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春の花を求めて… (その2)



去る11日は 先輩写友K氏ご夫妻のご案内で、未明から 兵庫県内の丹波・青垣・朝来市周辺へと
出かけました。

普通の方からすれば異常でしょうが、我々「風景屋」にとって 雨天が「良い天気」である事も多く
この日も「雨だから出かけましょうか?」というお誘いでした。

本来 クラブの写友を誘うべきところですが、急な日程で 小生一人だけご案内戴く事に… 。
折角教えて下さる 良い撮影ポイントなので、しっかり覚えて帰り
来年にでも仲間を誘って再訪しよう という魂胆です。



加古川上流の 桜並木のポイントへ。

此処は 幹線道路から良く見える場所なので カメラマンなら 知らない人は少ないと思いますが、
「もうじき通学の自転車が来ますよ」という声に待機すると 本当だ! 来ました来ました!
流石に この地域を知り尽くして居られるK氏です。 ただただ敬服… 。



続いて 夜久野の 桜とコブシのポイントへ。これも雨の日ならではの
 実にしっとりとした情景です。



狭い農道などをスイスイ走り 次々に
  素晴らしいポイントへ
                             と ご案内してくださるので…



小生は それらの場所を覚えるのに もう必死です。



此処は 以前教えて戴いた 木蓮とサンシュユのポイント。

今年は 木蓮が少し遅く満開となり サンシュユの色が もう随分褪せてしまいましたが、
むしろ 去年ぴったり一致した事の方が 珍しいのでしょう。



桜花も 雨のしずくを身に着けて、実に情緒があります。これが快晴だったら 一体どうでしょうか… 。



小生は迂闊にも気づかなかったのですが 「此処から撮れば バックに霧の山が入りますよ」 と
何とも的確なアドバイスを戴きました。

こんなご親切を戴くと、小生も 他の仲間に心を込めて伝えなければ… という思いが
ますます強くなります。



此処は 何度も通過しながら 気づかなかったポイント、彩りがとても豊かです。



枝垂れ桜が有名 という玉林寺、ホンの2~3日だけ遅かった感が有りますが
最盛期の華やかさは さぞかしでしょう。



小生は つい 外れが少ない信州へと 安直に足を運んでしまうのですが
K氏と半日 ご一緒させて戴いて、足元をじっくり見詰める事の大切さを 改めて感じました。

撮影一口メモ
写真1・2共、雨に濡れた遊歩道は桜色に滲んでいた。
写真4~9・11共、名の通った観光地では無く その地ならではの美しい情景を拾い上げる技量は
   そう易々と身につくモノでは無い。日頃の研鑽の積み重ねしかないと思う。

写真1
 絞り優先AE f16(1/25sec) 露出補正=0EV 焦点距離=40mm ISO=1600
 画質=RAW WB=太陽光 ピクチャースタイル=ディテール優先 AF 5DMk4
写真2
 露出補正=-2/3EV 焦点距離=140mm ISO=800 80D
写真3
 (1/250sec) 焦点距離=90mm
写真4
 f11(1/200sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=120mm 80D
写真5
 (1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=150mm ISO=800 80D
写真6
 f11(1/160sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=140mm ISO=800 80D
写真7
 f8(1/500sec) 露出補正=-2/3EV 焦点距離=110mm ISO=800
写真8
 f11(1/250sec) 露出補正=-1/3EV 焦点距離=110mm ISO=800
写真9
 f11(1/160sec) 焦点距離=50mm ISO=800
写真10
 (1/125sec) ISO=800
写真11
 (1/160sec) 露出補正=0EV 焦点距離=90mm ISO=800        他は同じ

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