。
事業者にとっても、好意的に解釈すれば、このことをきっかけに
表示と製品の違いをチェックしなくてはという注意喚起にもつながることでしょう。

国民生活センター 商品テストです。
https://www.kokusen.go.jp/category/test.html

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